ぶらりうぉーかー

ぶらりお散歩とプチ旅の参考書です。

『秦野市』のパブリックアートめぐり【神奈川県 秦野駅北口&南口広場・まほろば大橋・しもかわらぶち公園】

こんにちは。今回は『神奈川県・秦野市』のパブリックアートをめぐる散策です。
秦野市は「彫刻のあるまちづくり」を目指しているせいか、秦野駅前を中心に市内各地にパブリックアートが点在しています。

秦野駅

今回の散策スタート地点、小田急線『秦野駅』。まず、駅前南口広場から散策。

名水の里

『秦野市』と言えば「水」が有名。湧水マップの案内板も整備されていますね。
神奈川県で唯一の盆地の街で、地下水も豊富。「秦野盆地湧水群」は名水百選として選定されています。

「風」

永廣隆次 作

早速、南口広場のひとつめのパブリックアート。駅周辺では一番大きな彫刻です。
バスターミナルの真ん中に、”どん”と設置されていて、駅のシンボル的な存在です。

「CHAIR OF SKY(空の椅子)」

今村 巌 作

鏡面仕上げになっているので、周りの風景が映りこんでいて、存在感があるような無いような…。待ち合わせの椅子として活躍していそうだ。

「重力の無い風景」

斎藤史門 作

この作者の方のこのシリーズ作品、色々な場所で見かけます。無重力状態のキューブが、フワフワ浮いているように見えてきますね。

「異石風景」

佐藤尚宏 作

シンプルながら味わい深い作品。ちょっと「ストーンヘンジ」みたいですね!
この作品もベンチにも活用できるように考えられているんでしょうね。

「雲のある風景」

村中保彦 作

喫煙所の前にもパブリックアート。雲を突き抜けているはしごが可愛らしい作品。

北口広場へ場所を移動。
泉と彫刻のあるエリアを発見!待ち合わせに、良さげな場所です。

「母子像」

佐藤助雄 作

秦野名水

「秦野名水」が流れ出ています。地下水をポンプで揚水しているのだそう。

「地球環境保全像」

後藤良二 作

何だか、お堅い作品タイトルですが、『秦野市』が取り組んでいる、水と緑に恵まれた環境を後世に継承する「秦野市環境基本計画」と関係がありそうだ。

しもかわらぶち公園

北口広場のすぐ近くの小さな公園で、パブリックアート発見!見落としてしまいそうな小さなスペースです。

「君を待つ風」

会田富二男 作

童子3人と犬1匹。みんな各々、何を見つめて何を待っているのだろうか。

手遊び

これは面白いなぁ。童謡の手遊びをイラストで説明したイスなんですね。
どのタイミングで、どうやって手を出すのかが、わかりやすく描かれています。「ちゃつみ」は小さかった頃、よくやりましたね。懐かしい!

まほろば大橋

さて、駅前を流れる「水無川」に架かる「まほろば大橋」に到着。
ガス灯もあって、とてもレトロな雰囲気。

カリオンを備えた時計塔が、橋の中央に建てられている、「かながわの橋100選」に選定されている”名橋”のようです。

「生命の詩」

西巻一彦 作

「まほろば大橋」上に、ふたつのパブリックアートがありました。その一つが、この作品。木の下でまったりと穏やかに過ごす人間と猫、時間がゆっくり流れていく…こんな感じでしょうか。

「COSMIC RING」

横山 徹 作

「生命の詩」の向い側にある、もうひとつの作品。
1987年開催「夢のかけ橋彫刻展」の最優秀賞受賞の作品なのだそうです。 

水無川ハイキングコース

さて、「水無川」沿いの遊歩道に下りて、次の目的地に向かいます。
「水無川ハイキングコース」は、全長約7.5㎞、「まほろば大橋」から川の上流に向かって歩いていくコースです。

次の目的地は『秦野市カルチャーパーク』。遊歩道を上流に2㎞ほど歩いていきます。
『秦野市』パブリックアートめぐりは、次回も続きます!

基本情報

・名称:まほろば大橋
・住所:神奈川県秦野市大秦町1
 ※秦野駅北口広場からすぐ

アクセス

〇小田急線
『秦野駅』下車