こんにちは。横浜市中区にある『三渓園』の紅葉を見に行ってきました。
明治39年(1906年)、実業家 原 三溪によって開園された歴史ある庭園で、園内には沢山の重要文化財である古い建造物も配置されています。四季を通して楽しめる『三渓園』の紅葉の見頃は、例年11月下旬から12月中旬。 今回、紅葉期間に開放される遊歩道を散策してみました。
見どころ
大池
正門近くから、大池越しに三重塔を望みます。『三渓園』定番の眺めです。『三渓園』は、外苑と内苑のふたつに分けられますが、紅葉のポイントは外苑は「横笛庵」付近、内苑は「聴秋閣」「旧天端寺寿塔覆堂」付近が見どころになるのかと。
横笛庵付近の紅葉
見頃ではありますが、真っ赤に染まるのは、あと1週間後くらいかも知れませんね。
旧矢箆原家住宅
国指定重要文化財の江戸時代後期の合掌造りの古い民家。風情ある小物が色々あり、目を楽しませてくれます。長閑な場所です。
旧燈明寺三重塔
『三渓園』のランドマーク的存在である国指定重要文化財の三重塔。室町時代の建築物で『三渓園』内で最も古い建物らしい。小高い山の上に建っている為、園内の至る所から確認できます。
旧天端寺寿塔覆堂付近の紅葉
今回の紅葉狩りで、一番良かった「イチョウの黄色い絨毯」。国指定重要文化財の旧天端寺寿塔覆堂の裏のあたりです。旧天端寺寿塔覆堂は天正19年(1571年)建立の古いお堂で、豊臣秀吉が母の長寿を祈って建てられたと云われています。
三渓園茶寮
大池近くの茶屋にあった生け花。かまどのような器が面白く、写真を一枚。
聴秋閣と遊歩道付近の紅葉
紅葉の季節に合わせて開放される「聴秋閣」奥の遊歩道。本日時点は、想像していたよりも、まだ紅葉は進んでいませんでした。このあたりの紅葉のピークも、やはりあと1週間後くらいでしょうか。
緑色、橙色、赤色のグラデーションが素晴らしく、太陽に照らされ煌めいている様は、ダイナミックでもあります。
基本情報
・名称:三渓園
・住所:横浜市中区本牧三之谷58-1
・電話:045-621-0634
・開園時間:9時~17時
・入園料:大人/700円、小中学生/200円
※2020年12月時点
・駐車場:あり(有料)
・公式HP:https://www.sankeien.or.jp/
アクセス
〇電車/バス
・JR京浜東北線『桜木町駅』よりバス
・JR他『横浜駅』よりバス
・みなとみらい線『元町中華街』よりバス
※バス停「三渓園入口下車」徒歩5分
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