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ぶらりお散歩とプチ旅の参考書です。

【静岡県 白糸の滝・音止の滝】富士山の湧水が流れ落ちる”世界遺産”の名瀑

こんにちは。今回は静岡県にある『白糸の滝』と『音止の滝』のご紹介です。
ご存知、富士山周辺の王道的な観光地で、国内外多くの観光客が訪れる景勝地。特に『白糸の滝』は、その名にふさわしく、幾筋もの白い絹糸をたらしているような景観は、何度観ても感動ものです!

駐車場から滝に行く途中にある立派な『白糸の滝』の碑。国の名勝、天然記念物に指定されており、また「日本三大名瀑」の候補にも挙がっている滝なんですね。

世界遺産 富士山

『白糸の滝』は「世界遺産富士山」構成資産の一つ。構成資産には湖、神社などもあり、富士山周辺のドライブコースとして人気があります。

案内図

駐車場から滝までの案内図。
最初に現れるのが『音止の滝』で、駐車場から徒歩5分ほど。さらに5分ほどで『白糸の滝』に到着します。

散策路

「富士山世界遺産」構成資産に登録されたのが2013年。滝までの散策路は綺麗に整備されています。広場には、カフェや”富士宮やきそばのお店もありました。

音止の滝

まずは『音止の滝』を観賞。
落差約25mの豪快な滝で、「日本の滝百選」にも選定されています。日本三大仇討ちで知られる、曾我兄弟が父の仇の工藤祐経を討つ相談をしていた際、滝の轟音で声がさえぎられた為、神に念じたところ、一瞬滝の音が止んだという伝説から『音止の滝』と名付けられたのだそう。
上の写真の撮影場所は、2つある展望台のうち、手前にある所から。滝の迫力は十分に伝わってきますが、手前のススキや草木が邪魔をしてて、綺麗に見えませんね。もう一つの展望台に行ってみる事にします。

厳磐叢神社

滝の上にある小さな祠。「厳磐叢神社」と書いて”ゆついわむら神社”と読みます。
御祭神は、天照大神と磐長媛尊。縁結びのスポットのようです。カフェとお店が建つ敷地の奥にあるのですが、この日は朝早いせいか、お店のまわりのフェンスが閉まっており、神社には行けず。昔は自由に行き来できたような気がするんだがな…。

8年前に訪れた時の写真を参考まで。現在でも同じ外観なのかと。

音止の滝展望台

程なく、もうひとつの「音止の滝 展望台」に到着。正面から滝を観る事ができます。

豪快に流れ落ちていますが、この日の水量は少ないほう。多い時は、向かって右側の岩壁が見えないくらい、もの凄いですよ。

ちなみに水量が多い時の『音止の滝』はこんな感じ。流れ落ちる音がもの凄く、大迫力でした!

白糸の滝 展望スペース

お次は『白糸の滝』へ。
上の写真は、散策路途中にある土産物店の前の展望スポットからの眺め。

階段を下って、滝つぼへ向かいます。
階段は100段くらい。そんなに急ではありません。

滝見橋

「滝見橋」からの眺め。散策路の突き当りが『白糸の滝』に一番近い見学場所ですが、滝つぼに下りる事もできます。

湾曲した崖のあちこちから白糸のように流れ落ちていますね。何か絵になる風景。

白糸の滝

落差約20m、幅は約200mあるとされる、非常にワイドな『白糸の滝』。さきほどの『音止の滝』とは対照的に、ちょっと繊細で、芸術的な雰囲気が漂う景観かと。

毎秒1.5トンもの水量を誇り、その殆どは富士山の湧水。『音止の滝』同様、「日本の滝百選」に選定されています。こんなにスゴイ自然の景観をつくり出しちゃうなんて、やはり、富士山は偉大ですな。

滝の幅が広いので、滝つぼに下りるとマイナスイオンに包まれる感じが半端ない。
有名な観光地ではありますが、富士山周辺のドライブで、何度も訪れたくなる『白糸の滝・音止の滝』のレポートでした。

基本情報

・名称:白糸の滝・音止の滝
・住所:静岡県富士宮市上井出273-1
・電話:0544-27-5240
 ※富士宮市観光協会
・営業時間:8時30分~16時30分
 ※駐車場営業時間
・駐車場:あり(有料)
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