ぶらりうぉーかー

ぶらりお散歩とプチ旅の参考書です。

『横浜・鶴見駅』周辺のパブリックアート&オブジェ探しと『鶴見川』散歩

こんにちは。横浜の『鶴見駅』周辺の散策をしてきました。
鶴見のランドマーク的存在と言えば、駅の西口側にある「総持寺」ですが、今回は東口周辺から旧東海道を歩いて、鶴見川ほとりまで散策して見ようと思います。

JR鶴見駅東口

「JR鶴見駅」の東口。バスターミナルを挟んで向かいには「京浜急行 京急鶴見駅」があります。今回の散策はここからスタート。

東口バスターミナルの通路に何やらパブリックアートらしきものを発見。

随分と大きな作品みたいです。バスターミナルに渡って、近くで鑑賞してみます。

「三つの扉」

斎藤史門 作

四角い空洞になっている所が3か所あり、これが扉と言う事なのでしょう。子供が出たり入ったりしそうですが、それも想定済?

「陽光」

井上信道 作

「三つの扉」のすぐ近くにある彫刻。後で調べてみたら「JR鶴見駅西口」にも、同じ作者の方の作品が一体あるようです(作品名:さわやかふれあい)
また、横浜駅西口のジョイナス前に設置されている”金色の像”も井上信道さんの作品です。

ベルロードつるみ

鶴見駅東口から商店街「ベルロードつるみ・鶴見銀座商店街」に到着。京急鶴見駅に沿って商店街が続いています。この商店街を通っている道路が”旧東海道”らしい。このアーチが「ベルロードつるみ」の入口ですが、よく見るとアーチに”鈴”が付いており、一時間毎に鈴が鳴り、時を知らせるとの事。

「とろける立方体-9302」

児玉康兵 作

ベルロードつるみのアーチ近くに設置されているパブリックアート。タイトルの通り、”とろけている感”が抜群。

「ベルロード」なので歩道に建っているポールのデザインも”ベル”。

歩道に埋め込まれた「ベルロード」デザインのタイル。

外灯も何となく”ベル”の形。

旧東海道鶴見覇王樹茶屋跡

壁画を見れば「パン屋さん」であろう事は一目瞭然で、「ESPLAN(エスプラン)」と言う1952年から続く老舗のパン屋さんとの事。パン屋さんの前は、江戸時代創業の「覇王樹(さぼてん)茶屋」と言う茶屋だったそうです。

覇王樹(さぼてん)茶屋跡の石碑。1911年の鶴見の大火で茶屋は焼けてしまったとの事ですが、その後、パン屋さんとして復活したんですね。

ホテルテトラ鶴見

「旧覇王樹(さぼてん)茶屋」から少し歩いた所にある「ホテルテトラ鶴見」。入口付近の派手なピンク色の服を着た人形が気になったので、見に行ってみます。

胸に名札が付いており、どうやら「コウジ君」との名前のようです。ホテルのマスコットキャラクターで、ホテルテトラグループの三浦考司社長をモデルにした人形らしい。スキンヘッドの社長さんのようだが、HPを見ると、宿泊の方の自己申告で、髪の薄い方やスキンヘッドの方は、「ハゲ割 500円引き」を受けられる?との事。

「ホテルテトラ鶴見」の入口脇に建っている床屋さんのサインポール。レトロっぽく、3つ連なっているのが珍しく写真を一枚。

「Family’93」

中村節子 作

「ホテルテトラ鶴見」前の歩道にあるパブリックアート。第3回横浜彫刻展YOKOHAMA BIENNALE'93入賞作品との事。

お父さん、お母さん。お腹に赤ちゃんもいるみたいです。

お兄ちゃんと妹でしょうか。ほっこりする良い作品です。

「ベルロードつるみ・鶴見銀座商店街」散策を終え、『鶴見神社』を経由して『鶴見川』ほとりへと向かいます。

鶴見神社参道

「ベルロードつるみ」入口付近から旧東海道を真っすぐに進んで行くと”鶴見神社参道”の石碑があります。一旦、旧東海道をそれて参道を歩いて行きます。

『鶴見神社』到着。

火山岩?で固められた大きく立派な台座の上に佇む狛犬。

鶴見神社

横浜市内最古と云われる『鶴見神社』。創建詳細不詳ながら、推古天皇の御代の約1400年前と伝えられいます。
御祭神:素戔嗚尊(すさのおのみこと)、五十猛命(いたけるのみこと)。

回り込んで、本殿を裏側から見てみます。

境内裏の富士塚の上に建つ境内社の「富士浅間社」。小高い丘から境内を見下ろすとなかなか気持ちが良い。

参拝を終え、旧東海道に戻ります。

横浜市鶴見図書館

旧東海道を鶴見川のほうへ歩いて行くと、「横浜市鶴見図書館」前に到着。何やら怪しそうな?野外彫刻・パブリックアートを発見。

「旅立ち」

二口金一 作

何となく”秘密結社”っぽくも見えますね。この方の作品はマントを羽織った人の彫刻が多いみたいですが、この作品は目の部分だけ穴が開いているので、ちょっとインパクトがあります。

「横浜市鶴見図書館」前の歩道にある花壇。朝日を浴びている様が綺麗で写真を一枚。

花壇に埋め込まれていた「横浜・鶴見」のタイル。鶴見と言う地名の由来は、昔、鶴の生息地であったとか、源頼朝がこの地で鶴を放った事から命名されたなど、諸説ある模様。鶴をモチーフにしたデザインは絵になりますね。

鶴見川橋

アーチが印象的な「鶴見川橋」に到着。ここから『鶴見川』沿いを散歩してみます。

鶴見川

「川のキロ標」に”バク”のイラストが描かれています。これは、流域の形が”バク”に似ているからだそうです。

近隣の方が、朝早くからジョギング、ウォーキングをしています。川の水質はあまり良くはなさそうですが、風は心地よい。

森永製菓 鶴見工場

川沿いを歩いていくと「森永製菓 鶴見工場」の前を通ります。ここでは”ハイチュウ”などが生産されているみたいです。会社のロゴマークである”エンゼルマーク”を久しぶりに意識して眺めてみます。

森永橋

「鶴見川橋」から歩いて1㎞程度のところに架かる「森永橋」。橋の名前は、「森永製菓 鶴見工場」から採られたとの事。

今回の散策はこれにて終了、『鶴見駅』まで戻ります。『鶴見川』には他にも遊歩道が色々あるので、また次回散策レポートしようと思います。

burariwalking.hatenablog.com

アクセス

〇JR京浜東北線/鶴見線
『鶴見駅』下車
〇京浜急行線
『京急鶴見駅』下車

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鶴見駅東口⇒ベルロードつるみ⇒鶴見神社⇒鶴見図書館⇒鶴見川橋⇒森永橋