こんにちは。神奈川県秦野市にある『出雲大社相模分祠』に行ってきました。
東名高速道路「秦野中井インター」から車で10分程度のロケーションにあります。島根県の『出雲大社』より相模の地に分霊され、関東の縁結びの神様として知られる『出雲大社相模分祠』。境内には、全国名水百選にも選定された「秦野の名水」が湧き出ているスポットもあり、見どころのひとつになっています。
主祭神
・大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)
・事代主大神(ことしろぬしのおおかみ)
ご由緒
大国主大神の御神徳を関東地方に広める為、明治21年(1888年)に、出雲の大神の御分霊を勧請したのが始まり。
当初は現在地から離れた渋沢峠に鎮座していたが、昭和50年(1975年)に現在地へ遷座。
(引用元:出雲大社相模分祠HPより)
見どころ
鳥居
エメラルド・グリーンと白のツートンカラーの鳥居。開放的な境内に似あっている気持ち良い鳥居です。
大黒ねずみ
大黒様のお使いである”ねずみ”の石像。鳥居のそばにあります。
手水舎
なかなか立派な手水舎の龍。水が”チョロチョロ”ではなく、勢いよく流れ出ています。
社殿
緑に囲まれた落ち着いた雰囲気の中に御鎮座しています。
『出雲大社』と言えば、大きなしめ縄を連想しますが、『出雲大社相模分祠』のしめ縄も立派!『島根県出雲大社』のそれに比べると小さいですが、際立った存在感です。
千年の杜
平成19年(2007年)に大規模な植樹祭が行われ誕生した「千年の杜」と呼ばれる森。約12000本60種の樹木が植えられたそうです。森の中には湧水があり、メダカやドジョウ・ホタルなども生育しているとか。
なお、「千年の杜」の入口付近には、三本足の鳥居のオブジェが建てられており、「千年の杜」の植樹10周年記念として設置されたとの事です。
「千年の杜」には、湧き水で出来た小川に沿って散策路が設けられています。
龍蛇神の社
「千年の杜」の一番奥にご鎮座する「龍蛇神の社」。出雲地方に古来より伝わる龍蛇神様を千年の杜の守り神として祀っているとの事。出雲地方に10月の神在月(かみありつき)に集う神々のご案内・先導する神様が龍蛇神様で、縁結び、金運のご利益があるとされます。
ゆずりの水
湧き水の汲み場所。
「ゆずりの水」と呼ばれる『出雲大社相模分祠』の湧水は、龍蛇神の社の前から流れ出ています。全国名水百選にも選定されており、平成27年に環境省が行った「名水百選」選抜総選挙の「おいしさがすばらしい名水部門」で全国一位にもなった秦野盆地湧水群のひとつ。ミネラル豊富な地下水だそうです。
基本情報
・名称:出雲大社相模分祠
・住所:神奈川県秦野市平沢1221
・電話:0463-81-1122
・駐車場:あり
・公式HP:https://www.izumosan.com/
アクセス
〇小田急線
『秦野駅』より徒歩25分
※秦野駅からタクシー10分程度
※秦野駅からバス利用
「出雲大社入口」「畑中」「宮の上」
「保健福祉センター前」
いずれのバス停からも徒歩5分
Google Map