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【池上梅園】初春のお花見!都内屈指の”梅の名所”へ

こんにちは。今回は東京都大田区にある梅の名所『池上梅園』の散策レポートです。
日蓮宗大本山「池上本門寺」の近くにある閑静な和風庭園で、園内の丘陵斜面に、たくさんの梅が植樹されています。高台から眺める白・紅色の絨毯を敷き詰めたような光景は絶景ですよ!

「池上駅」から「池上本門寺」を経由して「池上梅園」に行くおすすめの散策コース。「池上本門寺」から「池上梅園」に至るまでのルートに小さなお寺が神社があり、特に梅の季節は人気のコースです。大田区の花は”梅”なんですね。

池上梅園入口

『池上梅園』入口に到着。ここの梅の見頃は例年2月中旬から3月初旬ですが、今年は2月なのに20℃近い気温の日があったせいか、見頃の時期が若干早いのかも知れません。

案内図

梅園の全体図はこんな感じ。向かって左部分の梅園は丘陵斜面になっています。有料駐車場が4~5台分ありますが、梅の見頃の季節は公共交通機関の利用が良いかと。入園は有料で、大人(16歳以上65歳未満)100円(2024年2月時点)

『池上梅園』のヒストリー。もともとは日本画家・伊東深水氏の自宅兼アトリエ、戦災で焼失の後、料亭経営者の所有となり、1975年に東京都に譲渡されたとの事。

開花状況は、大田区のホームページで更新されています。今年は2月16日時点で6分咲きだったのだそう。

梅を間近で観賞するための小道。

現在は約370本、30種の梅が植えられているとの事で、白梅が150本、紅梅が220本のようですね。

六分咲きとは思えないほど咲き誇る梅の木々。

斜面の上にある散策路が見晴台まで続く道です。早速上がってみます。

見晴台に至るまでの階段から眺めた丘陵斜面が絶景です!梅の花で埋め尽くされていますね。このポイントが、素晴らしい観賞&撮影スポットです。

丘陵斜面を少し上がると見晴らしの良い街の眺望。

遅咲きの梅が咲き始めてきたので、ずいぶんと華やかになっていますね!紅梅と白梅のバランスが絶妙です!

見晴台

見晴台にあるデッキの床面からひょろっと伸びている梅の幹。

遠くに「東京都交通局馬込車両基地」に入る浅草線が見えます。

見晴台の”あずまや”。

梅園のエリアを見終え、茶室のあるエリアへ。こんな雰囲気の日本庭園です。

茶室 清月庵

ここは、伊藤深水のアトリエを設計した川尻義治氏が自宅に建てた離れ。その後、大田区在住の華道・茶道家の中島恭名氏がこの地を買い取り、大田区へ寄付したとの事。平成元年から茶室として公開しています。(池上梅園リーフレットより)

聴雨庵

もともとは、政治家藤山愛一郎所有の茶室で、昭和58年に藤友倶楽部から大田区に寄贈されたとの事。(池上梅園リーフレットより)

和室棟

この風情ある和風の建物に部屋が3つあり茶会・句会などのイベントの為にレンタルをしています。「清月庵」と「聴雨庵」も同様のレンタルを行っているようです。

梅が見頃になる期間は、夜間ライトアップも実施、開園時間も延長している『池上梅園』。まだもう少しの間、見頃が続きそうなので、この付近に来られた方は、早春のお花見を楽しまれてはいかがでしょうか。

基本情報

・名称:池上梅園
・住所:東京都大田区池上2-2-13
・電話:03-3753-1658
・開園時間:9:00~16:30
 ※入園は16時まで
 ※ライトアップ期間は閉園時間を延長
・休園:2月/3月を除く毎週月曜及び年末年始
 ※月曜日が休日の時は次の平日
・駐車場:あり(有料)
 ※台数少、梅の季節は公共交通機関推奨
・HP:大田区ホームページ:池上梅園
・アクセス
-東急池上線「池上駅」徒歩20分
-都営浅草線「西馬込駅」徒歩10分