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ぶらりお散歩とプチ旅の参考書です。

【檜町公園】都心の”隠れた紅葉スポット”へ行こう!

こんにちは。今回は東京・赤坂にある『檜町公園』の散策録です。
「東京ミッドタウン」に隣接しており、池の周りに散策路を設けた池泉回遊式庭園風エリアと広い芝生エリアを持つ都会のオアシス的な公園です。
秋は、木々が赤や黄色に色づき、特に池の周辺の紅葉が素晴らしく、都心の真ん中にある”隠れた紅葉スポット”と言えるのかも知れません。なお、『檜町公園』の紅葉見頃は、例年11月下旬から12月上旬です。

芝生広場から回遊式庭園風エリアを望みます。紅葉した木々が植樹されているあたりです。もともとは江戸時代、毛利家の下屋敷があった場所で、有名な大名庭園だったとの事。

ミッドタウン・タワー

『檜町公園』の隣にそびえる「ミッドタウン・タワー」。高さ248.1mで、現時点、高さ330m「麻布台ヒルズ森JPタワー」に次いで、東京で2番目に高いビルなんですね。
『檜町公園』は1963年に開園しましたが、「東京ミッドタウン」開発時に再整備され、現在の景観になったとの事。雰囲気的には「東京ミッドタウン」の公園である「ミッドタウン・ガーデン」とシームレスに繋がっている感じです。

旧町名の由来

「檜町公園」の名前の由来板。昔、このあたりにあった毛利家邸宅内に檜が多く、檜屋敷と呼ばれていた事に由来し、明治初期に、このあたりは「赤坂檜町」と呼ばれていたらしい。

アートな遊具

見入ってしまうほど、何ともおしゃれな形状の遊具。高須賀昌志氏がデザインしたパブリックアートでもあるようですね。それぞれに作品名があり、すべり台は「SANJIN やまのかみさま」、ブランコは「FUJIN かぜのかみさま」、そしてジムは「KAIJIN うみのかみさま」。

池のまわりの散策路をまったりと歩きながらの”紅葉狩り”。

とことどころに池のほとりまで下りて行ける小道があります。紅葉した木々に囲まれながら、休憩できるベンチもありました。

場所的には「東京ミッドタウン」の裏側にあり、都会の喧騒から離れられる静かな場所です。赤坂・六本木エリアのオアシス的な役割を果たしているんでしょうね。

都会のど真ん中でも、”紅葉”と”和”を十分に堪能できる貴重な公園です。江戸時代に「清水園」と呼ばれ、数ある大名屋敷の中の名園の一つだったとの事。今でもその面影を残しているのかな。

紅葉した木々の隙間から、池の向こう側にある「あずまや」を遠望。

小さな滝が流れ落ちるエリア。なかなか憩える場所ですな。

赤、黄色、オレンジのバランスが良い紅葉。ヤナギの紅葉も目を引きますね!

池の畔に設置された石灯籠を見に行ってみます。

あずまやの中はこんな感じ。結構広いです。

あずまやの正面から見た「ミッドタウン・タワー」。おすすめのフォトスポットですよ。

このエリアが、正式な池泉回遊式庭園かどうかは不明ですが、小規模ながら紅葉時期の池周辺の紅葉は満足度が高いです!
今回は紅葉が素晴らしい『檜町公園』のご紹介でした。

基本情報

・名称:檜町公園
・住所:東京都港区赤坂9-7-9
・電話:03-5413-7015
 ※赤坂地区総合支所まちづくり課
・入園料:無料
・開園時間:見学自由
 ※基本的には利用時間5時~23時
・駐車場:なし