【曽我梅林】35,000本が咲き誇る「梅の里」へ

こんにちは。神奈川県小田原市の『曽我梅林』へ梅の花見に行ってきました。
JR下曽我駅の周辺に広がる3つの梅林「別所梅林」「原梅林」「中川原梅林」を総称して『曽我梅林』と呼び、白梅を中心に約35,000本が植えられています。諸説あるようですが、茨城県水戸市の「偕楽園」、埼玉県入間郡の「越生梅林」と並んで「関東三大梅林」の一つに数えられているとの事。
例年2月中旬から3月上旬が見頃となりますが、2023年は2月下旬の今が見頃。今回は、『曽我梅林』の中でもメインの「別所梅林」を中心に観梅してきました。

下曽我駅

レトロな駅舎の「下曽我駅」。駅前の広場には『曽我梅林』の梅の花をイメージした？モニュメントがありました。なお、日本三大敵討のひとつ、鎌倉時代の「曽我兄弟の仇討」は、ここが、ゆかりの地であるようです。

ところどころ梅の咲く、農道らしき小道を歩いて「別所梅林」へ。駅からは徒歩15分程度、看板に従って歩いていきます。
梅林内には空き地を利用した有料の臨時駐車場はあるのですが、人出が多く、混雑する為、車の場合は、9時前には現地に到着しておくのが良いかと。

曽我の里・別所梅林

「別所梅林」に到着。
2023年は、2月4日（土）～2月26日（日）間に「曽我別所梅まつり」が開催中。今回は現在地周辺の梅林を散策した後、山の中腹に梅林を見渡す「見晴台」があるので、そこへ行く事に。

かながわの景勝50選

「かながわの景勝50選」にも選定されている『曽我梅林』。「梅まつり」の開催中の週末は、多くの人で賑わいます。

富士山と梅のコラボ。この日は雲がかかってしまい、富士山の頂上は拝めませんでしたが、”富士山と梅林”のコラボは見事で、納得の「かながわの景勝50選」ですね。
また、小田原市から見た富士山と言う事で、このあたりから見る富士山と梅林は「関東の富士見百景」にも選定されています。

この日の開花状況は、ほぼ満開。若干、風が強く、底冷えのする日でしたが、空は晴れ渡り、青空に白梅の花が映えます！

農道の右を見ても、左を見ても満開に咲き誇る「白梅」。
これだけ多くの梅の木々に花がいっぱい咲くと、風流と言うよりも豪快と言う感じかと。枝ぶりの良い木を探すのが楽しいですね。

「梅まつり」でややこしいのが、小田原市として開催されるのが「小田原梅まつり」で、その会場として『曽我梅林』と「小田原城址公園」があり、『曽我梅林』の別所会場で行われるのが、「曽我別所梅まつり」と言う事らしい。

農道から梅林の中へ入ってみました。梅の枝に引っ掛からないように、腰をかがめながら歩いていきます。見上げると”梅のトンネル”ですね。梅林の中でシートを敷いて、お弁当を食べながら、お花見する事もできますが、防寒対策は万全に。コロナ禍で、昨年は梅林での飲食はNGだったと記憶していますが、今年は大丈夫みたいです。