ぶらりうぉーかー

ぶらりお散歩とプチ旅の参考書です。

バラが見頃の『港の見える丘公園』ローズガーデン散策

こんにちは。
バラが見頃を迎えた『港の見える丘公園』のバラ園へ散歩に行ってきました。
山手西洋館の「横浜市イギリス館」「山手111番館」に隣接する、ちょっとエレガントな雰囲気が漂うバラ園です。
バラ園は、英国風の庭「イングリッシュローズの庭」を中心に「バラとカスケードの庭」「香りの庭」の三つで構成されており、全体としては約330種、2200株の規模です。なお、バラ園は無料、見学自由。

イングリッシュローズの庭

今回は、「イングリッシュローズの庭」と「バラとカスケードの庭」付近を中心に散策していきます。写真奥に見える建物が「横浜市イギリス館」。

「イングリッシュローズの庭」が一番華やかな”春バラの季節”。
宿根草と一年草をミックスさせてデザインされているので、四季折々の花々が楽しめるようになっています。

バラのオベリスク

アイアンで出来た塔”オベリスク”に巻き付いたオレンジ色のバラが満開!一輪一輪が大きく、見応えがあります。

黄色の回廊

「黄色の回廊」と名付けられた黄色系のバラのエリア。バラのアーチには蕾がたくさんついており、まだまだ楽しめそう。

アーチ周辺のバラのボリューム感が圧倒的で、「イングリッシュローズの庭」の見どころの一つかと。

赤の回廊

「赤の回廊」と呼ばれるエリア。
赤と言っても”黒赤”っぽいシックな雰囲気のバラですね。”ザ・プリンス”と”ダーシーバッセル”と言う品種が植栽されています。

ベンチのまわりにもバラがいっぱい!
座ってゆったりしていると、おとぎ話の世界にいるみたいです。

「ピンクと紫のウォールガーデン」と呼ばれるエリアにある、木の枝でつくられたイスのオブジェ。

「イングリッシュローズの庭」だけでも約150種ものバラが咲き誇っています。どの花も綺麗に咲いており、気品漂う雰囲気。

皇室や王室関係の名前が付けれれているバラも色々とありますね。その年に皇室・王室のイベント事があると、品種改良された新しいバラの名前にするのでしょうか。
上の写真のバラは、「プリンセスドゥモナコ」。

「プリンセスアイコ」 
日本でつくられた品種だそうです。

「プリンセスアン」
イギリスでつくられた品種で、エリザベス2世の第一王女にちなんで付けられた名前だそう。

イギリス館後庭

「横浜市イギリス館」沿いの小道のある庭。「イングリッシュローズの庭」に属するのか「バラとカスケードの庭」に属するのか不明ですが、雰囲気のいいエリアです。

たくさんの淡いピンクのバラが満開!やすらぎを感じる小庭です。

このエリアのピンクのバラは、「はまみらい」と「グレイス」と言う2つ品種のようですね。「はまみらい」は、横浜開港150周年記念として世に出された品種です。

バラとカスケードの庭

「イングリッシュローズの庭」に続いて、「横浜市イギリス館」の裏に広がる「バラとカスケードの庭」を散策します。

「横浜市イギリス館」は丘の上に建っており、その裏は緩やかな斜面になっています。その斜面に様々なバラが植栽されているデザインの庭園です。

斜面の下のオレンジ色に咲き乱れるバラ越しに「イギリス館」を眺めます。やはり、洋館とバラのコラボは似合いますね。

オレンジ、ピンク、黄色のバラの競演。開放的でダイナックな庭園です。

山手111番館

噴水広場を挟んで「横浜市イギリス館」の反対側にある「山手111番館」。
建物の見学は無料、喫茶室カフェ・ザ・ローズが併設されており、テラス席ではローズガーデンを見ながら、お茶や食事を楽しむ事ができます。

「山手111番館」前に咲く、ピンクの縁取りが綺麗なバラ「ほのか」。2004年に日本で作出された品種だそうです。

優雅な雰囲気の漂う『港の見える丘公園』のローズガーデンは、『山下公園 未来のバラ園』と並ぶバラの名所。二つのバラ園は徒歩12分程度と近いので、”バラ園のはしご”をするのがおすすめです。

基本情報

・名称:港の見える丘公園
・住所:横浜市中区山手町114
・電話:045-671-3648
・入園:見学自由
・駐車場:あり(有料)

アクセス

〇みなとみらい線
『元町・中華街駅』より徒歩5分
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