ぶらりうぉーかー

ぶらりお散歩とプチ旅の参考書です。

『秦野市』のパブリックアート&公園散策【神奈川県 秦野市カルチャーパーク・ペコちゃん公園はだの】

こんにちは。前回に続き『秦野市』のパブリックアートを巡ります。
今回は『秦野市カルチャーパーク』の散策。
「秦野市中央運動公園」とも呼ばれている『秦野市カルチャーパーク』は、野球場、テニスコート、陸上競技場や市民プール等のスポーツ施設と、図書館やカルチャーホールを備えた複合的な公園です。

水無川ハイキングコース

「秦野駅」前を流れる「水無川」の散策路「水無川ハイキングコース」を上流に向かって歩いて行くと『カルチャーパーク』に到着します。「まほろば大橋」から2㎞くらいの距離です。

カルチャーパーク

『秦野市カルチャーパーク』到着。
パブリックアートは主に図書館と文化会館(クアーズテック秦野カルチャーホール)周辺に点在しています。

「パサデナ通り」と書かれた、デザインが可愛らしいストリートサインがあったので、写真を一枚。
「秦野市」は、アメリカのテキサス州ハリス群にある「パサデナ市」と姉妹都市提携をしているみたいです。

「あなたと…(時は流れて)」

武荒信顕 作

さて、最初のパブリックアート発見!
『秦野市カルチャーパーク』で最も大きな彫刻です。丘の斜面で微妙にバランスを保っている感じが面白いですね。

「FIGURES-LINE」

松尾光伸 作

秦野市立図書館前のパブリックアート群の中から、何点かピックアップしてみました。この作品、じぃ~っと見ていると”象形文字”のように見えてきた!

「石・もの性の崩壊(for Pavement)」

岡本敦生 作

難解なタイトルですが、バックの丘にある時計とのコラボが綺麗。砕け散った巨石を表現?

「ROPEⅠ」

岸 豊治 作

こういう作品は、結び目がどうなっているのか確認したくなります。知恵の輪のようにも見えますね。

「悠Ⅰ」

速水史郎 作

この作者の方のこのようなシンプルな石の作品は、色々な場所で見かけます。今年94歳の現役彫刻家と言うから驚きです。

「日食石:1987~2000A.D.Ⅲ」

濱坂 渉 作

「横たわる女のトルソ」

高野和行 作

「紙の塔」

山縣 壽夫 作

図書館の前に「平和の森」と言うエリアがありますが、ここには石の彫刻が多い。

「Od octave-2」

若江漢字 作

この作者の方、横須賀の私設美術館「カスヤの森現代美術館」を建てられた方ですね。

「陽光」

土屋 健 作

太陽の光をいっぱいに浴びている…って感じでしょうか。図書館の入口前に設置されています。

「噴水状彫刻メタモルフェー」

林田 滋 作

噴水を表現した彫刻?でしょうか。何だか、飛んで行ってしまいそうな感じ。

「ふたたび」

井上玲子 作

まるで、ターミネーター2の液体金属みたいですね。”ふたたび”出会ったカップルが喜びあっているようにも見えます。

「LOUCUS IN THE SKY 87」

大隅秀雄 作

クアーズテック秦野カルチャーホール前の広場に設置されている作品。
これは、風が吹くと動くのだろうか。

「集積Ⅰ」

岡本勝利 作

秦野市のHPによると、近くの川原から集めた石、350個あまりを使って製作されたとの事。亀の甲羅のよう。

「INTERSECTION」

内田晴之 作

反重力空間を表現しているみたいです。オレンジの物体に挟まれたシルバーの四角柱が、宙に浮いているように見えます。

「窓」

北島一夫 作

逆三角形の”窓”を通した風景が、どのように見えるのか、思わず覗いてみたくなります。子供達が中を通ってしまう事も想定していると思いますが、面白そうなので、ちょっとやってみたい気もします。

「健康の泉」

「健康の泉」と名付けられた噴水の真ん中に彫刻がありますが、詳細不明。
泉のまわりにはベンチがあり、朝のひとときを、皆さん、ゆったり過ごされていました。

「健康の泉」の近くに、バラ園があるのですが、こんなに暑い夏に咲くバラもあるんですね。まさかバラが満開なんて思ってもいませんでした。ちょっと、得した気分。

ペコちゃん公園はだの

散策の最後に立ち寄ったのは、日本全国で唯一の『ペコちゃん公園はだの』。
『秦野市カルチャーパーク』内にある公園ですが、正式名称は「中央子供公園」、通称『ペコちゃん公園はだの』だそうです。
そう言えば、秦野市には不二家の工場がありますが、ネーミングライツなのかな。

ひさしの上に”ちょこん”と座る「ペコちゃんとポコちゃん」。
ちなみに「ペコちゃん」の名前の由来は、子牛の愛称「べこ」から、「ポコちゃん」は、幼児をあらわす室町時代の古語「ぼこ」から来ているとの事。

いっしょに記念撮影できるエリアもありました。
う~ん、ペコちゃん、ポコちゃんの顔色が少し悪いような気がしないでもない…。
白目の部分が塗られていないせいか、少し怖い…。

気づいたのですが、ペコちゃんって、右のほっぺに舌を出しているのと、左のほっぺに出しているのと2つのタイプがあるんですね。
「不二家」なんて、もう久しく行っていませんが、昔、学校帰りに食べたチョコレートパフェは美味かったなぁ。

基本情報

〇秦野市カルチャーパーク
・住所:神奈川県秦野市平沢148
・電話:0463-82-1324
・利用時間:7時~22時
・駐車場:あり(無料)
 ※第1,2,3,4,7駐車場:7~22時
 ※第5,6駐車場:8時30分~18時30分
  (10~3月は17時30分迄)

アクセス

〇小田急線
『秦野駅』からバス
『渋沢駅』からバス
※カルチャーパーク前下車