ぶらりうぉーかー

ぶらりお散歩とプチ旅の参考書です。

【河津七滝】伊豆の滝めぐり②

こんにちは。前回に続き、今回も「伊豆の滝めぐり」レポートです。
伊豆の滝と言えば、やはり『河津七滝(かわづななだる)』。川沿いの遊歩道を1時間ほどかけて7つの滝を散策するコースは河津町の人気観光のひとつ。「滝」のことを「ダル」と呼ぶのは、水が垂れるという意味の「垂水(たるみ)」からきており、平安時代から続いている民俗語なのだそうです。

河津七滝ループ橋

伊豆半島の真ん中を走る国道414号を下田方面に南下していくと、グルグル回りながら下っていく、まるで遊園地のアトラクションのような橋があります。全長1064m、直径80m、高低差45mの2重ループ橋で、これが河津町の名物「河津七滝ループ橋」。『河津七滝』は、このループ橋のすぐ近くにあります。なお、ループ橋の下は町営の無料駐車場。

河津七滝駐車場

「河津七滝ループ橋」から程なく、”七滝めぐり”の町営駐車場に到着。60台ほど駐車可能な比較的大きな駐車場です。

河津七滝めぐり案内図

『河津七滝』のめぐり方は、案内板の通り、河津七滝駐車場から近い順番にまわるのが、ベーシックかつオススメのまわり方です。
①大滝→②出合滝→③カニ滝→④初景滝→⑤蛇滝→⑥エビ滝→⑦釜滝の順番に見た後、同じ道を戻り帰ってくるコースです。遊歩道の全長は850m、滝めぐりの所要時間は、ゆっくり歩いて片道1時間くらいです。
「釜滝」近くにも10台ほど駐車可能な「水垂駐車場」があるので、「釜滝」→「大滝」をめぐる逆コースもあります。いずれも七滝をめぐったあとは、来た道を戻るのですが、河津七滝駐車場と水垂駐車場近くに路線バスのバス停がある為、戻りはバスを利用して駐車場に戻るという方法もあります。但し本数が少ないのでご注意を。

大滝入口

「大滝」は、このような門を通って滝見台まで下っていきますが、門は8時に開門されるようです。残念ながら、この日は滝に向かう遊歩道の途中で倒木があり、撤去作業中だったために「大滝」まで辿り着けませんでした…。
ちなみに「大滝」には温泉が湧いており、滝をみながら温泉に浸かれる宿もあります。映画「テルマエ・ロマエ」のロケ地にもなったようです。
大滝

ということで「河津七滝観光協会」のウェブサイトからお借りした写真で「大滝」をご紹介。落差約30m、幅約7mの河津七滝の中で最大の滝。豪快に流れ落ちていそうですね。次回、秋の紅葉時期にでも訪問してリベンジしたいです!

出合滝 入口

「大滝」入口から少し歩くと、道路脇に「出合滝」に下っていく階段があります。

出合滝

入口から数分で「出合滝」のビュースポットに到着。

2つの流れが合流してひとつになることから「出合滝」と名付けられたようです。遊歩道からは二つの滝を正面から同時に見られませんが、流れ込んだ先の水の青さが綺麗です!

七滝七福神(出合弁財天)

七福神めぐりもできる『河津七滝』。七つの滝に七福神像のうちのひとつがお出迎えしてくれます。「出合滝」は弁財天。

滝めぐり遊歩道入口

「出合滝」の先に「滝めぐり入口」の看板があり、そこを右に進んでいくと川沿いの遊歩道になります。

滝氷

「かき氷」ならぬ「滝氷」の面白い看板が遊歩道脇にありました。これは川沿いにある隠れ家風古民家レストラン「ひぐらし」の夏季限定メニューのようですね。

カニ滝

遊歩道の入口を入って、最初の滝が「カニ滝」。落差約2m、幅約1mの小さな滝です。滝の横の岩がカニの甲羅のように見えるので、名付けられた名前なのだとか。

七滝七福神(蟹布袋)

「カニ滝」には「蟹布袋」様がご鎮座。

こんな感じの清流を眺めながら、遊歩道を進んでいきます。

溶岩洞窟温泉

川沿いに「溶岩洞窟温泉」なるものを発見。調べてみると洞窟内にある温泉らしく、源泉かけ流しの天然温泉が湧き出ているらしい。混浴専用のワイルドな野天風呂のようですね。

ご当地公衆トイレは、やはり「伊豆の踊子」。

大岩成就

大願成就ならぬ「大岩成就」なんてものがありました。遠くの的に向かって、3つ投げられるみたいですが、どこに投げるのかと言うと…。

川の真ん中にある大きな岩の上に乗せられれば願い事が叶うようです!

初景滝

落差約10m、幅約7mの「初景滝」。優雅に流れ落ちる様と青い滝壺が印象的です。

踊り子と私

人気の撮影スポット「踊り子と私」像と「初景滝」のコラボ。このあたりは秋の紅葉時期が綺麗そうです。

七滝七福神(初景寿老人)

七福神の看板が無いと、見落としそうなくらい周辺の風景に溶け込んでいた「初景寿老人」。

「初景滝」の先は、こんな木製の階段を上って、さらに山深い上流を目指していきます。いい運動になりますが、若干きつくなりますよ~。

蛇滝

「蛇滝」に到着。見る前の勝手な想像は、蛇のようにクネクネして流れ落ちるから「蛇滝」なのかと思っていたら、どうやら違うらしい。

玄武岩の模様がヘビのうろこのように見えることから「蛇滝」と名付けられたとの事。遊歩道を少し上ったところから見ると、なるほど!と納得できるかと。

七滝七福神(蛇福禄寿)

河津踊子滝見橋

面白い形をした珍しい吊り橋です。全長約46mの階段を上るように進んでいく吊り橋でした!さらに上流へと進んでいきます。

エビ滝

滝の形がエビの尾ひれに似ていることから「エビ滝」と名付けられています。清涼感あふれる涼し気な滝です!

近くに吊り橋があり、橋上からなら「エビ滝」を正面から見られるのですが、この日は通行止になっていました。

七滝七福神(海老恵比寿)

「えびえびす」なんて語呂がいいですね!

さらに山の奥へと入っていくと、遠くにかなりの落差の滝が見えてきました。最後の滝「釜滝」です。

この階段を上りきった先に滝見のデッキがあります。

思ったよりも近くで迫力満点の滝を観賞できますね。ただ、滝のしぶきでデッキがびしょびしょになっており、かなり滑りやすくなっているため注意。マイナスイオンがいっぱいすぎて、傘かレインコートでしぶきを避けたいくらい!

釜滝

落差22m、幅2mの豪快に流れ落ちる「釜滝」。『河津七滝』の中では「大滝」に次いで2番目に大きな滝です。滝壺の形が、釜に似ていることが名前の由来のようです。轟音とともに流れ落ちるものすごい水量!水しぶきが舞ってくるので、長く立ち止まるとかなり濡れます。大迫力でなかなか満足感の高い滝でした!これで見られなかった「大滝」を除き、”河津七滝”コンプリートです。

展望デッキから下を見下ろすとこんな感じ。下に遊歩道の柵らしきものが見えますが、現在は立入禁止なのかな。

切り立った崖に囲まれた秘境っぽい場所です。かつては地獄谷と呼ばれ、恐れられていたのだそう。それにしてもスゴイ谷底です!

七滝七福神(釜毘沙門天)

一年中しぶきを浴びているので、いい感じに苔むした毘沙門天。

「釜滝」からさらに上流にある「猿田淵」。ここから280mと書いてありますが、急な階段をひたすら上らなくてはならないので、結構疲れます。「釜滝」ほどの感動はないので、『河津七滝』制覇で良しとし、「猿田淵」はパスして、ここで引き返しても良いかも知れません。健脚の方はぜひチャレンジしてみて下さい!

上り階段はこんな感じです。何段あったのはわかりませんが息が切れます…。

滝々段々橋

吊り橋「滝々段々橋(だるだるだんだんばし)」が見えてきたら、「猿田淵」はもうすぐです。

猿田淵

「猿田淵」到着。透明度が高い静かな淵です。ここから、先程の「釜滝」に流れ落ちているんですね。
「猿田淵」から徒歩10分ほどのところに「水垂駐車場」、その近くにバス停「河津七滝遊歩道上入口」があるので、路線バスをうまく使い、滝めぐりのスタート地点を「猿田淵」からにすれば、一番キツイ「釜滝」までの階段は下り、「初景滝」も下り階段になるので、”地獄の階段上り”は回避できますよ!なるべく疲れずに散策されたい方はご参考に。
今回は伊豆の名所『河津七滝』滝めぐりのご紹介でした。

基本情報

・名称:河津七滝
・住所:静岡県賀茂郡河津町梨本
・電話:0558-32-0290
 ※河津町観光協会
・営業時間:見学自由
 ※大滝の歩道開放時間は8時~18時(6-9月)
  8時~17時(10~5月)
・駐車場:あり(町営無料駐車場)
・HP:河津七滝観光協会ホーム
・アクセス
-伊豆急行「河津駅」よりバスまたはタクシーを利用