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ぶらりお散歩とプチ旅の参考書です。

【横須賀 田浦梅の里】見晴らし抜群の「梅の名所」散策

こんにちは。昨シーズンに続き、横須賀市の『田浦梅の里』に行ってきました。
約2000本以上の梅が咲き誇る三浦半島の”梅の名所”で、「かながわ花の名所100選」にも選定されています。
神奈川県東部においては、最大規模の梅林と言う事もあり、毎年開催される「田浦梅林まつり」は多くの人で賑わいますが、コロナの影響により、今年も開催中止。
人も疎らな、朝の静かな梅林をまったり散歩してきました。

案内図

山全体が公園になっています。「田浦梅林」と呼ばれる梅林エリアと、展望台やアスレチック広場のある「田浦緑地」を総称して『田浦梅の里』としているようです。
公園の入口は数か所ありますが、昨年同様、今回も「大六天神社」経由で、一気に登って行くコースを選択。

横須賀風物百選でもある「田浦梅林」。
まわりを山に囲まれ、その谷間に集落が延びています。

「田浦梅林」の歴史は古く、昭和九年(1934年)、当時の皇太子生誕祝いとして、地元の方達が、700本の梅の木を記念植樹したのが始まり。

高台から町を見下ろします。トンネルから京浜急行が出てきました。長閑で気持ちの良い場所です。

遊歩道途中にある「大六天神社」の鳥居。鳥居の先にある森の中に祠があります。

「大六天神社」の森を抜けると、視界が開けて「田浦梅林」に到着。3月12日時点で、まだ蕾が多い木も散見され、見頃にはもう数日かかりそうです。このエリアは遅咲きなのだろうか。尚、梅は、白加賀、青軸の白梅、養老の紅梅の3種類のようです。

開花が一番進んでいる頂上付近。ここは満開ですね。梅の枝が遊歩道までせり出していて、トンネルみたいになっています。

ちょうど「田浦緑地」との境目のあたりは、梅の木が密集しているので、満開時は、ボリューム感があり、見応えがあります。

当初は、地元の人達が植樹して整備された梅林も、1980年代の頃から、横須賀市も植樹を始めた為、ここまで大規模な梅林になったようです。

梅林の遠く向こうに見えるのは、横須賀の港、東京湾。梅の季節でなくても、見晴らし抜群の絶景スポットです。

「田浦梅の里」で収穫された梅は、横須賀ブランドの梅ワイン、梅酒等に利用されているそうです。毎シーズン数量限定の販売なので、見かけたら買っておくのが良いかと。美味しいと評判みたいです。

「田浦緑地」の中央広場と展望塔。遠くの海を見下ろす眺望が素晴らしく、ピクニックには最適。アスレチック遊具もあり、特に家族連れにお薦めです。なお、公園には駐車場がありませんので、公共交通機関を利用するのが、良いかも知れません。

基本情報

・名称:田浦梅の里
・住所:神奈川県横須賀市田浦泉町92
・電話番号:046-861-5945
 (管理事務局)
・入園料:無料・見学自由
・駐車場:なし
・HP:田浦梅の里|横須賀市

アクセス

○JR横須賀線
『田浦駅』より徒歩20分
○京浜急行線
『京急田浦駅』より徒歩30分

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