こんにちは。今回は横須賀市にあるツツジの名所『太田和つつじの丘』の散策レポートです。横浜横須賀道路「衣笠IC」のすぐ近く、三浦半島の丘陵地帯の一画にある市営公園の『太田和つつじの丘』。約5万本のツツジが植栽されており、例年4月中旬から5月上旬には、鮮やかに斜面一面を染め上げる”ツツジの名所”です。
公園入口
「衣笠IC」から車で5分ほどで公園駐車場に到着。普通車34台駐車可能です。入園、駐車ともに無料。”つつじの咲く公園”としては日本最大級クラスのようです。
案内図
公園は山の斜面を整備して造られています。駐車場からあずまやまでは緩やかな斜面、頂上広場までは若干急な階段、坂道になっています。
早咲きと遅咲きのツツジが混在して植えられているので、公園全体のツツジが同時期に満開になる事はありませんが、エリア毎に満開になる様子を長期にわたって楽しめます。今回の散策は、公園のホームページでの開花情報を頼りに、丘の中腹から山頂にかけて見頃になるタイミングを狙ってみました。今年は例年よりも見頃が早めなのかも知れません。
あずまや付近
散策したのは4月下旬。あずまや付近は、クルメツツジが多く植栽されているのですが、すでに終わっていました。このあたりが見頃になるのは4月中旬のようですね。
あずまやからの山のようなツツジを観察。この向こう側に丘の頂上まで続く一面ツツジの斜面があります。それにしても新緑が眩しいですね。
「階段ばかりですいません」の看板。頂上からの眺望写真が貼られていました。頂上までは階段と上り坂が続きますが、ゆっくり歩いても10分ほど。
あずまやから少し上った所にある斜面が見渡せる絶景スポット。ホント、一面ツツジのピンクで染まっていますね！
中腹から山頂まではほぼ満開のように見えます。公園ホームページで調べてみると、4月23日時点、オオムラサキが7～8分咲き、ヒラドツツジが満開だった模様。
両側をツツジの壁に囲まれた階段と坂道を進んで行きます。
ツツジで覆われているので、下から見上げても散策路が見えませんね。遠くに頂上を目指して登る人達の姿がかろうじて見えました！
坂道途中で振り返って、久里浜方面を遠望。遠くにある大きな建物はNTT通信研究所。
武山・砲台山
正面に見える山が標高206mの「武山」、その左隣りの山が標高204mの「砲台山」。ハイキングコースが整備されており、三浦半島の気軽に行ける低山として人気があります。
ツツジは、暑さ・寒さにも強く、空気を清浄にする効果があるとの事なので、街路樹や公園に植栽されているのかと思いますが、5万本ものツツジを綺麗に刈りそろえるのも大変でしょうね。この日も造園関係の方が手入れをされていました。
頂上広場
頂上広場に到着。木のまわりにこんなベンチがあり、一休みできます。
30分程度あれば、ツツジを観賞しつつ園内を一周できるかと思いますので、ツツジの季節に三浦半島を周遊・ドライブされる方は、ぜひ立ち寄ってみて下さい。今回は横須賀のツツジの名所『太田和つつじの丘』のご紹介でした。
基本情報
・名称：太田和つつじの丘
・住所：横須賀市太田和5-2638
・電話：046-851-1660
※横須賀緑化造園協同組合
・入園：見学自由
・駐車場：あり（無料）
※年末年始を除き通年利用可
※利用時間8:30～17:00
・HP：横須賀市太田和つつじの丘
・アクセス
-JR「横須賀駅」または「衣笠駅」よりバス
「武山」バス停下車,徒歩約20分
-京浜急行線「横須賀中央駅」よりバス
「武山」バス停下車,徒歩約20分
