こんにちは。箱根仙石原にある『長安寺』に行ってきました。
「箱根ガラスの森美術館」や「箱根ラリック美術館」にも近いロケーションにあります。紅葉が有名な『長安寺』ですが、最大の見どころは、何と言っても「五百羅漢」像。様々な表情をした沢山の石仏がお寺の裏山に点在しており、見応え十分です。
概要
・山号:龍虎山
・宗派:曹洞宗
・創建:万治元年(1658年)
※仙石原への創建年代
・本尊:釈迦如来
見どころ
参道
山門
雨に濡れている参道がいい雰囲気です。朝8時前なので、参拝されている方も少なく、静かな境内です。
東国花の寺百ヶ寺
東国花の寺とは、関東1都6県の「花の寺」と称される寺院の集まりの事で、現在は100か所以上が加盟しているようです。『長安寺』はイワシャジンと呼ばれる9月下旬から10月中旬にかけて咲く花が有名らしい。
山門前に建っている石碑。比較的新しそうです。ちょっと気になるフレーズだったので写真を一枚。
阿吽像(あうんぞう)
山門扉に掛けられています。なかなか立派です。
弁天池
参道を少し下ったところにある池。石を並べた歩道が味わい深く、とても気がいい場所。
五百羅漢の石碑
境内の裏山にある「五百羅漢の碑」。碑の上にも石仏がいらっしゃいます。
裏山には「五百羅漢」像をめぐる事ができる散策路が設けられています。草木と苔が織りなす「緑の世界」は絵になる風景です。次回は、紅葉の時期もどんな感じになるのか見て見たいです。
森の中にちょっとした庭園もあります。灯篭とカケヒが風流ですね。
様々な表情と格好をした石仏。
苔の布団で寝る石仏。
ちょっとマンガチックな石仏。
石仏は現在も増え続けているらしい。今はいったい何体あるのだろうか?
喜怒哀楽、様々な表情の石仏が、あちこちに点在しているので見ていて飽きません。
石仏に絡まるツタ、苔が実にいい感じ。
豊川稲荷
「五百羅漢」のある裏山にひっそりと佇んでいる豊川稲荷社。細長い石段と鳥居下の石仏が風情あります。
境内の石仏も「五百羅漢」です。鐘楼堂の近くに置かれた”お辞儀する石仏”が面白く、写真を一枚。この石仏、何となく”安部さん”に似ているような。
基本情報
・名称:長安寺
・住所:足柄下郡箱根町仙石原82
・電話:0460-84-8187
・駐車場:あり
・HP:長安寺 | 箱根ナビ
アクセス
〇電車/バス
『箱根湯本駅』から箱根登山バス
バス停「仙石」下車すぐ
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