こんにちは。三浦半島にある『横須賀美術館』へ行ってきました。
「県立観音崎公園」内にある『横須賀美術館』は、正面は海、まわりは公園の緑に囲まれた自然豊かな環境にあります。ガラス張りのアートな外観が魅力的な美術館です。
観音崎
三浦半島の東端に位置する「観音崎」。ボードウォークから海の向こうの「観音崎灯台」を遠望します。『横須賀美術館』はこのボードウォークに沿って走る道路の反対側あります。
横須賀美術館
横須賀市の市制100周年を記念して、2007年に開館。「県立観音崎公園」の散策がてら、ぶらり立ち寄るのがおすすめ。
海の広場
美術館の前庭は「海の広場」と呼ばれる芝生の開放的なスペース。
「VALLEYS(2nd stage)」
「海の広場」につながる”谷の形”をした通路ですが、これは若林奮氏の巨大な屋外彫刻作品「VALLEYS(2nd stage)」。
現在開催中の企画展は「フランス・モダン・ポスター展」。6月19日(日)までです。
美術館案内図
美術館は10時開館。少し早いので、建物周辺を散策してみる事に。
散策路に咲くあじさいが見頃。綺麗ですね。
海がすぐ近くの為、塩害対策として建物の半分は地下に埋め、地上に出ている部分は森に隠れるような低層とし、外壁は経年劣化が少ないガラスを採用した構造らしい。
中庭的な場所を見つけたので、ちょっと覗いてみます。涼し気な雰囲気です。
山の広場
「山の広場」と呼ばれる美術館裏の高台。海を見渡す展望台のような美術館の屋上と繋がっており、周囲の景観と一体化した造りになっています。
屋上広場
早速、美術館の屋上「屋上広場」を散策してみます。屋上の開門は9時から。
いやぁ~、なかなかの絶景。「青い空」と「青い海」そして建物の「ガラス屋根と外壁」が見事に調和しています。いわゆる”映えスポット”ですね。
この「屋上広場」は観覧券なしでも利用する事が可能。開館時刻の10時になると、屋上から館内に入る通路が開かれ、1階のチケット売場前を通って、正面入口に通り抜ける事ができます。
開館時間になったので、正面入口へ。
館内入口
天井や壁に丸い穴が開いている特徴的なエントランスホール。窓から見える海と空がいい感じ!
ピクトグラム
館内の”かわいい”ピクトグラム。
恋人の聖地
先程、「屋上広場」から見た館内への通路を、中から上がってみたところ「恋人の聖地」なるプレートを発見。
NPO法人地域活性化支援センターから認定された”デートスポット”なのだそう。調べてみると「少子化対策と地域の活性化への貢献」をテーマとした「観光地域の広域連携」を目的に「恋人の聖地プロジェクト」を展開、観光庁やJTBが後援しています。選定委員は、ファッションデザイナー・桂由美氏、華道家・假屋崎省吾氏らしい。
展示室
今回の「企画展」は写真撮影OK。展示室はこんな感じです。「所蔵品展」は写真撮影不可ですが、横須賀ゆかりの作家の作品が多く紹介されていました。
「フランス・モダン・ポスター展」は、京都工芸繊維大学美術工芸資料館が所蔵するポスターコレクションを紹介する企画。今回は100点を超えるコレクションが展示されています。
古き良き時代の雰囲気が伝わってきますね。アール・ヌーヴォー、アール・デコの作品を中心に見応えがあります。6月19日(日)で、この企画展は終了しますが、興味ある方は、ぜひ!
基本情報
・名称:横須賀美術館
・住所:神奈川県横須賀市鴨居4-1
・電話:046-845-1211
・開館時間:10~18時
※休館日/毎月第一月曜日(ただし祝日の場合は開館)
及び12月29日~1月3日
・観覧料:一般/380円、中学生以下/無料
高・大学生・65歳以上/280円
※企画展観覧料は別途必要
※2022年6月時点
・駐車場:あり(有料)
※利用時間/8~22時
※展覧会観覧の場合、最初の1時間無料
・HP:横須賀美術館
アクセス
〇京浜急行線
『浦賀駅』下車、バス利用
「観音崎」バス停下車、徒歩5分
〇JR横須賀線
『横須賀駅』下車、バス利用
「観音崎京急ホテル横須賀美術館前」下車、徒歩2分
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