ぶらりうぉーかー

ぶらりお散歩とプチ旅の参考書です。

【箱根ガラスの森美術館】ガラスアートやオブジェに魅了される「ヴェネチアン・グラス専門の美術館」

こんにちは。今回は『箱根ガラスの森美術館』の紹介です。
「箱根彫刻の森美術館」同様、箱根ドライブの際に定期的に足を運んでみたくなる美術館。管理運営は、高級料亭、レストランを経営する「株式会社うかい」さんなんですね。12月の訪問と言う事もあり、施設内はクリスマス飾りでいっぱいでした。

クリスマスの時期なので、入口へのアプローチには、サンタさんがお出迎え。期間限定ですね。

美術館への入口。入口を抜けると、ど~んと視界が開けて美術館の庭園が目に飛び込んできます。「うわーっ、綺麗」って感じなので訪問された際のお楽しみに。

チケット売場を過ぎると、ウェルカムスペース的なところに、見入ってしまう沢山のオブジェ。

案内図

美術館へ入る前に、まず庭園を観る事にします。面白いオブジェが点在しているので、楽しい散策ですよ。

庭園

「水の都」ヴェネチアをイメージした庭園に無数のクリスタルガラスで飾られたアーチ。太陽の光を浴びて、風に揺られながらキラキラ輝くアーチは、なかなかの絶景!

パラッツォ・ドゥカーレ・シャンデリア

デイル・チフーリ氏の作品で、ヴェネチア市立ムラーノ・ガラス美術館と姉妹提携を結んだ記念に製作されたらしい。じぃ~っと見ていると、ギリシャ神話に出てくる髪の毛が無数のヘビのメドゥーサを思い出してしまいました。

水に沈んだ外灯なんて、雰囲気ありますね。

小舟の上のガラスのオブジェ。

光の回廊

「光の回廊」と呼ばれる美術館のエントランスへ続く橋。
飾られているクリスタル・ガラスは、約16万粒もあるのだそう。

クリスタルツリー「ラ・コッピア」

2023年1月9日迄、飾られる”クリスタルツリー”。逆光で見ると綺麗ですよ!
夕方16時からは、ライトアップされるようですね。

カモ発見!この池に住み着いているのだろうか。

クリスマス期間限定のサンタさんディスプレイかな。

サンタクロース・カラーの赤と白のクリスタルガラスで統一された飾り。

あちこちに飾られたサンタさん。

寄り添うガラスたち

タマネギのようなガラスアート。これもデイル・チフーリ氏の作品です。
日本語の作品名が「寄り添うガラスたち」とされているのですが、英語のタイトルは「Onions and Reeds Installation」。なるほど、”タマネギと葦(あし)”ね。

森の小さなお菓子屋さん「アチェロ」

カナダ産のメープルとジャムのお店「アチェロ」。建物が可愛らしい。

これもクリスマス期間限定のデコレーションですね。ブルちゃんは常設。

谷を下っていく散策コースへ。

色々なオブジェがある小径です。

「女神像ディアナ」と「誓いの鐘」。

ヴェジタツィオーネ95

ヒョロヒョロしたガラス管が群を成してるのが面白いですね。
リヴィオ・セグーゾ氏の植物が伸びて行く様をイメージした作品。ムーミンのニョロニョロを連想してしまった。

グラスを逆さまにして、大きな三角形のフレームに入れたオブジェ。

ガラスのバラ

ヴェネチアングラスで作られたバラが咲き誇るエリア。真冬でも満開です。

さて、庭園見学を終え、美術館へ。美術館エントランスにも気になるオブジェがいっぱいです。

ヴェネチアン・グラス美術館

お出迎えの部屋はこんな感じ。昔のヴェネチアの調度品などが展示されています。

展示室へ向かいます。

なんかゴージャス!見入ってしまう綺麗な色。

最初の展示室の廊下を抜けると、美術館の中央にある天井の高い、昔のヴェネチア貴族が住んでいたようなエリアへ。丸いガラスの玉は「ガラスの泉」と言うリヴィオ・セグーゾ氏とこの美術館の設計者・池原義郎氏の共同製作作品との事。

ガラス細工の人形のコーナー。気に入った作品を何点かピックアップしました。

中二階のような場所にある展示室。上から見下ろす館内も絵になります。

卵型のガラス細工。個人的には今回の訪問で一番気に入った作品。いいなぁ、これ!欲しいです。安ければ…。

壁の装飾など、常設展示のオブジェも趣があるものばかりです。

企画展

来年、2023年4月16日(日)迄の企画展「響きあう東西の美」。
この企画展からも気に入った作品をピックアップしてみました。

デイル・チフーリ氏の作品。

山野 宏氏の作品。

山本 茜氏の作品

"和”とガラスの組合せも美しいですね。

別棟にある現代ガラス美術館とミュージアムショップへ。
入口の天井から吊るされた水風船のようなオブジェが和っぽいですね。

現代ガラス美術館

貝のようなイソギンチャクのような形が目を引きますね!
これらの作品群もデイル・チフーリ氏が手掛けたものです。展示室と作品が”海”を感じさせるのですが、地中海の雰囲気満載。ここは映えそうなスポット。

ミュージアムショップ

ショップ内も写真を撮りたくなるオブジェがいっぱいです。クリスマス装飾も目を楽しませてくれました。

クリスマスは時間を18時30分まで延長して、特別営業をしているようですが、夜はだいぶ冷えますので、防寒対策万全でお出掛け下さいね。

基本情報

・名称:箱根ガラスの森美術館
・住所:足柄下郡箱根町仙石原940-48
・電話:0460-86-3111
・開館時間:10時~17時30分
 ※Xmas/年末 時間変更の可能性あり
・休館日:HP参照
 ※成人の日前後、冬季休館の可能性あり
・入館料:大人/1800円,大高生/1300円
     小中生/600円
 ※2022年12月時点
・駐車場:隣接駐車場(有料) 
 ※第三駐車場は無料(徒歩5分)
・アクセス
 -小田急「箱根湯本駅」からバス
 ※箱根登山バス(湖尻桃源台行)25分