こんにちは。東京都世田谷区にある『九品仏 浄真寺』へ紅葉を見に行って来ました。
三つのお堂に阿弥陀如来像が3体、合計9体安置されている事から「九品仏」と呼ばれています。世田谷区内においては、かなり広い境内持つ『九品仏 浄真寺』は、都内屈指の紅葉の名所でもあり、例年11月下旬から12月上旬に見頃を迎えます。
概要
・山号:九品山
・宗派:浄土宗
・院号:唯在念佛院
・創建:1678年
・本尊:釈迦如来
見どころ
総門
等々力通りから続く、長い参道を200m程進むと「総門」に到着。
六地蔵付近
総門近くにある六地蔵付近の紅葉。
総門から山門(仁王門)へ向かう参道右手に木立があり、ここが『浄真寺』の紅葉の最大の見どころかも知れません。朝日に照らされる紅葉が何とも素晴らしい。
山門(仁王門)
寛政五年(1793年)建立の山門。世田谷区の有形文化財です。
イチョウと枯山水庭園
枯山水の庭園と東京都天然記念物「九品仏のイチョウ」が風情ある空間をつくりだしています。このあたりの紅葉の主役は、やはりイチョウ。 だいぶ、葉が落ちましたが、まだ「黄色い絨毯」が楽しめるんですね。
龍護殿
本堂を龍護殿と呼ぶのは、珂碩上人済度の二龍伝説に由来するらしい。
白鷺のオブジェ
龍護殿前にあり、浄真寺創建前に、この地に建っていた「奥沢城」城主の娘「常磐姫」と白鷺の伝説に基づくオブジェ。常盤姫が白鷺の足に結んだ願いが叶ったと言う云われに由来し、白鷺のオブジェにお願い事を結んで行きます。
鐘楼堂
宝永五年(1708年)建立の鐘楼堂。東京都の有形文化財との事。
開山堂の手水舎
世田谷区の花でもあり、白鷺のような白い花が咲く「さぎ草」と呼ばれる花のオブジェのある手水舎。
薬医門付近の紅葉
総門右手にある木立の中の紅葉を薬医門付近からの眺めます。都内のお寺にしては大きな境内ですが、有名な紅葉スポットなので、日によっては混雑すると思います。朝早い時間帯での参拝がお勧めです。
基本情報
・名称:九品山 唯在念佛院 浄真寺
・住所:東京都世田谷区奥沢7-41-3
・電話:03-3701-2029
・駐車場:無し
・公式HP:九品山 唯在念佛院 浄真寺
アクセス
〇東急大井町線
『九品仏駅』より徒歩4分
〇東急東横線
『自由が丘駅』より徒歩15分
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