こんにちは。今回は横浜・馬車道にある『神奈川県立歴史博物館』のご紹介です。
1904年(明治37年)に旧横浜正金銀行本店として建てられた歴史的建造物で、現在は、国の重要文化財・史跡にも指定されている博物館です。
馬車道
横浜定番の観光スポット「馬車道」。『神奈川県立歴史博物館』は、この通り沿いにあります。最寄りの駅は、JR「関内駅」か、みなとみらい線「馬車道駅」。
神奈川県立歴史博物館
やはり、屋上のドーム部分が目を引く建物ですね。どうやら、関東大震災の時にドーム部分は焼失してしまったらしく、1967年(昭和42年)に復元されたのだそう。
建築はネオバロック様式。昔、フランスを中心に発生した国家の威信を表現した建築様式でバロック様式を復興したものらしい。重厚な雰囲気を感じますね。
パンチの守
お出迎えしてくれるこのキャラは、『神奈川県立歴史博物館』営業部長の「パンチの守」。この博物館の為につくられたキャラクターかと思いきや、イギリス生まれのチャールズ・ワーグマン氏が、1862年に誕生させたらしい。ワーグマンは1861年に訪日、その後、亡くなるまで、ずっと日本にいらした方で、ヨーロッパに日本、横浜の様子を知らせる為、日本の絵を描き、文章を書く事に従事。
館内入口
「馬車道」側にある入口から館内へ。実はこの入口は正面玄関ではなく「馬車道玄関」。ここから入館して、館内を通り、チケット売場のある正面玄関に向かいます。
「馬車道玄関」を入ると、八角形の綺麗なステンドグラスが目に飛び込んできます。
常設展
館内の雰囲気はこんな感じです。展示物は撮影禁止のものも多く、”いいな”と思ったものが撮影NGだったりします。なお、常設展の観覧料は20歳以上は300円、中学生以下と障害手帳をお持ちの方は無料です。(2023年7月時点)
常設展の展示室は3階と2階。観覧は3階の原始・古代の展示室からスタート。
縄文・弥生時代 集落ジオラマ
縄文時代の集落のジオラマ。実際、こんなこんもりとした小山の上に集落を形成していたのだろうか。
弥生時代の集落のジオラマ。稲作が始まった時期だから、低地に集落をつくったのかな。
土器・埴輪
縄文・弥生・古墳時代の土器や埴輪。しかし、古墳時代って、昔習った記憶がないんですね。縄文・弥生時代は鮮明に覚えているのですけど…。
これ、チョコボールのキョロちゃんみたい!
貝塚
貝塚の断面図。横須賀市で出土した縄文時代前期の貝塚を復元したもの。
相模国分僧寺
奈良時代、聖武天皇の考えによって日本各地に建立された国分寺のうちの一つである「相模国分僧寺」の復元模型。
円覚寺仏殿
鎌倉「円覚寺」の大工を務めた高階家に伝わった1573年(元亀四年)の円覚寺仏殿再現計画の図面をもとに復元製作された模型。
模型の中を覗くと、人形らしきものが。
やぐら
鎌倉時代のやぐらのジオラマ。
旧内海家住宅
鎌倉時代から江戸時代へ。
これは、江戸時代の名主の住宅模型で、現在は鎌倉覚園寺に移築されているのだそう。このジオラマの場面は、年貢納入の為の計量が行われているところらしい。ミニチュアの人形の仕草に見入ってしまいますね。
近代~現代のかながわ
時代は文明開化の頃、明治時代へ。
何とも、大きな大砲!複製品なのかも知れませんが、見応えがあります。
横浜開港と近代化の展示室。
横浜居留地
「横浜居留地」のジオラマ。時代設定は、明治20年頃で、関東大震災で倒壊した建物も再現されているみたいです。
関東大震災のコーナー。観光名所「山下公園」も関東大震災のがれきを埋め立ててつくられたんですよね。
これは戦時中の鉄帽と防毒マスク?
すごろく
当時のすごろく。昔から人生ゲームみたいな感じなんですね。
昭和の時代の家電。生活用品の数々。この金庫みたいなものは、東芝の前身である芝浦製作所が製造した国産電気冷蔵庫の一号機。富裕層やレストラン向けに利用されていたとの事です。
常設展のみの観覧なら料金は、かなりリーズナブルな『神奈川県立歴史博物館』。博物館・美術館めぐりの好きな方は、みなとみらい観光に組み入れても良いかも知れませんね。
基本情報
・名称:神奈川県立歴史博物館
・住所:横浜市中区南仲通5-60
・電話:045-201-0926
・営業時間:9時30分~17時
・休館日:毎週月曜日
※祝日の場合は開館
・観覧料:20歳以上/300円、学生20歳未満/200円、高校生・65歳以上/100円、中学生以下/無料
※上記、常設展観覧料、特別展は別料金
※2023年7月時点
・駐車場:なし
・公式HP:神奈川県立歴史博物館
・アクセス
-みなとみらい線「馬車道駅」徒歩1分
-JR及び市営地下鉄「関内駅」徒歩5分