ぶらりうぉーかー

ぶらりお散歩とプチ旅の参考書です。

上野恩賜公園の新作パブリックアート「芸術の散歩道2023」

こんにちは。今回は上野恩賜公園内の「芸術の散歩道」に展示されている新作パブリックアートについてのレポートです。
「芸術の散歩道」は毎年、東京芸術大学の卒業生による修了作品の中から「東京都知事賞」に選ばれた作品が展示されるエリアで、「上野恩賜公園」の見どころのひとつでもあります。

「芸術の散歩道」は上野恩賜公園の奥にある「東京都美術館」の裏側。木立に沿った散歩道を抜けると、向かいに「東京藝術大学」があり、学生の通学路でもあるんです。

芸術の散歩道2023

屋外彫刻の展示は、2006年から東京都と東京芸術大学がコラボ事業として始めた取り組みです。「上野恩賜公園」とその周辺には「東京都美術館」や「国立科学博物館」など、美術館と博物館が集中しているアート&カルチャーの日本屈指のエリアです。

2023年東京都知事賞作品展示案内のポスター。では、早速2023年度の作品鑑賞の散策スタート!

「わたし見た」

福岡里采三 作

壁を通り抜けてぬぅ~と出てくる感じがホラーっぽい雰囲気です。彫刻のモデルは作者ご本人なのだろうか。

「WOOD HOOOOOOOOOOOOORN」

宇川 開 作

作品タイトルは打ち間違えではありません!”WOOD HORN”の”O”が全部で13個並んでいるのは、何かの意味があるのかな。

「小さな攻防戦」

高橋瑠璃 作

遠くから見るとわかりませんが、近くに寄って下から見上げるように鑑賞すると、可愛らしい目がついていました!

「紡ぐ」

永井里奈 作

個人的に今年の作品群の中で、一番気になった作品。根を張ったエイリアンのタマゴのような物体から誕生する命。”生命を紡ぐ”って言う事なんでしょうね。

「幽霊」

成瀬隆之 作

「旧東京音楽学校奏楽堂」の向かいに展示されています。この作品は周りをぐるっと回り、反対側からも見て下さい。作品の裏側にもう一体確認できますよ。

2024年度の東京都知事賞の受賞作品が決定するまでは、これらの作品が継続して展示されると思いますので、「上野恩賜公園」を訪れた方は、ぜひ立ち寄ってみて下さい。
なお、過去の「芸術の散歩道」に展示された作品については、以下の記事をご参照下さい!

基本情報

・名称:芸術の散歩道
・住所:東京都台東区上野公園
 ※上野恩賜公園内、東京都美術館裏のあたり
・電話:03-3828-5644
 ※上野恩賜公園管理所
・営業時間:見学自由・入場無料
・上野恩賜公園HP:上野恩賜公園 Ueno Park 公式ホームページ
・アクセス
-JR「上野駅」京成線「京成上野駅」下車