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ぶらりお散歩とプチ旅の参考書です。

【追分市民の森】菜の花畑が見頃!広大な谷戸と森林が魅力の公園へ

こんにちは。横浜市旭区にある『追分市民の森』の散策に行ってきました。
『追分市民の森』は、横浜市独自の緑地を保存していく制度によって整備された市民憩いの場「市民の森」のひとつ。山林所有者の協力により、市が散策路等を整備して一般公開しています。自然豊かな森の中を歩く魅力もさることながら、最大の見所は、”春のお花畑”。谷戸の地形に沿ったお花畑一面に咲く菜の花が素晴らしいです。約12,000㎡もある大きな菜の花畑ですが、意外にも知られておらず、横浜市内の隠れた名所と言えるかも知れません。

旭区グリーンロード

『追分市民の森』周辺はこんな感じ。
最寄りの駅は相鉄線「三ツ境駅」、『追分市民の森』まで徒歩15分くらいです。難点は『追分市民の森』には駐車場がありません。今回は車でのアクセスだったので、現在地の近くにあるコインパーキング「タイムズ笹野台2丁目」に駐車。
散策ルートは、現在地から「聖マリアンナ医科大学 横浜市西部病院」を右手に見ながら直進し、マリアンナ口から”市民の森”に入ります。その後は、黄色い点線の部分を進み、”菜の花畑”を目指します。
なお、「旭区グリーンロード」とは、自然が多く残る旭区の特色を活かし、街路樹や遊歩道、公園などを緑で繋いで、区全体がひとつの大きな公園となるようにイメージした構想との事。

「追分市民の森」案内図

マリアンナ口に到着。
「菜の花畑」は、追分みちと呼ばれる、小川が流れる谷戸の沿った散策路付近にあります。案内図のOA-7、OA-8、OD-2のあたりです。
早速、森の中の散策路「なかみち」を通って、追分みちに向かいます。

マイナスイオンをたっぷりチャージしながら、こんな雰囲気の散策路を歩いていきます。

森から抜けると、遠くに黄色いお花畑が見えてきます。

菜の花畑に到着!
例年3月中旬から4月上旬が見頃ですが、今年も例年通りの開花状況のようです。

横浜市内にある菜の花畑の規模としては、だいぶ大きいと思います。
電車&徒歩なら、横浜駅から約45分くらいなのでアクセスはしやすいです。

この日は、朝8時頃の散策だったせいか、菜の花畑の真ん中で自撮りされている方が数名いるだけ。マイナーな場所なので、人も少なく、映え写真を撮影もしやすいかも知れませんね。”お花畑独り占め状態”です。

遠くに見える橋の向こう側にも菜の花畑があるようなので、見に行きます。

散策路沿いの農地には、早咲きの桜?が満開。今年はソメイヨシノの満開も早そう。

旭大橋

中原街道が走る「旭大橋」下に到着。谷戸に広がる菜の花畑がいい雰囲気です。

橋と菜の花のコラボもなかなか良い。何故か、見入ってしまう。

「旭大橋」の上から菜の花畑を眺めてみる事にしました。

一瞬、ゴキちゃんかと思いましたが、ホタルのデザインでした。『追分市民の森』は横浜市内でホタルが生息している貴重な場所らしい。『追分市民の森』のある旭区の昆虫もホタルとの事です。

橋の上からの眺望。黄色い絨毯のような”プチ絶景”が広がっています!

橋の反対側の景色。先程、見た早咲きの桜らしき木が見えます。畑で何やら収穫しているみたいで、散策路の傍らで販売もしていますが、この広大な「市民の森」の所有者の方だろうか。

再び、谷戸へ下りて”菜の花畑”を観賞。
この谷戸は、菜の花だけでなく、季節によって「ひまわり畑」や「マリーゴールド畑」に変わり、季節の花々が楽しめるようになっています。

「菜の花畑」の中には、こんなベンチもいくつか。

「自然保護公園」という位置付けのせいか、専用駐車場が無いなど、車だとアクセスしづらい場所ではありますが、四季折々の自然を楽しめる「市民の森」。
次回は、ひまわり畑の様子をレポートしようと思います。

基本情報

・名称:追分市民の森
・住所:神奈川県横浜市旭区矢指町
・入園:見学自由
・駐車場:なし
 ※近隣コインパーキング利用
・アクセス
 -相鉄線「三ツ境駅」徒歩15分