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ぶらりお散歩とプチ旅の参考書です。

【蓼科大滝】圧倒的存在感の「苔むす原生林」は必見!”神秘的な森”に流れる滝を見に行こう!

こんにちは。今回は、長野県・蓼科にある『蓼科大滝』の散策録です。
『蓼科大滝』は落差のある大きな滝ではありませんが、広い滝口から豊富な水量が流れ落ちる豪快ながらも気品あふれる滝です。
もうひとつの見どころは、滝まで続く遊歩道沿いの「苔むした原生林」の森。もの凄い神秘的な場所で、まるで異空間に迷いこんでしまったような雰囲気を感じるかも知れませんね。

プール平

面白い名前の場所「プール平」。かつて、この場所に温泉プールがあった事が「プール平」の呼び名の由来のようです。ここに無料駐車場がありますので、ここから『蓼科大滝』まで歩いて行きます。

プール平駐車場

「プール平駐車場」の入口。未舗装の駐車場ですが、かなり広く、50台程度は駐車できそうな感じ。公衆トイレもあります。

蓼科大滝遊歩道案内図

「プール平駐車場」よりも『蓼科大滝』に近い駐車場もあります。鹿山別荘地・キャンプ場へ向かう手前の橋の近くにある「蓼科大滝駐車場」。ここからだと『蓼科大滝』まで、徒歩約10分もかからないくらいですが、駐車スペースは少なく7~8台ほど。また、ここに行き着くまでの道は狭いです。

名所『蓼科大滝』の看板。原生林と水苔も見どころらしい。

銀のポスト

駐車場近くにあった喫茶店「銀のポスト」。旧蓼科郵便局の局舎を改装して喫茶店にしたらしい。入口には銀色にペイントされた本物の郵便ポストがありました。この日は定休日でしたが、なかなか良さげなお店です。

紅葉

10月下旬の訪問だったので、駐車場のまわりや遊歩道の木々が、赤や黄色に染まり、秋たけなわな感じ。紅葉した林の中に建つ別荘地のような家を見ながら、遊歩道を進んでいきます。

滝ノ湯川

遊歩道を歩いていくと「滝ノ湯川」に到着。ここから、さらに森深く入って行きます。

蓼科原生林

原生林の森の中には、目を引く特徴的な木々だらけ!しかし、これは、まだ序の口でした…。

この原生林、凄すぎ‼ 大きな石の上に乗っていますね。両手を広げた巨大な怪物にも見える、この原生林は、いったいどういう育ち方をしたら、こんな姿になるのか…。

まわりには、そこら中に、凄い形をした原生林群。太古の世界にタイムスリップしてしまったかのようです。

圧倒的な存在感の木々ばかり。根の張り巡らせ方がスゴイんですね!大きな岩を包み込むように成長していった原生林が多いです。神秘的でド迫力の原生林の森は、目を見張るものがあります。

これはスゴイ!地面に横たわっているのは巨木かと思いきや、その上から木々が生えています。これって、根?ですかね。

この横たわる巨木なんだか、巨大な根なんだか、よくわからない”苔むしたやつ”が、ず~っと伸びています。途中に潜れそうなところがあったので、通ってみました!

苔が綺麗。

あずまやが見えてきたら、『蓼科大滝』は、すぐその向こう側です。

蓼科大滝

『蓼科大滝』に到着。蓼科観光協会のサイトで確認すると、高さ25m、幅10mの滝とされていますが、垂直に流れ落ちる部分は25mもないので、恐らく、なだらかに流れ下っている所も滝の一部なのかな。

大きな石を何個か渡って、滝の近くへ。清涼感たっぷり、マイナスイオンに満ち溢れています!皆さん、滝つぼ近くの石の上で記念撮影、三脚を立てて、滝を撮影されているカメラマンの方も何人かいらっしゃいました。

駐車場から徒歩10~15分程度で、神秘的な景観が楽しめる『蓼科大滝と原生林の森』。
紅葉の時期も良いですが、新緑の季節も良さげ。蓼科観光の際は、ちょっと立ち寄りたい”絶景スポット”の一つです。

基本情報

・名称:蓼科大滝
・住所:長野県茅野市北山4062
・電話:0266-67-2222
 ※蓼科観光協会
・見学自由
・駐車場:あり