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ぶらりお散歩とプチ旅の参考書です。

【横浜市都筑区 東方天満宮】「隠れた梅の名所」の散策

こんにちは。横浜市都筑区に御鎮座する『東方天満宮』に梅を見に行ってきました。
有名な場所ではなく、小さな街の小さい神社なのですが、境内には約250本もの梅が植えられており、見応え十分。開花の時期には、地元の情報誌にも取り上げられる”隠れた梅の名所”的な存在かも知れません。

社殿は小高い丘の上にあります。鳥居の向こうに早速、白梅が見えてきました。

本殿まで続く石段の途中には赤い鳥居。参道に覆い被さるように白梅の枝が伸びていて、ちょっと風情があります。

今年は寒かったせいか、梅の開花も例年よりだいぶ遅くなりました。3月上旬で、ほぼほぼ満開なので、感覚的には10日間くらい、見頃の時期がズレたような気がします。

赤鳥居両側の白梅と紅梅。やはり、梅と神社の組み合わせは風流ですね。

石段を上り切ると、正面に本殿が見えます。手水舎近くにも右に白梅、左に紅梅。いいバランスです。

狛犬と梅のコラボ。

ここ数日の暖かさで一気に咲き始めたようです。梅の種類について、詳しくはありませんが、今満開の梅は、いわゆる”遅咲き”の種類なのだろうか?

そう言えば、花札の「梅にウグイス」はよく知られていますが、梅の花に来ている鳥って、「ウグイス」ではなく「メジロ」。
地域にもよると思いますが、関東で「ウグイス」が鳴きはじめるのは、梅の季節ではなく、4月頃。それと花札に描かれている緑色が鮮やかな鳥は、どう見ても「メジロ」。「梅」と「ウグイスの鳴き声・ホーホケキョ」がイメージとしてすり込まれている?のは何だか不思議です。でも、”わびさびの世界”っぽく、妙に合っている組み合わせではあります。

まずは参拝。
御祭神は、菅原道真。創建年代は不詳も古くから村の鎮守社として鎮座し、慶長年間に現在の地に遷座、明治四十二年八幡社・神明社・愛宕社・御嶽社・稲荷社を合祀との事。(境内掲示板より)

社殿の右手に広がる梅林。
『東方天満宮』は、都筑区内の「みどりと花の名所25選」にも選定されています。

梅林の中には中国から贈られた珍しい梅も混じっているようです。
例年、2月末頃には「梅まつり」が開催され、早春の花見をする地元の方々で賑わいます。ただコロナにより、昨年に続き今年も中止になった模様。早くコロナが終息し、安心してイベントが開催される日常に戻る事を切に願います。

基本情報

・名称:東方天満宮
・住所:横浜市都筑区東方町1275
・電話:045-941-3302
  ※管理元神社:劔神社
・駐車場:なし
  ※近くに都筑区スポーツセンター駐車場あり
   (有料)

アクセス

〇市営地下鉄ブルーライン
『仲町台駅』より徒歩22分
 ※バス利用:市営308系統「天満宮」下車

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