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ぶらりお散歩とプチ旅の参考書です。

【東京都千代田区 日比谷公園】ユリが満開の『都会のオアシス』を散策

日比谷公園

こんにちは。東京都千代田区にある『日比谷公園』を散策してきました。
都内に用事があり、久しぶりの東京へ。ちょうどユリが咲いている季節なので『日比谷公園』に立ち寄る事にしました。
皇居外濠にも隣接し『都会のオアシス』を代表するような『日比谷公園』は、約16ヘクタールの広さを誇る、明治36年(1903年)開園の歴史ある公園で、ガーデニングが素晴らしく、四季折々の花が楽しめます。
今回は、ユリ花壇を中心に紹介します。

見どころ

公園案内板

日比谷公園

園内は想像していたよりも広く、あちこちを歩き回った結果、8,000歩以上のウォーキングとなりました。まず、ユリ花壇を見た後、「雲形池」「第一花壇」など順番に見て行きます。

ユリの群植

日比谷公園

新幸門の入口付近に植えこまれていたユリ。随分、開花してきましたが、まだつぼみの状態のものも沢山あります。

ユリ花壇

日比谷公園

日比谷公園

ユリ花壇は、霞が関側にある霞門を入って、すぐのところにあります。都会の真ん中に、これだけ沢山のユリが咲き乱れている場所は、あまりありません。

日比谷公園

日比谷公園

日比谷公園

約28種類、10,000輪以上と言われる郡植は壮観な眺め。

日比谷公園

日比谷公園

日比谷公園

白いユリの中に咲く、ピンクのユリが存在感ありますね。

日比谷公園

オレンジ色も見事な”コオニユリ”が群生している場所もあり、大満足のエリアです。

雲形池と鶴の噴水

日比谷公園

日比谷公園

日比谷公園

なかなか味わい深い雰囲気の池で、池中央に設置されている鶴の像が水を吹き出す噴水は目を引きます。明治38年(1905年)に製作された歴史ある噴水だそうです。

日比谷公園

日比谷公園

秋は紅葉が綺麗そうですね。池のほとりの”あづまや”も風情があります。

大噴水

日比谷公園

日比谷公園

「日比谷公園」の最大のシンボルである「大噴水」。「大噴水」のまわりにはベンチも沢山あって、近隣の会社に勤めるサラリーマンの方が、お弁当を食べたり、憩いを求めて休憩している姿が思い浮かぶような場所です。ドラマや映画の撮影にも、よく使われていますよね。

「首かけイチョウ」と「日比谷 松本楼」

日比谷公園

日比谷公園

何とも立派な大イチョウの木です。樹齢は推定400年だとか。「首かけイチョウ」と、何だか怖そうな名前がつけられた大イチョウですが、案内板によると、明治32年頃、道路拡張の際、伐採されそうなイチョウを見て、日比谷公園の生みの親、本多静六博士が移植を提案。移植不可能とされていたものを、博士が「自分の首にかけても移植させる」と言い実行させた為、このような呼び名があるそうです。何とも面白い話ですね。

日比谷公園

日比谷公園

創業明治36年の老舗レストラン「日比谷松本楼」。レトロな雰囲気漂う名店で、イチョウの木を見ながら、ぜひともランチしてみたいですね。
日比谷松本楼HP:森のレストラン 日比谷松本楼

はにわ

日比谷公園

何故、唐突に「はにわ」が置かれているのかと思いましたが、宮崎県にある「平和台公園」が姉妹公園になった事を記念して、古墳が多数ある宮崎県から東京都に寄贈されたとの事。

馬の水飲み

日比谷公園

日比谷公園開設当時(明治36年)からあるもの。なるほど、馬が水を飲めるような設計になっています。

バラ園近くの森

日比谷公園

日比谷公園

第一花壇のバラ園の奥にある小さな森林地帯。小規模ながら枝ぶりの良い木が多く、散策していて気持ちいい場所です。

ルーパ・ロマーナ像(ローマの牝狼)

日比谷公園

案内板によると、昭和13年にイタリアから東京に寄贈された像。ローマ建国の神話に基づくロムルス・レムス兄弟が、オオカミの乳を飲んでいる像で、なかなかインパクトがあります。

自由の女神像

日比谷公園

第一花壇のバラ園付近に建っている「自由の女神像」。昭和25年(1950年)設置との事。

ペリカン噴水

日比谷公園

日比谷公園

開園した明治36年から活躍する「ペリカンの噴水」。向かい合ってクチバシから水を流している様が愛らしいですね。

第一花壇

日比谷公園

流石に花壇は整備が行き届いており綺麗です。見ていて気持ちが良くなります。

日比谷公園

もう7月なので、バラのシーズンは終わっていますが、遅咲きのピンクのバラが満開。近くには白いアガパンサスも。

日比谷公園

日比谷公園

日比谷公園

ピークはそろそろ過ぎようとしていますが、淡青色のアガパンサスが、まだ見頃。梅雨真っ只中の蒸し暑い日が続きますが、何とも涼し気に咲いています。

心字池

日比谷公園

『日比谷公園』が出来る前は、城濠だった場所を池として残したとの事。細長い池ですが、池を上から見ると”心”の形に見える事から、「心字池」と名付けられているらしい。 

日比谷見附跡の石垣

日比谷公園

江戸時代初期の頃の石垣が残されています。非常に落ち着く日本庭園のエリアです。 

古代スカンジナビア碑銘譯

日比谷公園

心字池のほとりに建てられている碑。1957年、スカンジナビアの人々が北極経由で日本への空路を開拓、その10周年記念として寄贈されたものらしい。

歩道の木々

日比谷公園

日比谷公園

園内には、”枝ぶりが立派な木”が多く、立ち止まって思わず見入ってしまいます。 

基本情報

・名称:東京都立日比谷公園
・住所:東京都千代田区日比谷公園1
・電話:03-3501-6428
・開園:常時開園・見学自由
・入園料:無料(一部有料施設あり)
・駐車場:あり(公共駐車場・有料)
・HP:この公園について|日比谷公園|公園へ行こう!

アクセス

〇丸の内線
『霞が関駅』B2出口よりすぐ
〇日比谷線/千代田線/都営三田線
『日比谷駅』A10/14出口よりすぐ
〇JR
『有楽町駅』より徒歩8分

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