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【岐阜県 岐阜三社参り】岐阜市内パワースポットめぐり「親と子の神社」参拝

こんにちは。岐阜県岐阜市のパワースポット巡り『岐阜三社参り』に行ってきました。
ひょんなことから岐阜市内に行く事となり、早朝より神社巡りを決行、三社は2.5㎞程度の範囲内にある為、テンポ良く参拝できて、歩いてまったりとお参りする事も可能です。

岐阜三社参り

『岐阜三社参り』とは、主祭神が親子関係にある3つの神社、父・伊奈波神社(いなばじんじゃ)、母・金神社(こがねじんじゃ)、子・橿森神社(かしもりじんじゃ)を参拝する事で、家族の幸せを願いながら歩いて参る事で、幸福になれると伝えられています。

今回の参拝経路

金神社⇒橿森神社⇒伊奈波神社

父、母、子の順番に回ろうとも考えましたが、スケジュールの都合により、今回は『金神社(母)』から参拝スタート。『金神社』から『橿森神社(子)』間は徒歩10分程度、『橿森神社』から『伊奈波神社(父)』間は徒歩17分くらいです。
なお、車で回られる場合、『橿森神社』には駐車場が無い為、近隣のコインパーキングの利用となります。

金神社

こがね大鳥居

『金神社』と書いて「こがねじんじゃ」と読みます。一際目立つゴールドの鳥居が素晴らしい。”幸福を招くこがね大鳥居”とのネーミングだそうですが、金運アップのご利益が多いに期待できそうですね。

金運招福の他にも、商売繁盛、産業繁栄のご利益があるとして、古来より崇敬を集めてきたとの事。

スマートな狛犬が参拝のお出迎え。

社殿

『金神社』は、JR岐阜駅や名鉄岐阜駅から徒歩10分程度のアクセスです。岐阜市内町の中心部に位置しているせいか、社殿の裏ではビル工事をしていました。『金神社』のHPの社殿の写真を見ると、まだビルが建設されていない頃のもののようで、これも時代の流れですね。

主祭神は、渟熨斗姫命(ぬのしひめのみこと)。
景行天皇の第六皇女で伊奈波神社の主祭神である、五十瓊敷入彦命(いにしきいりひこのみこと)」の妃です。伊奈波神社に伝わる縁起によれば、五十瓊敷入彦命(いにしきいりひこのみこと)は朝廷の詔を受け奥州を平定したが、その成功を妬んだ陸奥守豊益は一足先、都に戻り謀反の心ありと報告したため、朝敵とされこの地に至り討滅。夫の死を聞いた渟熨斗姫命(ぬのしひめのみこと)は深い悲しみの中、都を発ち御跡を慕ってこの地を訪れ、地域住民を母の如く労り、私財を使い町を開拓され産業・農業の発展に寄与し、この地で生涯を終えたとの事。慈悲深い命の功績を慕い人々が集まり財をもたらす神として信仰されるようになり、この地に金大神と称され祀られた。
(引用元:金神社HPより)

金(こがね)みくじ

「金運金(こがね)みくじ」なるものを発見。何種類かのおみくじがある中、やはり、『金神社』での一番のおすすめ。

金運・商売に対するおみくじなので、普通のおみくじの大吉、中吉ではなく、「最大金運⇒大金運⇒中金運⇒小金運⇒末金運」と呼ばれる順番になってます。筆者が引いたのは”大金運”でした。ラッキーアイテムの亜鉛のサプリメントがちょっと具体的すぎる気もしますが。なお、おみくじには、”縁起小判”のおまけが付いています。

おもかるさま

拝殿の横に置かれていた「おもかる石」。軽く感じるほうが願いが叶うとか、物事がうまく運ぶとの認識ですが、”思いが叶う=重いが叶う”と連想してしまうので、何だがややこしい。今回はちょっと重く感じました。

『金神社』の参拝を終え、『橿森神社』に向かいます。

橿森神社

「こどもの神さま」って言葉の響きが何だかスゴイですね。『橿森神社』の主祭神は、市隼雄命(いちはやおのみこと)。父は伊奈波神社の主祭神・五十瓊敷入彦命(いにしきいりひこのみこと)、母は金神社の主祭神・渟熨斗姫命(ぬのしひめのみこと)、その子供が市隼雄命(いちはやおのみこと)です。

両部鳥居をくぐって参道を進んで行きます。

神橋

参道に入り、すぐにある神橋。神橋は神様が渡る橋なので、渡ってはいけないと聞いた事がありますが、この神橋も橋の横に迂回路のような道が設けられています。通行禁止の柵も無く、渡ってみたかったので端を通って渡る事にしました。

岐阜信長神社

参道途中に『岐阜信長神社』なる織田信長公が主祭神の境内社を発見。

正式名は『建勲神社』、明治時代に京都の建勲神社から分霊された、通称『信長神社』との事のようです。

二の鳥居?前から写真を一枚。気の流れが良い場所です。

赤い龍二匹がいる印象的な扁額。

社殿

創建年代は不詳も、景行天皇の御代ご鎮座の歴史ある神社。

大王松

社殿のすぐ前には、樹高が数十メートルにもなる巨大松の大王松。普通の松は2本の松葉ですが、大王松は3本の松葉の為、縁起が良く、幸運を招くとされています。

駒爪岩

社殿の裏手にある神様が乗った馬の爪跡が残ると云われる駒爪岩。近くには行けませんが、看板に書かれた矢印の方向を見ると、裏山の中腹にしめ縄の掛かった岩があります。それが駒爪岩だそうです。

橿森神社』の参拝を終え、最後の一社『父・伊奈波神社』へ向かいます。

伊奈波神社

隅々まで綺麗に整備されている何とも立派な神社。創建は景行天皇14年と云われ、1900年以上もの歴史を持つ強力なパワースポットです。

大鳥居

広く長い参道を上っていきます。

二の鳥居付近に並ぶ、狛犬、石灯籠、参道中央の賽銭箱、鳥居の向こうに見える楼門が絵になる風景ですね。朝、神社の方たちが参道の掃除をされていましたが、どの方も皆フレンドリー。心が洗われていくような思いで、拝殿を目指します。

苔むす狛犬。

神橋

詳細は不明ですが、随分と歴史がありそうな神橋。二の鳥居と神橋のコラボが美しい。

楼門

参道の階段下から楼門を見上げます。

楼門の裏側。

楼門前に飾られた地元の菊川と小町酒造の「菊川」「長良川」の奉納酒樽。特に「長良川」が岐阜地酒の雰囲気が強くていいですね。

拝殿

重厚な拝殿。厳かな雰囲気が漂っており、参拝も身が引き締まる感じがします。
無事参拝を終えた後は、摂社や参道の色々な建造物を散策していきます。

神滝

神社のHPには「神滝」と書かれています。湧き出ているものなのかどうかは不明ですが、楼門のほうから流れ落ちてくる様は、なかなか風情があります。”滝つぼ”も水が澄んでいて綺麗です。

黒龍大神

参道途中にある摂社『黒龍社』。伊奈波神社がこの地に遷座される前から祀られている超強力なパワースポットのようです。

楓稲荷神社

参道の途中にある楓稲荷神社の”千本鳥居”。いつ見ても”千本鳥居”は心躍る建造物です。

忠魂碑

日露戦争戦没者の慰霊碑。駐車場内にあるのですが、かなり大きな碑です。

神馬

”千本鳥居”の近くの神馬。”神馬の青銅色”と”千本鳥居の朱”が絵になる風景かと。

岐阜善光寺

『伊奈波神社』大鳥居の近くにある岐阜善光寺。戦国時代、甲斐の武田信玄公は信濃善光寺から善光寺如来様を持出し、甲府に新善光寺を建立、その後、信玄公が没すると、織田信長公によって岐阜に迎えられたとの事。(岐阜善光寺HPより)

これにて『岐阜三社参り』は終了。まったりと参拝出来て大満足の散策でした。
岐阜・弾丸旅行は続きます。

基本情報

〇伊奈波神社
・住所:岐阜市伊奈波通1-1
・電話:058-262-5151
・駐車場:あり
・公式HP:http://www.inabasan.com/

〇金神社
・住所:岐阜市金町5-3
・電話:058-262-1316
・駐車場:あり
・公式HP:https://koganejinjya.com/

〇橿森神社

・住所:岐阜市若宮町1-8
・電話:058-246-0125
・駐車場:なし