ぶらりうぉーかー

ぶらりお散歩とプチ旅の参考書です。

【三保松原 御穂神社】松並木の参道「神の道」を歩いて「羽衣伝説」ゆかりの社を参拝しよう!

こんにちは。静岡県清水の『御穂神社』の参拝録です。
「みほじんじゃ」と読みます。富士山世界文化遺産の構成資産に登録されている『三保松原』にある駿河国三之宮です。『三保松原』と言えば、「天女の羽衣伝説」で知られている場所。松林の中には天女が羽衣を脱ぎ掛けたとされる『御穂神社』の御神木「羽衣の松」が鎮座しています。「羽衣の松」から『御穂神社』までは直線上に立地し、「神の道」と呼ばれる松並木の参道で結ばれています!

みほしるべ

ここは世界文化遺産「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産としての『三保松原』の価値や魅力、また松原の保全の大切さをわかりやすくガイダンスし、後世に継承するための施設「静岡市三保松原文化創造センター みほしるべ」。この建物の裏手に無料で利用可能な「羽衣公園駐車場」があります。『御穂神社』を参拝するなら、ここに駐車するのがおすすめ。『御穂神社』鳥居横にも参拝者専用駐車場があるのですが、「羽衣公園駐車場」から「神の道」を通って参拝するのがいいですよ!なお「羽衣公園駐車場」から「羽衣の松」「三保松原海岸」までは徒歩5分ほどです。

神の道

そして、ここが「羽衣の松」側の「神の道」の入口。『御穂神社』の鳥居まで、約500mの松並木が続く参道です。「羽衣の松」に来臨した神様の『御穂神社』までの通り道なんですね。松の根を痛めないようにボードウォークとして整備されており、バリアフリー仕様なので車椅子でも大丈夫です!この「神の道」と『御穂神社』も「富士山世界文化遺産 構成資産」のエリアに含まれていますので、見逃せませんよ!

樹齢200年以上といわれる老松が立ち並ぶ厳かな雰囲気の「神の道」。気持の良い参道です!

幹が斜めに伸びている風情ある松も見どころの一つ。

途中にはベンチが設置された休憩スペースが何ヶ所かあります。

松の葉が生い茂る神々しい雰囲気の「神の道」を進んでいきます!歩いているうちに心が洗われて、清々しい気持ちになっていきますよ!

鳥居

「神の道」の向こう側に『御穂神社』の鳥居が見えてきました!

御祭神は、大己貴命(おおなむちのみこと)、三穂津姫命(みほつひめのみこと)。創建は不明ですが、境内の案内板によれば、千古の昔より三保の中心に鎮座し三保大明神と称されたと書かれています。中世以降は武士の崇敬も篤く、徳川幕府は慶長年間に社殿を造営寄進したようです。

鳥居の後ろから「神の道」を眺めます。後ほど、道を戻って「羽衣の松」を目指します!

境内を進むと拝殿前の舞殿が見えてきます。

舞殿

手水舎

拝殿

『三保の松原』のある三保半島は清水港の天然の防波堤としての役目を果たしていることから、地域の方々からは清水港の守り神・海の神としても崇敬を集めてきたようです。

神馬舎

安永二年(1773年)駿府大火で静岡浅間神社の2頭の神馬が『御穂神社』に逃げてきて、1頭は残り、もう1頭は戻ったと伝えられています。2026年は午年(うまどし)で、しかも60年に一度の「丙午(ひのえうま)」の年。”ウマくいく”ご利益倍増の年になるかも知れませんね。

絵馬にも白い神馬が描かれています!

「神の道」をもどって「羽衣の松」へ向かいます!

羽衣公園入口

『三保松原』は約5㎞の海岸に約3万本の松が生い茂る景勝地で、1922年に日本初の名勝に指定されました。他にも「日本新三景」「日本三大松原」、そして「富士山世界文化遺産構成資産」にも選定されています。松林は「羽衣公園」として整備されており、その一角に「羽衣の松」があります。

園内はこんな感じ。松林を抜けると海岸が広がっています。

ユニークな育ち方をした松があちこちで見られますよ!

羽衣の松

そして、これが「羽衣の松」。

近くにあった看板を見ると、この松は三代目「羽衣の松」なんですね!調べてみると初代は江戸時代の富士山宝永大噴火の時に海中に沈んだとされ、2代目は立ち枯れが進んだために伐採、2010年に現在の3代目に引き継がれたのだそう。3代目も推定樹齢300年とのことで、そうとうな古木ですね!

両手を広げているような枝ぶりが絵になる「羽衣の松」。やはり、天女が羽衣を掛けられそうな枝ぶりをした松が選定のポイントなんでしょうね。貴重な1本に任命されたので、周りは柵で囲まれています。

羽衣の碑(エレーヌの碑)

意外にも『三保の松原』とフランスとのつながりがあったとは!
日本の能に魅せられたフランスの舞踊家エレーヌ・ジュグラリスは、「羽衣伝説」を題材にした作品を発表、公演は大成功をおさめるも病気により35歳という若さでこの世を去ります。生前、「羽衣伝説」の舞台である憧れの地『三保松原』を訪れることを希望していましたが、その願いは叶わず。夫のマルセル氏は、エレーヌの遺志を果たすため、彼女の遺髪を携え『三保松原』を訪れます。これを機に、エレーヌの功績を称えて、1952年に記念碑が建立されたとの事です。

羽車神社

「羽衣の松」近くにある『御穂神社』の離宮の小さな神社「羽車神社」。神社名の由来は、以下の通りみたいです。
「大己貴命天上に登り順う可き条々を奏し、天乃日鷲大羽鷲羽車に乗り三保の御崎に休み給う(日本惣国風土記)」「大己貴命天の羽車大鷲に乗り妻妾を覓む(先代旧事本紀)」とあるように、当社御祭神が天の羽車の大鷲に乗って降臨されたと伝わる。(引用元:御穂神社ホームページより)

富士山の眺望

三保海岸からの富士山。散策した日は、ちょっと雲が多くクッキリとした富士山の雄姿は拝めませんでしたが、雲の晴れ間から、かろうじて姿を現したところをパシャリ!歌川広重が描いた「冨士三十六景 駿河三保之松原」の通り、駿河湾を挟んで望む富士山が美しい絶景スポットとして、昔から人気の場所です。海岸の両端のエリア(八木地先と鎌ヶ崎)に富士山眺望地がありますので、ぜひ散策してみて下さい!
今回は『三保松原』のパワースポット『御穂神社』のご紹介でした!

基本情報

・名称:御穂神社
・住所:静岡県静岡市清水区三保1073
・電話:054-334-0828
・駐車場:あり(無料)
 ※神社参拝者駐車場か羽衣公園駐車場
・アクセス
-JR「清水駅」または静鉄「新清水駅」からバス
 ※三保方面行バスにて約30分「三保松原入口」下車、徒歩約10分