
こんにちは。静岡県清水区由比にある『由比本陣公園』の散策録です。
由比は東海道五十三次の16番目の宿場「由比宿」のあった場所。参勤交代の際の大名など、身分の高い人たちが宿泊した「本陣」の跡地を整備したのが『由比本陣公園』です。旧東海道に面した場所にあり、江戸時代の浮世絵師・歌川広重の「東海道五十三次・由比」にも描かれているということで、園内には「東海道広重美術館」が併設されています。


『由比本陣公園』の斜め向かいに、表情がやたら面白い江戸時代の旅人らしき人形があったのでパシャリ。これって、あの「東海道中膝栗毛」の弥次さん喜多さんのどっちかなのかな。江戸時代の宿場町を再現した「東海道由比宿おもしろ館」という施設の入口前に置かれている人形なのですが、残念ながら閉館してしまったようです。口の中に5円玉!思わず入れたくなる気持ちはよくわかりますね!いつまで展示されているかわかりませんが、末長く残って欲しい人形です。
由比本陣公園




公園の入口は江戸時代当時の雰囲気が感じられる表門。併設する「東海道広重美術館」は、歌川広重の名を冠した、日本で最初の美術館です。
園内案内図

公園の全体図はこんな感じ。そんなに広くはありません。「東海道広重美術館」と「由比本陣記念館 御幸亭」の入館は有料になります。
東海道由比宿交流館


静岡市内や由比の観光案内やショップ、休憩コーナーのある建物。レトロな佇まいがいい感じ!
本陣井戸

交流館の前には当時使われていた「本陣井戸」。
芝生広場

交流館の向かいには芝生広場が広がっています。







庭園はよく手入れされているので散策していて気持ちいいです!


雰囲気あるレトロな物見塔。



園内を流れる小川付近を散策します!
東海道広重美術館


「広重美術館」は入館有料で、大人520円(2026年1月時点)。
収蔵品は、“広重・東海道三役”と異名をとる「東海道五十三次」の「保永堂版」、「隷書東海道」、「行書東海道」の他、晩年の傑作「名所江戸百景」など、風景版画の揃物を中心に約1,400点との事。館内の写真撮影は禁止でした。

訪問した時には、三代歌川豊国生誕240年記念「三代豊国の東海道」の展覧会が開催中。

「広重美術館」横に「顔出しパネル」がありました!”日本一桜エビの町”と書かれている通り、由比と言えば駿河湾で水揚げされる「桜えび」が有名ですね!周辺には「桜えび」を使ったかき揚げなどのお店がたくさんありますよ~。
御幸亭


「広重美術館」の隣にある明治天皇がご小休された離れ座敷を復元した「由比本陣記念館 御幸亭」。入館は有料で大人150円(2026年1月時点)





「御幸亭」前の庭園は「松榧園(しょうひえん)」と呼ばれており、小さいながらなかなか趣があります。
歌川広重「東海道五十三次・由比」

有名な歌川広重の薩埵峠(さったとうげ)から見た富士山と駿河湾の絶景。「由比宿」と「興津宿」の中間にある峠で、昔は”東海道の三大難所”ともいわれていたのだそう。
薩埵峠

という事で「薩埵峠」に来てみました!『由比本陣公園』から車で12~13分ほど。ここに辿り着くまでの道が狭いのでご注意。普通車7~8台停められる駐車場がありますが、停められる台数は少ないので、土日祝日や行楽シーズンは朝早めに行かれるのが良いかも知れませんね。公衆トイレはあります。
「薩埵峠」駐車場は、場所的にはこんな所なのでご参考に。

駐車場の先には遊歩道が整備されていますが、ここは旧東海道のようですね!


晴れた日の早朝は、日の出が見られる絶景スポットです!
薩埵峠展望台


そして、ここが「薩埵峠展望台」。駐車場から徒歩数分で到着します。ここに「さつた峠富士山ライブカメラ」が設置されています。

残念ながら、訪れた日は富士山中腹から山頂付近の雲が取れず、絶景を拝むことができませんでした…。海に張り出すようにカーブしている道路が「東名高速」、その下を走るのが国道1号、その横を通っているのが東海道本線の線路です!

薩埵峠富士山ライブカメラのホームページからお借りした晴れた日の写真がこれ。富士山と駿河湾、そして東名高速の絶景コラボですね!由比観光の際は、ぜひ立ち寄りたいスポットです。今回は「由比宿」の面影を残す『由比本陣公園』のご紹介でした!
基本情報
・名称:由比本陣公園
・住所:静岡県静岡市清水区由比297-1
・電話:054-375-5166
・営業時間:9時~17時
・定休日:月曜日(祝日の場合は翌日),年末年始等
・入園料:無料
※御幸亭,広重美術館は有料
※御幸亭/大人150円,小中学生50円
※広重美術館/大人520円,大・高校生310円,小中学生130円
※2026年1月時点
・駐車場:あり
・アクセス
-JR東海道本線「由比駅」から徒歩25分