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ぶらりお散歩とプチ旅の参考書です。

車中泊 弾丸旅行で『岐阜観光』【岐阜県 岐阜城~長良川~道の駅かれん】

こんにちは。今回は1泊2日車中泊「岐阜観光」弾丸旅行です。
筆者在住の神奈川県から、夜通し車を走らせて約5時間。道の駅で仮眠し、朝一で『岐阜三社参り』を終えた後、岐阜市内を観て回ります。翌日朝早く、帰途につかなくてはならないので、”弾丸観光”後は、道の駅で車中泊します。

JR岐阜駅

『JR岐阜駅』からスタート。

駅舎はなかなかアートっぽい佇まい。

黄金の信長像

駅前の広場には3Dアートがあります。遠くに見える金色の像は「黄金の信長像」。岐阜市制120周年を記念して、市民の寄付により建てられたとの事。

この目印のあるポイントから見ると、「黄金の信長像」をバックに”GIFU”の文字がより立体的に見え、記念撮影のベスト・ポジション。

コロナ禍なので信長もマスクをしています。よく見ると右手に鉄砲・火縄銃を持っていますね。

岐阜公園周辺

”弾丸観光”のスケジュールは、『JR岐阜駅』から『岐阜公園』に移動、ロープウェーで金崋山頂上の『岐阜城』を見学後、長良川の畔を散策します。

岐阜公園・日中友好庭園

岐阜公園は第1と第2駐車場の2か所の有料駐車場があります。1回310円とかなりリーズナブル、しかも1時間以内は無料(2021年10月現在)。第2駐車場の少し先には、鏡岩緑地駐車場と言う河川敷の無料駐車場もあるみたいです。今回は第2駐車場に止めます。写真は第2駐車場前にある日中友好庭園。ここから『岐阜公園』へ入り、『金華山ロープウェー』乗り場まで歩いて行きます。徒歩5分くらいです。

日中友好庭園入口の屋根瓦に小さな狛犬が乗っており、写真を一枚。

日中友好庭園を通り過ぎると人工的に造られた滝のように水が流れ落ちるエリアがあり、長良川と繋がっている小川が流れています。柵に施されたデザインは”鮎”でしょうか。

川の堤防が面白い形をしており、写真を一枚。ロボットみたいですね。あえて顔っぽく見えるようにデザインしたのでしょうか。

金崋山ロープウェー

金崋山ロープウェー乗り場に到着。40~60分ハイキングして『岐阜城』を目指す事も出来ますが、”弾丸観光”につき時間も無いので、ロープウェー乗車の1択。『岐阜城』は標高329mの金崋山頂上にあり、ロープウェー山麓駅から頂上駅まで4分、頂上駅から徒歩約8分程度で到着します。ロープウェイ乗車料金は往復で大人1100円(12歳以上)、小人550円(2021年10月現在)。15分間隔での運行です。なお、ロープウェーは1回に20名程度しか乗れない為、混雑している時は、多少待つ事になるかも知れませんね。

ロープウェーから見た三重塔。山麓駅のすぐ裏に建てられています。
大正天皇の即位を祝福し、大正6年に岐阜市が建立したとの事。また、三重塔は国の登録有形文化財に登録されており、金華山一帯の区域は、国史跡岐阜城跡にも指定されているらしい。

ロープウェー山頂駅から『岐阜城』入口までは坂道、階段を上がって7~8分くらい。上の写真の「閻魔堂」まで辿り着くともう一息です。

「閻魔堂」の先は道が二手に分かれています。どちらからでも辿り着けますが、左側の階段が行き、右側は帰りの道として通るのが一般的なようです。

木立の向こうに見える『岐阜城』が絵になります。

入口までの最後の階段。見晴らしが良く気持ちいい場所を上っていきます。

真下から天守閣を見上げます。もう少しです。

天守閣入口に到着。入口にある随分と古そうな時計が気に入り、写真を一枚。入場料は大人200円(16歳以上)、子供100円(4歳以上)。

早速、天守閣の中に入ると、信長の像らしきものを発見。左端の説明プレートを見ると”岐阜城復興天守”と書かれており、明治43年に岐阜市のシンボルとして再建された復興天守が、昭和18年に焼失、現在の天守は昭和31年に再興したものだそうです。

JR岐阜駅前にあった「黄金の信長像」の小型版の展示も。

天守閣の天井。”麒麟”が描かれています。

天守閣からの眺望

天守閣からの眺望は、長良川は勿論、濃尾平野を一望できる正に絶景。やはり岐阜市のシンボル的な存在ですね。夜景も綺麗だろうなぁ。

『岐阜城』見学を終え、『長良川』畔の散策へ向かいます。

長良川

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『岐阜公園』第2駐車場から歩いてすぐ、長良川の畔に到着。天気も良く暖かいので、長良川畔をまったりと散策します。鵜飼観光船が長良川の畔につながれている風景が何となく風情があります。

鵜飼観光船のりば

鵜飼観覧船事務所前の常夜灯が風情ありますね。

うかいのりば前の”麒麟のオブジェ”。

ポケットパーク鵜かがり

「鵜かがり」と呼ばれる小さな公園があり、立ち寄ります。

”鵜”がデザインされた柵。

鵜匠像

”鵜匠”の格好って何だか浦島太郎に似ている気がします。鵜匠が鵜を可愛がり、大切にしている事が伝わってくる像ですね。記念撮影にはピッタリの場所です。

「ポケットパーク鵜かがり」の下に公衆トイレがありますが、その外の壁面に施された”鵜飼”が描かれた飾り。ギャラリーみたいです。

『長良川』畔の散策を終え、本日の車中泊場所『道の駅かれん』を目指します。

道の駅平成

『道の駅かれん』に行く途中で立ち寄った『道の駅平成』。
平成時代の元号と同じ名称である「日本平成村」の道の駅として知られています。
この道の駅にはトイレ休憩で翌朝も立ち寄らせてもらいました。『道の駅平成』は、岐阜市及び関市街から下呂温泉方面へ向かう県道58号、通称”平成こぶし街道”沿いにあります。

「Hey!せいべい君」と「ハッピーきのこ」と名付けられた”ゆるキャラ”がお出迎え。カッパのキャラの背中の甲羅がシイタケになっていますが、”原木しいたけ”が名物の道の駅なのだそうです。

日本の人口重心の地

「日本の人口重心の地」って何やら色々と書かれていますが、”日本のへそ・日本の真ん中”はどこでしょう?と言う事らしく、それが岐阜県関市のあたりらしい。人口重心とは、日本中に住むすべての人が同じ体重と仮定して日本地図の上に乗った場合、その地図を一点でバランスを崩さずに支えられる点との事。

道の駅かれん

車中泊場所の『道の駅かれん』に到着。10年以上前にも車中泊でお世話になった場所で、久しぶりの再訪となりました。天然温泉施設のある珍らしい道の駅です。宿泊施設も併設されており、食事処も20時まで開いているのがうれしい。『道の温泉駅かれん』とも呼ばれているみたいですが、HPを見る限り、正式名称は『飛騨金山ぬく森の里温泉 道の駅かれん』のようです。
温泉利用料金は、大人450円、小人300円。内風呂ひとつ、露天風呂ひとつの大きな温泉施設ではありませんが、ゆったりできます。

場所的には岐阜県下呂市に位置している『道の駅かれん』。郡上八幡や下呂温泉の行き帰り時の日帰り・立寄り温泉としての利用も多いようです。

道の駅入口の看板。これには『道の温泉駅かれん』と書かれています。英語表記は「Rest Stop KAREN Spa Hotel」なんですね。

正面が『道の駅かれん』の建物で、その手前が駐車場。この日の車中泊は10組くらい。車中泊のお薦めポジションは、敷地内にある「リバーサイド・スポーツセンター」と呼ばれる地区の体育館側が静かで良いかも知れません。時計を見ると12時を回っていますが、これは故障中らしい。これから、温泉に入って、食事処かれんで夕食後、寝る事とします。

朝6時に起床。道の駅に隣接する小さな公園に設置されたモニュメントと清々しい岐阜の朝を迎えます。

黄金姫街道ウォーキング

『道の駅かれん』周辺の散策マップ。
「黄金姫街道」って滝がたくさんあるみたいなので、川沿いを散策するのが楽しそうです。周辺には見て回りたい所がいっぱいですが、”弾丸観光”の為、今回は断念。

馬瀬川

『道の駅かれん』の裏を流れる馬瀬川。川のほとりに遊歩道が設けられており、散策できるようになっています。川のせせらぎが心地よく朝の散歩にピッタリです。

「岐阜観光」はこれにて終了。帰りは6時間くらいかけて帰途につきます。

基本情報

〇岐阜公園
・住所:岐阜県岐阜市大宮町1
・電話:058-214-2182
・駐車場:あり(有料及び無料)

〇道の駅平成
・住所:岐阜県関市下之保2503-2
・電話:0575-49-3797
・公式HP:https://michinoekiheisei.jimdofree.com/

〇道の駅かれん
・住所:岐阜県下呂市金山町金山911-1
・電話:0576-32-4855
・公式HP:https://michinoeki-karen.jp/

アクセス

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