
こんにちは。千葉県館山市にある『沖ノ島公園』の散策録です。
館山湾の南端に位置する周囲1㎞ほどの小さな無人島で「南房総国定公園」内にある観光スポットです。昔は500mも沖合いにあった島が、関東大震災による隆起などで、現在は陸続きになっています。島の周辺には太平洋側のサンゴ生息地の北限エリアがあり、東京湾とは思えないくらい透明度が高い綺麗な海です。夏は海水浴で賑わい、気軽にシュノーケリングや磯遊びが楽しめますよ!
駐車場

「沖ノ島護岸」沿いが駐車スペースになっており、約400台ほど駐車可能です。海水浴シーズンには「沖ノ島環境保全協力金」として、車1台あたり1,000円程度の協力金をお願いされることがあるようです。
沖ノ島

駐車場から『沖ノ島』を望みます。

『沖ノ島』まで続く砂浜。夏は海水浴場になるようですね。
Googleマップの航空写真で『沖ノ島公園』を見るとこんな感じ。何となく干潮時に陸地と島が繋がるトンボロ現象がおこる地形っぽく見えますが、ネットで調べても出てこないので、陸続きのままなのかな。
案内図

『沖ノ島』は島全体が公園になっており、小径が整備されています。島内には小さな神社があるので参拝した後、最大の見どころである海沿いの岩場にある「洞窟」に向かいます!

島内にトイレはありません。以前は島の中央付近にあったようなのですが、2025年時点ありませんでした。
遊歩道

遊歩道を歩いて森の中を進んで行きます。小さな島なので1周30~40分ほど、ゆっくり散策したとしても1時間ほどでまわれるかと。

「宇賀明神社」の看板が見えてきました。看板に沿って遊歩道を進むと社殿横に辿り着きますが、鳥居をくぐって参拝するために社殿を通り過ぎて一旦、海岸に出ます。

恐らく、森の中の遊歩道を通らず、時計回りに磯場づたいに進んでいくと「宇賀明神社」の参道入口に辿り着けるかと。
宇賀明神社

そして、参道はこんな感じ。草木がうっそうと生い茂っています。

一の鳥居。かなり低い鳥居ですよ。

二の鳥居。その向こう側に見えるのが社殿です。

宇賀明神は、嘉保3年~康和元年(1096年~1099年)、安房守として赴任した安房國司、源親元卿が地域産業の発展を願い、嘉保3年(1096年)、倉稲魂(うかのみたま)の神を勧請し鷹ノ島の弁財天と共に建立したとの事。(境内の沖ノ島宇賀明神由来記より)
赤い糸


社殿には、ティッシュの入れ物らしき箱が取り付けられており、中には針金の入った赤いヒモが沢山。これは”幸せの祈願”に使うものです!
であい伝説


先程の赤い糸が、漁で使う「いわし網」に括りつけられていますね!昔から春になるとイワシの群れが島を囲んで海を深紅に染めたと言われており、「白い蛇」との意味があるとされる「宇賀」と深紅のイワシとの出逢いは幸せを呼ぶと語り継がれているらしい。紅白ということでめでたいと言う意味なんですかね!


”幸せが訪れる”という事で、赤い糸でハートの形をつくり、「いわし網」に結ぶと幸せが訪れるといわれています!但し、赤い糸はお一人様一本までですよ!

お次は「洞窟」に向かいます。


看板に従って細い遊歩道を進んでいくと海岸に出ます。それにしても地層がスゴイ!
洞窟


程なく、洞窟に到着!



戦時中に手掘りでつくられた戦争遺跡のようですね。


「洞窟」には横穴が何本かあり、ここは何故か、お賽銭をする穴になっていました。足元には1年玉がいっぱい!

「洞窟」の反対側の入口を出てみます!後から知ったのですが洞窟の向こうに海が見えるということでSNSで話題になったスポットがここらしい。


ここも地層がスゴイ!『沖ノ島公園』の地層は約2,000万年前の堆積岩でできており、関東大震災の影響により海底が隆起して、露出した地層が岩壁になったんですかね。

今回は陸続きの無人島『沖ノ島公園』のご紹介でした。千葉・館山観光の際は、ぜひ立ち寄ってみて下さい!
基本情報
・名称:沖ノ島公園
・住所:千葉県館山市館山1563
・電話:0470-22-3610
・入園:見学自由
・駐車場:あり(無料)
※海水浴シーズンは沖ノ島環境保全協力金として車1台1,000円程度