こんにちは。前回に続き今回も静岡県・富士市にある『米之宮浅間神社』の参拝録です。
米之宮=よねのみやと読みます。御祭神が万人に米食の福田を与え恵み給う神であるため「米之宮」と呼ばれるようになったみたいです。全国にある「浅間神社」のひとつですが、晴れていれば境内から富士山が拝める神社ですよ!
大鳥居(一の鳥居)
青葉通りの「米之宮神社交差点」前にある赤い大きな一の鳥居。御祭神は「浅間神社」の神様でお馴染みの木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)。詳細な創建年代は不明ですが、天武天皇の勅使が白鳳4年にこの地を訪れたという記録がある事から、それ以前に創建された古社らしい。
境内案内図
境内全体はこんな感じになっています。「米の宮公園」と隣接しており、地元の方々に親しまれていそうな雰囲気を感じます。春はソメイヨシノなどの桜が綺麗そうですね。
二の鳥居
手水舎
夫婦木
手水舎の向かいに御神木「夫婦木」があります。「御神木指定証」なんてのがあるんですね。静岡県神社庁御神木審査委員会って初めて知りました!
神橋
神橋の正面に見えるのが社殿。
神橋を渡り、振り返るとこんな感じの風景です。
境内
拝殿前のスペースが広く開放的な境内。
社殿
神社のホームページを見ると「加島五千石の総鎮守」と書かれています。江戸時代にこの地域を流れる富士川の氾濫を抑えるために堤防を整備するなどの治水事業を行った結果、加島平野での新田開発も進み「加島五千石」と呼ばれるほど豊かな米どころになったとの事。
今年は辰年という事で、拝殿両側に飾ってあるのは辰の大きな絵馬。地元の中学生たちが描いたもののようです。
社務所
拝殿の左手にある社務所。
米之宮八幡宮
菅原道真公を祀る境内社「米之宮八幡宮」。この地域で合格祈願や学業成就を神様にお願いする時は、ここを参拝するのかな。
そして、境内からの富士山の眺望。社殿の屋根の上に見えるのがいいですね!『米之宮浅間神社』一番の見どころです!
富士山展望台
境内の隅には、鉄パイプで組み上げた、こんな簡易的な「富士山展望台」がありました!上って、より高い位置から富士山を拝んでみようと思います!
やはり、展望台の上から見ると綺麗に富士山が見えますね!社殿の屋根のカーブと富士山の雄姿がピッタリ合っているところが絵になります!
前回ご紹介した「富知六所浅間神社」から車で10分ほどの距離なので、時間があれば2社めぐってみるのが良いかも知れません。
基本情報
・名称:米之宮浅間神社
・住所:静岡県富士市本市場582
・電話:0545-61-0817
・駐車場:あり
・HP:米之宮浅間神社HP ご案内
・アクセス
-JR東海道本線「富士駅」北口から徒歩18分
-自動車 東名「富士IC」から約9分