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ぶらりお散歩とプチ旅の参考書です。

【冨士霊園】満開の桜並木は圧巻!~静岡・小山町 桜の名所「日本さくら名所100選」

こんにちは。今回は、静岡県小山町にある『冨士霊園』の桜の花見散歩録です。
『冨士霊園』は「日本さくら名所100選」に選定されている公園墓地。標高が多少高い事もあり、例年4月上旬から中旬に見頃を迎えますが、2023年は全国的に桜の開花・満開が早く、『冨士霊園』の桜も4月2日時点で満開になりました。

金太郎のオブジェ

売店・生花店が入る「富士見会館」前の広場には”金太郎のオブジェ。
静岡県小山町は、金太郎の生誕の地と言われています。この日は富士山がクッキリと見える晴れ渡った日でした。

やすらぎの森

桜並木に行く前に、まずは駐車場後ろの「やすらぎの森」を散策します。山桜や梅、つつじ等の季節の花が植えられた気持ちの良い散策路が整備されています。富士山と季節の花のコラボが楽しめる、おすすめの散策コースです。

富士山の眺望

恐らく『冨士霊園』の中で一番の富士山絶景スポット「やすらぎの森」。散策路のあちこちに眺めの良い場所があります。

手前の木は梅。シーズン中は、富士山と梅の風流なコラボが見られますね。

手前の木はツツジだろうか。これもシーズン中には華やかなコラボが見られそう。

富士山とシャクナゲ。小規模ながら「シャクナゲ園」があります。

富士山と枝垂れ桜のコラボ。枝垂れ具合が見事!

満開ですね。細い枝についた淡いピンクの花が風に揺られている様は、やはり風流ですな。

次は「見晴し台」の散策。

富士山見晴らし台

「富士山見晴らし台」からの眺望はこんな感じ。ここで標高が667mなのだそう。

手前に咲いている桜と富士山のコラボがいい雰囲気です。

やすらぎの鐘

散策路の途中には「鐘楼」もあります。鐘は自由につく事が出来ます。

「やすらぎの森」を抜けると、丘の中腹に咲く桜と中央通りの桜並木が見えてきました。シーズン中の桜並木沿いは、お花見客の車でいっぱいになります。ちゃんと駐車スペースが設けられているので、車のすぐ近くでお花見できるのがいい。

園内には、ソメイヨシノ、ヤマザクラなど約8,000本が植えられているとの事。『冨士霊園』のホームページによると、約1,000本のソメイヨシノと約7,000本のヤマザクラらしい。

静岡県内でも人気のお花見スポットかつ、首都圏からのアクセスも良いので、お花見シーズン中の週末は多くの人で賑わいます。園内に入る道路から渋滞しますので、9時の開園に合わせて、入るのが良いかと。

『冨士霊園』のホームページを見ると、過去10年間の開花・満開時期が載っているページがありますが、2020年~2022年の3年間の満開日は、順番に4月4日、3月30日、4月9日。もっと昔は、4月中旬頃の満開だったように記憶していますが、地球温暖化の影響なのかな。

まだ満開になったばかりなので、中心が赤くなっている花は、まだ少ないですね。あと1週間くらいはもつかも知れない。

『冨士霊園』中央通りの桜並木。遠くの山の中腹に「展望台」があり、桜並木を見下ろせる場所があります。

「展望台」下の駐車場に到着。お花見シーズン中は、キッチンカーが出ているみたいですね。

遠くに見える階段の頂上に「展望台」があります。「展望台」へ行く前に、まずは見事に咲き誇る枝垂れ桜を観賞。

「やすらぎの森」の枝垂れ桜よりも、小さいのですが見事な咲きっぷり。皆さん、枝垂れ桜をバックに記念撮影されていました。

慰霊堂(やすらぎの苑)

小山の麓にある「慰霊堂」。この周辺は、5月初旬にツツジが咲く季節になると華やかになります。

小山の中腹まで延びる長い階段。早速「展望台」へ。

240段階段

展望台までの階段は240段!皆さん、息を切らせながら、頑張って上っていました。

階段の途中で振り返ってみると、桜並木の絶景!

展望台からの眺望

「展望台」からの桜並木の絶景。「日本さくら名所100選」に選定されたポイントは、やはり高台から桜並木が見られる事なのかな。なかなか良く整備された公園墓地かと思います。

基本情報

・名称:冨士霊園
・住所:静岡県駿東郡小山町大御神888-2
・電話:0550-78-0311
・開園時間:9時~16時30分
・定休日:水曜日
  ※祝日の場合は翌日
・駐車場:あり(無料)
・公式HP:公益財団法人 冨士霊園 | 公式ホームページ
・アクセス
 -JR御殿場線
 「御殿場駅」からバス25分
 「駿河小山駅」からバス25分