こんにちは。横浜駅西口の駅前には「野外彫刻」があちこちに点在しており、「彫刻通り」と名付けられた通りもあります。今回はそんなパブリックアートを探しながら、横浜駅西口周辺を散策してみます。写真は「彫刻通り」沿いに建つ神奈川県国保会館前にあるオブジェ。
横浜駅西口
「横浜駅西口」は、高島屋、バスターミナルのある側。「横浜駅東口」が横浜そごう、みなとみらい方面の側です。まずは駅前に点在する彫刻から見ていきます。
ジョイナス前
・作品名:「宇宙と子どもたち」
・作者:井上信道
JOINUS(ジョイナス)前には二つの彫刻があり、そのうちのひとつ。ジョイナスを称えているような躍動感がありますね。
・作品名:「青少年に愛と希望を」
・作者:井上信道
同じ作者のもうひとつの作品。待ち合わせをするなら、”金色”のほうがわかりやすいかも知れませんね。
高島屋前
・作品名:あら「今日は」
・作者:工藤健
横浜高島屋開店25周年記念に設置された彫刻。この彫刻のまわりも待ち合わせには最適。タイトルの「あら、今日は=こんにちは」が面白く、井戸端会議のよう。
横浜モアーズ前
作品名:「マドロス少年の像」
作者:不明
モアーズ玄関前に設置されています。「マドロス」とはオランダ語で「船員」のことらしく、彫刻の説明板によると、船員の服でマドロスパイプをくわえ、大人の真似をして少し悪ぶっている少年の姿が港町横浜に似合うということで「マドロス少年」と名付けられたとの事。
横浜ベイシェラトン・ホテル前
・作品名:「水浴の女」
・作者:エミリオ・グレコ
イタリアの有名な彫刻家の代表的な作品らしい。ベイシェラトンをバックに絵になる風景です。
この彫刻も横浜ベイシェラトンにあったのですが、作者不明。着物を着ている像のように見えますね。
横浜ベイシェラトンから「彫刻通り」へ向かいます。その名の通り、通りの歩道に彫刻が点在するストリートです。
彫刻通り
・作品名:上昇
・作者:高橋 秀
相鉄KSビル前にある、連なるふたつの銀の球体が面白い作品。
・作品名:「動き出す球」
・作者:堀内正和
食べ終わった”リンゴの芯”のようにも見えます。少しねじれているのがいいですね。
・作品名:「飛翔」
・作者:クレメント・ミドモア
相鉄本社ビル前にある巨大な迫力ある作品。確かに空に向かって延びていくような感じが、「飛翔」っぽい気がします。
・作品名:「ねじれた柱」
・作者:脇田愛次郎
同じ作者の方のふたつの作品。巨大な”音符”みたいな形をしていますね。蛇がクビを持ち上げた、所謂「鎌首をもたげた」ようにも見えます。
タイトル、作者ともに不明。相鉄KSビルの脇道を入ったところにありました。
「彫刻通り」は横浜ベイシェラトンホテルの裏、天理ビルのあたりから旧東海道まで続く、約700mくらいの通りです。横浜駅にお越しの際は、”ぶらり野外彫刻めぐり”をしてみてはいかがでしょうか。
アクセス
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