今回のぶらりゆるりのお散歩は、横浜市西区にある水天宮平沼神社です。
この日の参拝は、お正月早朝だったのですが、まだ少し薄暗い中、提灯がほのかに灯っていて、いい雰囲気でした。
水天宮平沼神社は、相鉄線『平沼橋駅』より徒歩 約1分、横浜駅東口からも
徒歩 約13分のロケーションにあります。
大きな神社ではありませんが、横浜駅東口周辺の氏神様と言われており、
安産、水の神様として崇敬されています。
御祭神
・天之御中主神
(あめのみなかぬしのかみ)
・安徳天皇
(あんとくてんのう)
御由緒
江戸時代後期、当時のこの地区は塩田であり、塩田作業中に入江に流れ着いた祠を村人が見つけ、天保10年(1839年)、平沼新田開拓の平沼久兵衛が新田の守護神として祀り創建とされています。
また、その祠の中に筑後久留米の水天宮の神札が祀られていた為、水天宮と称したと言う経緯があるようです。
明治の社格制度により、平沼の村社として正式名称を平沼神社と改称するも、
横浜の水天宮と崇敬され、現在でも『水天宮平沼神社』と呼ばれています。
(引用元:水天宮平沼神社HP、神奈川県神社庁
見どころ
手水舎
中々、迫力のある手水舎の龍ですが、前足を縁に引っ掛けながら、こちらを覗いているようにも見え、愛くるしくもあります。
拝殿
赤と白の小さい提灯が、とても良い雰囲気をつくりだしています。
お正月初詣の為のお飾りなのでしょうか?
水天さま
水天さまは、龍を操る水の神様です。仏教の十二天のひとつ、西方を守護しています。ちなみに、東を守護しているのが帝釈天(たいしゃくてん)、南が閻魔天(えんまてん)、北が毘沙門天(びしゃもんてん)です。
境内の水天さまの像は、使いである龍に乗っておられる姿だと思いますが、
龍が何となく、亀のようにも見えます。
安産子育て河童
安産を願い、河童を撫でて祈ります。河童が左手に子犬を抱えていますが、
河童は水天様のお使いであり、子犬は、安産の象徴と境内看板にもあります。
犬はお産が軽く、一度にたくさんの子犬を産むことから、安産の象徴とされています。戌の日に安産祈願のお参りを行うと言う昔から風習は、ここからきているとの事です。
基本情報
アクセス
○相鉄線
『平沼橋駅』より徒歩 約1分
『横浜駅/東口』より徒歩 約13分
○京浜急行
『戸部駅』より徒歩 約5分
『横浜駅/東口』より徒歩 約13分
○東急東横線
『横浜駅/東口』より徒歩 約13分
周辺のお散歩スポット
水天宮平沼神社からの所要時間です。
・横浜イングリッシュガーデン
→徒歩 約10分(約700m)
・戸部杉山神社
→徒歩 約10分(約700m)
・浅間神社
→徒歩 約19分(約1.4㎞)
・伊勢山皇大神宮
→徒歩 約19分(約1.4㎞)
・橘樹神社
→徒歩 約20分(約1.5㎞)
水天宮平沼神社から徒歩20分内で行けそうな場所をまとめてみました。
歩くのが早い方は、もう少し早く着けるかもしれません。
散策してみたい方は、参考にして下さい。