こんにちは。4年ぶりの開催となる『川崎大師』の「風鈴市」に行ってきました。
コロナによる感染症対策の為、お寺の境内に特設会場を設置しての風鈴市は4年振りの開催になります。全国各地から約800品種、2万個が集められた「風鈴市」は、川崎の夏の風物詩とも言えます。
大山門
「風鈴市」が開催される「平間寺」、通称「川崎大師」は、関東厄除け三大師として知られる真言宗智山派の大本山。全国の初詣の参拝者数も毎年ベスト3に入る人気の寺院です。
境内
今年の「風鈴市」の開催期間は、2023年7月17日(月)から7月23日(日)まで。参詣した日は平日だった事もあり、境内はそんなに混雑していませんでした。
特設会場
「風鈴市」の開催時間は10時から17時まで。会場は「大山門」をくぐりぬけたら、すぐ左手にあります。もう、今年で28回目を迎えるんですね。
記念撮影用の顔出しパネルも「風鈴市」限定なのかな。どなたが描かれたのか、可愛らしいイラストですね。
境内には、風鈴が吊るされた”映えスポット”も設置されています。
「風鈴」と「朝顔」の組み合わせが、何とも涼し気。金魚のイラストも夏祭り→金魚すくいのイメージが強いので、夏っぽい。泳ぎ方も優雅なので、ちょっと涼を感じるのかな。
「風鈴市」の特設会場がオープンされるまで、境内を散策します。
大本堂
ご本尊の厄除弘法大師を祀る「大本堂」。不動明王、愛染明王なども奉安されています。
「大本堂」に飾られた風鈴。
この日は風がいい感じに吹いていたので、境内には涼し気な音色が響き渡っていました。
八角五重塔
「川崎大師」のシンボル的存在でもある「八角五重塔」。
経堂
聖徳太子堂
しょうづかの婆さん
境内マップにも出ていない目立たない所にある「しょうづかの婆さん」。
美肌・綺麗な歯を祈願する”隠れ参拝スポット”のようで、説明板によると、人は死後、三途の川を渡るといわれており、その川で亡者の衣服を剥ぎ取る老婆の鬼の事を「葬頭河の婆(そうづかのば)」と呼ぶらしいのですが、それが訛って「しょうづかの婆さん」になったようです。しかし、何故、歯の痛みを癒し、容貌を美しくすると信じられるようになったのだろうか。
薬師殿
ゴージャスな雰囲気が漂う「薬師殿」。薬師瑠璃光如来尊像を奉安するインド寺院風の建物ですが、もともとは「自動車交通安全祈祷殿」だったらしい。
やすらぎ橋と釈迦像
つるの池
横綱 北の湖銅像
大相撲第五十五代横綱の北の湖の像。このお寺の檀家だったようです。
祈りと平和の像
「川崎大師」に参拝するたびに見たくなる彫刻。永遠の平和を願う事を祈念し、設置されたモニュメントで、円鍔勝三氏による制作。見入ってしまうパブリックアートですが、特に「八角五重塔」とのコラボがいい!
風鈴市
開場時間の10時となり、「風鈴市」の特設会場へ。
厄除だるま風鈴
「川崎大師」オリジナルの風鈴。全て祈祷された風鈴で、お土産にいいかも知れませんね。色んなカラーがあって綺麗。
これ、気に入りました!ウチワと簾なんて、見ているだけで涼しいですね。
鉄の風鈴ですね。いろり、フクロウともに可愛らしい。
籠に入った風鈴。
色合いが美しいガラス風鈴。
動物関連の風鈴。”くまもん風鈴”もありました。
ひまわりとアサガオの絵が可愛い風鈴。
やはり、定番の金魚の絵柄は、何か落ち着きますね。
青森の風鈴ふたつ。花笠ふうりんと津軽びぃどろふうりん。
これは神奈川の「こけ玉ふうりん」。風情ある一品です。
絵柄が富士山の風鈴を見つけました!
長野の「諏訪ガラス風鈴」。淡い色合いが美しい!
てるてる坊主の風鈴なんてあるんですね!
2023年の「川崎大師 風鈴市」は明日7月23日で終了。
川崎にお越しの際は、涼を求めて参拝されてみてはいかがでしょうか。
基本情報
・名称:金剛山 金乗院 平間寺
(通称 厄除弘法大師、川崎大師)
・宗派:真言宗 智山派
・建立:大治3年(1128年)
・御本尊:厄除弘法大師
・住所:川崎市川崎区大師町4-48
・電話番号:044-266-3420
・営業時間:大本堂の開扉時間(通常時)
‐4-9月/5:30~18:00
‐10-3月/6:00~17:30
(21日は5:30~17:30)
※毎月20日は21:00まで開扉
・駐車場:あり(無料)
※利用時間/8:00~17:00
・公式HP:https://www.kawasakidaishi.com/
・アクセス
-京急大師線「川崎大師駅」徒歩8分