こんにちは。今回は、横須賀市にある『久里浜霊園』の散策です。
『久里浜霊園』は、浄土真宗東本願寺派 聖徳寺を母体とし、三浦の海を一望する高台にある公園墓地。あの「鎌倉大仏」よりも大きい『三浦大仏』が御鎮座しており、霊園最大の見どころになっています。
久里浜霊園入口
横須賀葉山線(県道27号)沿いに、狛犬が置かれている『久里浜霊園』正面入口。ここから『三浦大仏』を目指して上っていきます。山の斜面にある霊園なので、登り坂が結構キツイです。
尚、「京急長浜駅」から徒歩で向かう場合は、裏の入口から入園するほうが近いです。
色々な石仏-その1
『久里浜霊園』の見どころの一つでもあるたくさんの石仏。道の脇のあちこちに置かれています。これはまだまだ序の口。
海が見えるところまで上ってきました。いやぁ、何とも素晴らしい眺め。
「金田湾」を一望する絶景ですね。
さらに上って行くと『三浦大佛』の看板前に到着。
やっと『三浦大仏』が見えてきました。それにしても坂道が急。
三浦大仏
『三浦大仏』に到着。近くで見るとかなり大きいです。『久里浜霊園』公式HPに詳細は記載されていませんが、調べると高さ13.5m、台座を含めると20mにもなるとの事。
「鎌倉大仏」が台座を含めても13.35mらしいので、確かに『三浦大仏』のほうが大きい。台座部分に入口があり、どうやらここは「納骨堂」のようです。こんな絶景が広がる「納骨堂」なんて中々無い。
台座入口の両脇に置かれた仁王像。
『三浦大仏』からもう少し上ると『久里浜霊園』頂上です。
色々な石仏-その2
色々な石仏が目を楽しませてくれます。立ち止まっては石仏を観賞して…もうちょっとで頂上。
五重塔
やっと頂上の五重塔に到着。以外にも立派な造りで、思わず”お~っ”と声が出ます。
五重塔前の仁王像。
鮮やかな赤が目を引く”五重塔”。いつ見ても、五重塔は心躍る建造物です。巨大な日本建築と言う部分に心惹かれるのでしょうか。五重の構造は、宇宙を構成している要素である「地」「水」「火」「風」「空」を指しているそう。
色々な石仏-その3
『久里浜霊園』頂上は、五重塔の横に広い”原っぱ”があり、その周りにはたくさんの石仏。これは”ダルマ”?だろうか。
そして、強烈なインパクトの”巨大な手”のオブジェ。奥にはたくさんの石仏が佇んでいます。それにしても、このオブジェは一体何なのだろうか?
調べてみると、30年以上前に発生した、あの猟奇的な「東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件」の被害者を慰霊する為に建てられたもののようだ。”巨大な手”の奥には”四童女供養”と刻まれた石碑が…。合掌です。
これにて『久里浜霊園』の散策は終了。
『三浦大仏』も『五重塔』も30年以上も前に建立されたらしく、今ではこの地のシンボル的な存在なのでしょう。山の上から、静かに街を見守っています。
基本情報
・名称:久里浜霊園
・住所:横須賀市長沢1-54-1
・電話:046-848-0705
・駐車場:あり
・公式HP:久里浜霊園
アクセス
〇京浜急行線
『京急長沢駅』より徒歩10分
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