こんにちは。鎌倉の『鶴岡八幡宮』へ紅葉狩りを兼ねての参拝に行ってきました。
『鶴岡八幡宮』の紅葉の見頃は例年11月下旬から12月上旬。境内の大石段近くの銀杏をはじめ、柳原神池や鎌倉国宝館付近の楓など、色鮮やかな紅葉を満喫する事が出来ます。
ご由緒
康平六年(1063年)、源頼義が、京都の石清水八幡宮を勧請したのが始まりとされ、「応神天皇」「神功皇后」「比売神」の三柱の神様を御祭神として祀る。
(引用元:鶴岡八幡宮HPより)
見どころ
二の鳥居と段葛(だんかずら)
『鶴岡八幡宮』の若宮大路と呼ばれる由比ガ浜から『鶴岡八幡宮』までの参道で、二の鳥居から三の鳥居付近までの間が、両側の車道より一段高い歩道の構造となっていますが、これを段葛(だんかずら)と呼ぶらしい。神奈川県指定史跡にも選定されているとの事。それにしても狛犬が大きい。神奈川県内で一番大きい狛犬と言われているとか。
三の鳥居
奉納酒樽
さすがに大きな神社の『鶴岡八幡宮』なので、奉納酒樽もすごい数。
舞殿
舞殿と山の中腹にある楼門・本宮の位置関係が素晴らしく、絵になる風景です。銀杏がちょうど見頃に紅葉しています。
大石段
「大石段」と呼ばれる楼門と本宮までの階段。
笑っているようにも見える、随分と歴史がありそうな狛犬です。2010年、暴風により倒れた大銀杏の根や幹から再生した「子」銀杏も立派に成長し、見事に紅葉しています。
楼門・本宮
本殿、拝殿、回廊などが国指定重要文化財になっています。小高い場所に建つ社殿からは、かすかにではありますが、遠くに海が見えます。良い「気」が感じられる場所です。
丸山稲荷社
本宮(上宮)近くの少し小高い山の中にあります。本殿が国指定重要文化財でもある「丸山稲荷社」は、鶴岡八幡宮の創建前には、この地の地主神として存在していたらしい。鳥居付近の紅葉が見事な場所なので、見逃せません。
ビャクシン
拝殿への階段を上る手前、若宮(下宮)付近に生えている古木ビャクシン。鎌倉市指定天然記念物です。源実朝が宋から苗を取り寄せて植えたとも云われています。生命感溢れる姿は、近くで見るとすごい迫力があります。
柳原神池付近の紅葉
境内の紅葉の名所として知られる柳原神池に架かる橋付近の紅葉。
白幡神社への参道
源頼朝公、実朝公が祀られている神社。黒を基調とした社殿が印象的です。
鎌倉国宝館前
鎌倉国宝館前の水路沿いの見事に紅葉した木々。思わず立ち止まり見入ってしまう程、綺麗ですね。
朝早いせいなのか『鶴岡八幡宮』の表参道から外れているせいか、人も多くなく、じっくりと紅葉を楽しめました。赤色、橙色の葉が水面に映えて、素晴らしい紅葉の撮影スポットです。
基本情報
・名称:鶴岡八幡宮
・住所:神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31
・電話:0467-22-0315
・駐車場:あり(有料)
・公式HP:https://www.hachimangu.or.jp/
アクセス
〇JR横須賀線
『鎌倉駅』より徒歩10分
〇江ノ島電鉄
『江ノ電鎌倉駅』より徒歩10分
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