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【静岡県富士宮市 若獅子神社】境内に戦車のある神社に行ってみた(神社巡りのお散歩)

若獅子神社の戦車

こんにちは。静岡県富士宮市にある『若獅子神社』に行ってきました。
同じく富士宮市の観光地である白糸の滝の近くです。『若獅子神社』は大東亜戦争において亡くなった陸軍少年戦車兵の教官、生徒六百有余の御霊を御祭神とし、昭和59年10月に創建された神社です。
若獅子とは、少年戦車兵の愛称であり、それを神社の称号にしたとの事です。
とにかく、静かな境内に置かれている本物の戦車のインパクトがものすごいです。

基本情報

・名称:若獅子神社
・住所:静岡県富士宮市上井出2317-1
・電話番号:0544-54-0210
・駐車場:あり
・公式HP:若獅子神社公式ホームページ

見どころ

鳥居と門柱

若獅子神社の鳥居

若獅子神社

若獅子神社から富士山を望む

鳥居を向かって右手に、富士山を望むことが出来ます。9月後半は気候もよく、晴れている日は気持ちいいです。

若獅子の塔

若獅子神社

昭和40年12月、学校跡のこの地に戦没同窓会の慰霊・顕彰のため、若獅子の塔を建立したのを起源とし、以来毎年慰霊祭を執り行い、英霊の奉慰・奉顕に努め、建塔20年を期に富士山本宮浅間大社・靖国神社の御教導により、永久平和への祈りをこめ神社造営を発起顕彰会729名の奉賛によって若獅子神社が創建されたとのことです。
(引用元:若獅子神社HPより)

帰還戦車

若獅子神社の戦車

若獅子神社の戦車

境内の一番奥にあります。当時の激しい戦闘を物語る弾痕が無数にあり、今においても、その生々しさが、ものすごいインパクトで見る者に迫ってきます。
そして平和を祈念。なお、以下、境内石碑に書かれている戦車の由来です。

帰還戦車の由来
かつての大戦において陸戦の華、少年戦車兵とともに活躍した機甲部隊の主力に九七式中戦車(チハ車)がありました。
この戦車は、もっとも熾烈をきわめた玉砕の島サイパンにて四十余命の少年戦車兵とともに、勇戦奮闘、祖国の礎となり、戦後30年土中深く無縁をかこっていましたが、このたび一有志の悲願がかない、この母なる地に還り、安置したのであります。
無数の弾痕は戦争の激しさを訴え、満身の赤錆は、戦いの空しさを語り、平和の尊さを教えています。ここに若獅子の御霊とともに永く平和の道標として顕彰されんことを希うものであります。
昭和50年(1975) 10月吉日
(引用元:境内石碑より) 

アクセス

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