
こんにちは。静岡県小山町にある『東口本宮 冨士浅間神社』の参拝録です。
全国にある「浅間神社」のうちのひとつですが、ここは、富士山世界文化遺産・構成資産のひとつであり、富士山須走口登山道の起点となる場所に鎮座しているので「須走浅間神社」とも呼ばれている神社です。
境内案内図

まずは境内全体の案内図から。社務所の前に駐車場はあるのですが、数台分のスペースしかないので、満車の場合は、国道138号線沿いにある数十台ほど駐車可能な広い駐車場へ。

ここが神社の正参道前。広い駐車場に駐車した場合、裏の参道から入ると社殿に一番近いのですが、正参道から参拝する場合は境内の外周の歩道を歩いて境内正面まで回りこみます。
太鼓橋


朱色の小さな太鼓橋と水路脇に植えられたチューリップがいい感じ。参拝したのは5月上旬。
信しげの滝


太鼓橋の左手には小さな滝があります。境内には森の奥から流れてくる水流があり、正参道の入口付近で、三段で落ちる滝になって流れていきます。人工的に整備された滝のようですが、水量も多く清涼感ある滝ですよ!5月上旬という事もあり、鯉のぼりが飾り付けられていました。
鳥居


『東口本宮 冨士浅間神社』の主祭神は木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)。相殿神は大己貴命(おおなむちのみこと)、彦火火出見命(ひこほほでみのみこと)。
平安時代初頭、延暦21年(802年)に富士山の東麓が噴火、須走の地に斎場を設置し鎮火祭を行ったところ、噴火が収まったため、大同2年(807年)に鎮火祭跡地(現在の社殿のある場所)に神様を祀ったことが『東口本宮 冨士浅間神社』の創建と伝えられています。鳥居の扁額には「不二山」の文字。唯一無二の特別な存在である富士山ということなんでしょうね。
世界遺産富士山


富士山世界文化遺産の構成資産の碑。構成資産は全部で25件あります。
富士山火山弾


鳥居の前に展示されているのは、地中の熔岩が噴火のために空中へ吹き上げられ、落下の際に冷却して出来たものなのだそう。右側の大きいほうは約1トンもあるようです。
奉雷の杉


推定樹齢が350年の杉が社務所前にあります。2018年(平成30年)の夏に、雷がこの杉に落ちたのですが、杉が落雷を引き受けてくれたおかげで、神社や地域に大きな被害が出なかったという事から「奉雷の杉」と呼ばれるようになったらしい。
手水舎

随神門





1707年、富士山の宝永の大噴火により社殿と共に大破、現在の随神門は、明和4年(1767年)のものといわれています。
富士塚の狛犬



随神門前には親子三匹の狛犬。これは富士山を模して、溶岩で形作られた富士塚に狛犬を配したもの。富士塚は随神門の両側にひとつづつあり、苔むした姿に思わず見入ってしまいますね!『東口本宮 冨士浅間神社』の見どころのひとつです。



この場面は「獅子はわが子を千尋の谷に落とす」の諺で知られる「獅子の子落とし」ですね。たまに神社で”獅子山”は見かけますが、ここのは立派で趣もありますね!


参道脇に咲くシャクナゲが見頃でした!

随神門内にも鯉のぼりの飾り。



随神門の反対側には、ミニチュアの富士山のオブジェが安置されています!これは何だろうか。随神門の左右にひとつずつあり、ひとつは富士山に注連縄が巻かれいます。

荘厳な雰囲気の漂う境内。
神馬舎


社殿





社殿は宝永大噴火後に再建されたもので、小山町の有形文化財に指定されています。


社殿のまわりにも立派な杉がたくさん。



社殿のまわりには通路が整備されているので、ぐるりと一周見学することができます。
境内末社

長壽亀石(ちょうじゅかめいし)

この亀の甲羅のような石は、この神社の氏子の家屋工事中に土中から発見されたもので、縁起が良いとのことで奉納されたらしい。



木彫りの十二支が社殿のまわりに点在していましたが、毎年の干支を彫っているんでしょうね。今年の干支の蛇は拝殿前にありました。

今回は『東口本宮 冨士浅間神社』のご紹介でした。観光客もそんなに多くない神社なので、ゆったりと参拝できるかと思います。
以下、過去記事から「富士山世界文化遺産」の構成遺産をいくつかピックアップしてみました。参拝・観光の際の参考にして下さいね。それでは、また!
基本情報
・名称:東口本宮冨士浅間神社
・住所:静岡県駿東郡小山町須走126
・電話:0550-75-2038
・駐車場:あり
・アクセス
○車
-東富士五湖道路「須走IC」より約1分
-東名・新東名高速道路「御殿場IC」より約30分
○電車&バス
-JR「御殿場駅」からバス
「須走・富士学校」「河口湖」行バス、「須走浅間神社前」下車