こんにちは。「鎌倉の紅葉を見に行こう1~2」の続きです。
今回は『荏柄天神社』。鶴岡八幡宮から徒歩10分程度と近く、鎌倉宮に行く途中にあります。諸説あるものの、福岡の太宰府天満宮、京都の北野天満宮と並んで、日本三大天神のひとつと言われている歴史ある古社です。『荏柄天神社』の紅葉の魅力は、何と言っても「御神木の大銀杏」。例年、11月下旬から12月上旬が見頃となります。鎌倉一の大銀杏の紅葉は必見です。
御祭神
・菅原道真公
(すがわらのみちざねこう)
ご由緒
長治元年(1104年)の創建、治承4年(1180年)に源頼朝公が、鎌倉幕府の鬼門に位置する当社を崇敬、更めて社殿を造営したと云われている。
(引用元:荏柄天神社HPより)
見どころ
鳥居とビャクシン
鶴岡八幡宮から金沢街道を歩いて、「岐れ路」交差点を左斜めの道に入っていきます。この道が「お宮通り」と言われる『鎌倉宮』までまっすぐ一直線に続く道です。狭い道ですが市営バスも通っており、対向車とのすれ違いは大変そう。『荏柄天神社』は『鎌倉宮』に向かう途中の「お宮通り」沿いにあるバス停「天神社」から住宅街への細い小道に入ると、すぐに鳥居があり、その先の小高い山の中腹に鎮座しています。鳥居の手前、参道の両端にビャクシンが交差するように生えており、トンネルのように参道を覆っているのが見どころ。実に味のある風景です。
社殿までの石段
開門は8時30分からなので、早朝は開いていませんので注意。門に施された神紋が素晴らしい。上の写真は開門前、門の外から神紋の穴を通して見た社殿。
社殿
朱色の社殿と拝殿扉の神紋が印象的。本殿は国指定重要文化財、境内は国指定史跡にもなっている由緒ある場所です。
御神木の大銀杏
鎌倉市指定天然記念物である、樹齢推定900年、樹高25m、幹回り10mの古木・巨木の大銀杏。境内からではフレームに収まり切れない程の大きさで、間近で見ると太い幹の迫力に圧倒されます。特に輝くような黄色に紅葉した姿は、見応え十分です。
基本情報
・名称:荏柄天神社
・住所:神奈川県鎌倉市二階堂74
・電話:0467-25-1772
・参拝時間:8:30~16:30
・駐車場:無し
・公式HP:http://www.tenjinsha.com/
アクセス
〇JR横須賀線
『鎌倉駅』より徒歩22分
『鎌倉駅』よりバス
「天神前」バス停下車徒歩3分
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