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ぶらりお散歩とプチ旅の参考書です。

【昇仙峡ロープウェイ】「富士山遥拝所」もある絶景&パワースポットに登ってみよう!

こんにちは。今回は『昇仙峡ロープウェイ』のレポートです。
『昇仙峡』山麓・仙娥滝駅から「羅漢寺山」山頂・パノラマ台駅を結ぶ、全長約1㎞ほどのロープウェイで、頂上駅周辺には、富士山や南アルプスの山々を望む絶景スポット、神社などのパワースポットが沢山あり、見どころ十分の散策を楽しめます。

昇仙峡ロープウェイ

『昇仙峡ロープウェイ』仙娥滝駅の乗り場は、水晶街道沿いにあります。「山梨ワイン王国」「水晶宝石博物館」の隣です。
ロープウェイのりば

ロープウェイ乗り場の入口には、何故か、ふくろうの置物。『昇仙峡ロープウェイ』のキャラクターが「福仙人」と言うふくろうのようですね。
なお、ロープウェイの乗車料金は大人(中学生以上)往復1,300円(2023年11月時点)
山頂「パノラマ台駅」までは約5分、20分間隔で運行しています。

乗車したのは11月上旬。紅葉した山々を見ながら登っていきます。

パノラマ台駅

ロープウェイの頂上駅「パノラマ台」。標高1,058m。
山梨百名山のひとつ「羅漢寺山」の一部が「パノラマ台」で、最高峰の「弥三郎岳」などを総称して「羅漢寺山」と呼ぶらしい。
ここから「弥三郎岳」に20分で登頂可能なのが魅力ですね。今回は時間の都合により、「弥三郎岳」は断念。絶景の「展望台」と「うぐいす谷」を散策します。

パワースポット

山麓、山頂には様々な”パワースポット”があり、願掛けしたい鈴を購入して、各々の鈴結び所に結びに行くのだそう。

山頂案内図

「パノラマ台駅」周辺の案内図。駅を出て右に行けば「うぐいす谷」、左へ行けば「弥三郎岳」や「展望台」があります。いずれも5分程度の近さ。

浮富士広場

「パノラマ台駅」の前にウッドデッキがあり、ここが「浮富士広場」と呼ばれる富士山遥拝の場所。もう1か所「富士山遥拝所」がありましたが、「浮富士広場」のほうが眺めがいいです。裾野のあたりに雲がかかっているので、富士山が浮いているみたいですね。

和合権現

「パノラマ台駅」周辺の最大のパワースポットとされる「和合権現」。
男女の象徴を合わせもつ御神木、樹齢350年の楢 (なら)の木が祀られています。

これが、その御神木。まぁ、ユニークな形になったもんですね。
ロープウェイの開業時、地元の方々のご好意により、山頂に移され、権現様として祀られたようです。現在では、縁結び・子宝・金運の神様として親しまれているとの事。御神木は富士山の方向を向いており、強力なパワーが宿っているらしい。お詣り次第に従って参拝、”富士山の気”を頂く事にします。

八雲神社

素戔嗚尊(すさのおのみこと)と、その妻の櫛稲田媛命(くしなだひめのみこと)の夫婦神が祀られている「八雲神社」。「和合権現」のすぐ近くにご鎮座しています。
境内の由緒を見ると、建立は約400年前、甲斐の国巨摩郡・猪狩村の氏神で、石祠に石棒を安置して祀り、夫婦和合と武運の神として信仰されていたとの事。
また、この地が、山岳信仰の神社「金櫻神社」の古い参道の要所であった事から、参詣者の休憩と道中の安全を祈願した場所なのだそう。

うぐいす谷

寒中にもウグイスの声が聞こえたとの云い伝えから、名付けられたのだとか。遠くに見えるは南アルプス連峰や間ノ岳、北岳など。絶景スポットです!

龍の松

くねくね曲がった面白い形をした「龍の松」。木に括りつけられた受皿(龍の腹)の中にお賽銭が見事入れば、幸運が舞い込むのかな。

約束の丘 出愛の鐘

ロープウェイの頂上によくある幸運の鐘。竹筒に入った”仙人の杖”で鐘を叩くようです。杖を使うなんて、なかなかいいアイデアですな。

幸せ鈴投げ

鈴を投げる”念願成就”アトラクションのコーナー。鈴投げ台からの距離が結構あるので、黄金鈴の中に入れるのは難しいかも。

福仙人神社

『昇仙峡ロープウェイ』のキャラクター「福仙人」の神社を発見。
昇仙峡の弥三郎岳で仙人を目指して修行し、フクロウの姿を借りた仙人になった昔話があるんですね。何故、キャラクターがふくろうなのかの謎が解けました!

ふくちゃん・ゆめちゃん

ここから徒歩5分の「展望台」へ向かいます。「弥三郎岳」までは20分です。ふくろうキャラクターのふくちゃん、ゆめちゃんがお見送り。

最初は、こんな感じの整備された階段を上っていきます。

「展望台」に行く途中に、こんな絶景スポットも。

途中から階段もなくなり、山道を登っていくのですが、「幸せ鈴投げ」広場から徒歩5分程度なので、全くストレスはありません。滑りやすい箇所があるので注意。

展望台

大きな岩の上が「展望台」。

先程の「うぐいす谷」よりも高い位置にあります。晴れていれば、眺めが良く気持ちの良い場所ですよ。皆さん、「てんぼう台」と書かれた標識のあたりで記念撮影。

黄金池

最後にもうひとつのパワースポットをご紹介。ロープウェイ仙娥滝駅の構内に「黄金池」と呼ばれる、黄金色の鯉が泳ぐ池があります。ロープウェイで下ってきて、改札を出る前に見学する事ができます。

鳥居下の大きな鯉の石像。”鯉の神様”なのだそう。すぐ近くには七福神の像も。

例によって、人影を見るや否や、わぁ~っと寄ってくる”鯉の大群”。しかし、この黄金色の鯉たちは縁起良さげですね。お賽銭をしてエサでもあげれば、いい事あるかな。

渓谷散策や水晶街道での天然石見物など、見どころ沢山の『昇仙峡』観光ですが、お時間があれば、ぜひ『昇仙峡ロープウェイ』で山頂のパワースポット巡りをされてみてはいかがでしょうか。

基本情報

・名称:昇仙峡ロープウェイ
・住所:山梨県甲府市猪狩町441
・電話:055-287-2111
・運行時間:4月~11月
      上り始発9:00,終発17:10
      下り終発17:30
      12月~3月
      上り始発9:00,終発16:10
      下り終発16:30
・料金:大人(中学生以上)往復/1,300円
    小人(小学生以下4才迄)往復650円
    ※3才以下は無料
     ※2023年11月時点
・駐車場:あり(無料)
・HP:昇仙峡ロープウェイ