こんにちは。パブリックアートとオブジェをめぐる散歩をしよう!Vol.3です。
今回は、横浜駅東口から新高島駅付近および帷子川沿いの公園や施設内にある作品を探しながらの散策。横浜駅側からみなとみらい地区に入るには、帷子川を渡って行きますが、色々な所に人道橋が架かっているので、どこを通っても抜群のアクセス。気持ちの良いウォーキングが楽しめます。
横浜駅東口
今回のスタート地点は、横浜駅東口。ルミネとポルタ地下街があります。
ポルタ地下街入口付近にあるステンドグラス。横浜らしく、デザインは”かもめ”?でしょうか。
「よこはまの詩」
原画・監修:井手宣通
ポルタ地下街の階段上にある陶板画のレリーフ。長さが17mもあるそうです。
PORTA横濱三塔物語
ポルタ入口のエスカレーター付近に設置されているガラスのオブジェ。
「横浜三塔」とは、神奈川県庁(通称キング)、横浜税関(通称クイーン)、横浜市開港記念会館(通称ジャック)の事で、この3つの横浜の歴史的建造物を1日で巡ると願いが叶うという伝説があり、「横浜三塔物語」と呼ばれています。
三塔のガラスのオブジェは、アイアンでできたアーチ状の飾りで繋がれています。内部にLEDライトが備え付けられてライトアップもされるそうです。
「少女」
佐藤忠良 作
ポルタ地下街へ行く階段の隅のほうにひっそりと佇む像。 プレートに、作者の孫をモチーフに作成したものと書かれていました。
横浜駅東口を後にして、横浜そごうへ向かいます。
横浜駅東口から「横浜そごう」までは、首都高速の下を通る歩道橋を渡っていきます。下を通る道路は国道1号。渡り切ると「横浜そごう」の2階広場前に到着します。
横浜そごう
「横浜そごう」からは「横浜ベイクォーター」直結の人道橋が架かっています。「横浜そごう」の2階通路沿いに建物をぐるりと回った後、写真の人道橋を渡って行きますが、まずは、「横浜そごう」の周りを散策。
「横浜そごう」と「スカイビル」の間の広場を進んでいきます。ふたつのビルは上層階で繋がっています。
風の広場
横浜そごうの「風の広場」と呼ばれる場所にあるオブジェ。
「風の広場」前にある並んだボラード。イスとして使われています。
「横浜そごう」の1階にある銀の数珠のような面白いオブジェ。
横浜ベイクォーター
「横浜そごう」から見た「横浜ベイクォーター」。人道橋を渡ってアクセスします。
「横浜ベイクォーター」の全景。「シーバス」乗り場もあり、山下公園、赤レンガ倉庫、ぷかり桟橋へ海上からのアクセスも可能。夜景がとても綺麗です。
トマト?のような形をした売店が目に留まり、写真を一枚。
ポートサイド歩道橋
ポートサイド中央交差点に架かる歩道橋。「横浜ベイクォーター」から直結しています。屋根付きです。
「ポートサイド歩道橋」から、みなとみらい地区を眺望します。手前の道路は、「みなとみらい大橋」が架かるみなとみらい大通り。
「THE WINDOW」
マイケル・グレイブス 作
「ポートサイド歩道橋」から眺める巨大なパブリックアート。ビルの壁面に描かれています。 高さ28m、幅19mもあるそうです。
「THE FAMILY」
エットーレ・ソットサス 作
「ポートサイド歩道橋」を渡った広場にある、何ともポップで巨大なパブリックアート。この広場前を通っている道路の反対側に「ポートサイド公園」があります。
ポートサイド公園
「ポートサイド公園」トイレ近くにある”円筒形のオブジェ”。QRコードのようなデザインには”YOKOHAMA PORT SIDE"と書かれています。
公園には写真のような円筒形のオブジェが20本ほど建てられており、中に入る事もできますが、何をイメージしたものなのかは不明。
川に沿った細長い、開放感のある公園です。有名なデザイナーの方が設計した公園らしく、それらしい部分が随所に見られます。2001年グッドデザイン賞を受賞しています。
芝地が波のような起伏がつけられた形になっており、”うねっている”のが面白いですね。
川沿いにはボードウォークが設けられており、川にせり出している釣り場のような構造になっている場所も何か所かにあります。実際、釣りをしている方もちらほら。ハゼやスズキが釣れるのだとか。
「コミュニティ・ツリー」
ジョセップ・マリア・マルティン 作
レジデンス前にさりげなく設置されています。
DISPLAY MUSEUM
「ポートサイド公園」の奥にある「DISPLAY MUSEUM」の建物。ディスプレイやデコレーション・アイテムの専門店です。
「ポートサイド公園」を後にして、帷子川に架かるみなとみらい大橋を渡り、みなとみらい地区へ入って行きます。
みなとみらい大橋のオブジェ。随分と立派な橋のネームプレートです。デザインされた鳥は”カモメ”でしょうか。
高島水際線公園
みなとみらい大橋上から見た「高島水際線公園」。川を挟んで「ポートサイド公園」の向いに位置しています。
手前のビルが「横浜グランゲート」、奥が「富士フィルム」のビル。みなとみらい大橋を渡って程なく、とちのき通り西交差点に到着。写真は、交差点付近から空を見上げたところ。
「つながる幸せ」
長谷川 仁 作
「横浜グランゲート」前にあるパブリックアート。
空、海、緑と人が一つとなって、全体としては四葉のクローバーをイメージしているとの事。よく見ると右上に”空のイメージとしてのカモメ”、その下に”海のイメージとしての魚”、その反対側には”緑のイメージとしての葉っぱ”、そして、下部分には、膝を曲げた人が座っていますね。
「Grow」
ラム・カツィール 作
「横浜三井ビルディング」の入口前にあるパブリックアート。「横浜グランゲート」前のとちのき通りを150mくらい、横浜駅方面に歩いたところにあるビルです。
実物は写真で見るよりもかなり大きく感じると思います。高さが3.6mもあるようです。映画「地球が静止する日」に出てきたロボットみたいですね。
日産グローバル本社ギャラリー
「横浜三井ビルディング」の裏に流れる帷子川沿いの水際線プロムナードを歩いて、「日産グローバル本社ギャラリー」へ。
「日産グローバル本社ギャラリー」は、2階部分が、横浜そごう・横浜駅東口方面と新高島駅・みなとみらい方面へと行き来する事ができ、通り抜け可能な通路になっています。その途中に写真のようなオブジェも展示されています。
2階通路から1階のギャラリーを見降ろします。様々な日産車が展示されていますね。ギャラリーの営業時間は10時~20時(休館不定期)。
はまみらいウォーク
「横浜そごう」「スカイビル」付近と「日産グローバル本社ギャラリー」を繋ぐ人道橋「はまみらいウォーク」。
今回のパブリックアートとオブジェをめぐる散歩はこれにて終了。「はまみらいウォーク」を渡って横浜駅東口へと戻ります。まだまだ興味深いパブリックアートやオブジェが点在している地域ですが、また次回レポートします。
基本情報
〇横浜ベイクォーター
・住所:横浜市神奈川区金港町1-10
・電話:045-577-8123
・営業時間:11時~21時
〇ポートサイド公園
・住所:横浜市神奈川区大野町1-4
・電話:045-353-1166
※北部公園緑地事務所
〇高島水際線公園
・住所:横浜市西区みなとみらい6-4
・電話:045-671-3648
※環境創造局南部公園緑地事務所
アクセス
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