こんにちは。今回は磐井神社の紹介です。
国道15号線沿いにあり、京浜急行線『大森海岸駅』から徒歩6分のロケーションで、安産・子宝・子育て・家族円満の狛犬が有名です。また、戦火を生き延びた樹齢推定300年のイチョウの御神木も必見です。
御祭神
・応神天皇
(おうじんてんのう)
・仲哀天皇
(ちゅうあいてんのう)
・神功皇后
(じんぐうこうごう)
・姫大神
(ひめがみ)
・大国主神
(おおくにぬしのかみ)
ご由緒
式内社と呼ばれる古い格式をもつ神社です。『三代実録』によれば貞観元年(859年)「武蔵国従五位磐井神社官社に列す」とあり、この神社を武蔵国の八幡社の総社に定めたといわれ、また平安時代(十世紀)に編纂された『延喜式』の神名帳に記載されています。別名、鈴森八幡宮とも呼ばれ、当社の由緒書によれば、江戸時代には、徳川家の将軍も参詣したことが記されているとの事です。
(引用元:磐井神社HPより)
見どころ
子宝・安産の狛犬
親犬と三匹の子犬の狛犬で、親犬の胸と前足のあたりに2匹、背中に1匹、計3匹が確認できます。
境内看板曰く、『こまちゃん』と言い、親犬と三匹の子犬に囲まれた神社は、子宝、安産、家族円満の祝いとして崇敬者より親しみと愛情が込められているとのことです。
写真は拝殿に向かって右側の狛犬ですが、左側の狛犬も右側同様に、親犬と三匹の子犬の狛犬です。
御神木
樹齢300年くらいのイチョウの古木が2本あります。大田区の保護樹林に指定されているとの事です。驚かされるのは、昭和20年の東京大空襲の傷跡が、今でもはっきりと確認できることです。所々に黒く焼け焦げた跡があり、当時の戦火の生々しさが伝わってきます。
戦後70年以上を生き抜いて、傷を負いながらも、今も生き続ける御神木を見ていると、平和を願わずにはいられません。
磐井の井戸
神社前の歩道にあり、社名の由来にもなっている『磐井の井戸』です。
大田区教育委員会の看板によると、古井戸は大田区の文化財で、昔、東海道を往来する旅人に利用され、霊水または薬水と称されて古来有名で、現在は飲むことは出来ないものの、土地の人々は、「この井戸水を飲むと、心正しければ清水、心邪ならば、塩水」と言う伝説を昔から伝えているとのことです。
基本情報
・住所:東京都大田区大森2-20-8
・電話番号:03-3761-2931
・駐車場:あり
・公式HP:https://iwaijinja.tokyo/
・Google Map:
アクセス
○京浜急行線
『大森海岸駅』より徒歩6分
『平和島駅』より徒歩11分
○JR京浜東北線
『大森駅』より徒歩12分