
こんにちは。群馬県沼田市にある『吹割の滝』の散策録です。
天然記念物や「日本の滝100選」に選定されている名瀑です。大昔の火山の噴火によってつくり出された地形が川の流れによって浸食され、珍しい景観の滝になったんですね!
吹割の滝 市営駐車場

今回駐車した「市営駐車場」。利用は無料ですが10台くらいしか停められないのが難点。『吹割の滝』までは若干歩きます。

「奥利根ゆけむり街道」沿いには、ドライブインや土産物屋の駐車場がたくさんありますが、無料と有料の店舗があるのでご注意。「滝の駅・吹割」と「吹割の滝 伽羅苑」が駐車場も大きく、無料なので利用しやすいかと。
遊歩道入口

看板に従い、遊歩道入口へ。
吹割渓谷遊歩道案内図

「吹割渓谷」周辺はこんな感じになっています。イラストの赤い橋のあたりに「市営駐車場」があります。ピンク色の部分は遊歩道。渓谷をぐるりと1周できるように整備されています。
遊歩道入口


「吹割渓谷」の立体図が遊歩道の入口にありました。散策コースには「鱒飛の滝」と「吹割の滝」の2つがあります。2つの滝を過ぎたあと、吊り橋で「浮島」と呼ばれる川中にある島を経由して対岸へ。その後、山の中の遊歩道を通って「市営駐車場」近くの出入口に辿り着くルートです。
鱒飛の滝

まずは「鱒飛の滝」から観賞。昔、この川に鱒が遡上してきましたが、この滝の段差により、なかなか上流に上がれず、何とか超えようと懸命に飛び跳ねていたことから『鱒飛の滝』と呼ばれるようになったとの事。滝壺から吹きあがる水しぶきがスゴイです!

カラーコーンが置いてあるので、滝をのぞき込む所まで行けませんね。これ、2024年7月に川の増水により、観光客が一時、遊歩道に取り残された事を受けて、観覧する範囲を後退させたのかも知れませんね。



ゴォーっと滝壺に音を立てて落ちていく様は迫力ありますよ!


太陽の光に照らされる水しぶきが神々しい!


断崖絶壁の岩場を見ながら川沿いの遊歩道を進んで行きます。



散策したのは秋。山の木々が色づき始めていました!
般若岩



岩壁の形が般若に似ていることから「般若岩」と名付けられた奇石がありますが、どこにあるのかわかりますか?カーっと口を開いた感じが恐くもありますね!
屏風岩

山を見上げると巨大な岩場が見えますが、「屏風岩」と呼ばれる850年万以前、火砕流が固まってできた岩石なのだそう。
吹割の滝


そして『吹割の滝』に到着。高さ7m、幅30mの珍しい地形にできた滝です。川底に亀裂が入ってパックリ2つに割れているような地形に水が流れ込んで、なが~い滝をつくっているんですね!




見れば見るほど、すごい地形ですよね。川底に裂け目が入っていると言うか、段差がある構造になっていると言うか、水が3方向から流れ込むので、ちょっと神秘的な雰囲気があります。昔から『吹割の滝』の滝壺は龍宮に通じているといわれがあるようです。




割れ目の部分に水が流れ込んでいく様子を眺めます。
浮島橋

吊り橋を渡り、川の真ん中にある「浮島」へ向かっていきます。


吊り橋の真ん中からの景色です!

島にあるお堂「浮島観音堂」へ。
浮島観音堂



平安時代の延歴14年(795年)に観音不動昆沙門大師が創設、その後、文明8年(1469年)に小海住真海師が本尊を再興、現在のお堂は昭和59年(1984年)に新築されたもののようです。
吹割橋


もう一つの吊り橋「吹割橋」を渡って、川の対岸へ。
観瀑台

遊歩道の途中に『吹割の滝』を上から見下ろす事ができる観瀑台があります。


上から見ると『吹割の滝』の地形がどうなっているのかが、よくわかりますね!

「十二様」という小さな神社が見えてきたら、すぐ先が遊歩道の出口です。

「市営駐車場」側の遊歩道の出入口に到着。気持ちの良い”滝めぐり”でした!
紅葉が綺麗な秋の渓谷美も良いのですが、4月から5月の新緑の季節は、雪解け水により水量も増え、豪快に流れる滝が見られますよ~。なお、12月中旬~3月下旬までは冬季閉鎖になりますので、ご注意下さい。今回は、「東洋のナイアガラ」と称される『吹割の滝』のご紹介でした!
基本情報
・名称:吹割の滝
・住所:群馬県沼田市利根町追貝
・電話:0278-23-2111
※沼田市役所観光交流課
・駐車場:あり(無料&有料)
※吹割大橋付近に市営駐車場(無料/約10台)
※滝近くのドライブインに有料・無料駐車場あり
・見学:自由(遊歩道は夜間通行止め)
※例年12月中旬~3月下旬は冬季閉鎖