
こんにちは。千葉県いすみ市にある『清水寺』の参拝録です。
最澄の弟子、円仁によって創立された天台宗のお寺で、『音羽山 清水寺(おとわさん きよみずてら)』と読みます。通称『清水観音』。なんと、あの京都・東山区の有名な「清水寺」と山号も全く同じお寺なんですね!お寺のホームページによると、京都の「清水寺」、兵庫・加東市「播州清水寺」とともに「日本三大清水」と称されているのだそうです。
清水観音の森駐車場

田園風景が広がる道沿いに「清水観音の森駐車場」があります。トイレが完備されている駐車場です。「大日本三所音羽山清水寺」と刻まれた石碑がありますが、これは「日本三大清水寺」のことなのかな。調べてみると岩手県花巻市にも「音羽山清水寺」があり、こちらも「日本三大清水寺」を主張されています。諸説あるという事なのかな。
参道入口

駐車場横にお寺への入口があります。坂道を上がった先に「仁王門」があるのですが、その前にも駐車場があります。坂道は300mほど。上るのがしんどい方は「仁王門」前に駐車するのが良いかも知れません。


こんな坂道を上がること5分前後。

「仁王門」が見えてきました。この「仁王門」手前が駐車場になっており10台くらい駐車可能なスペースがあります。この駐車場が満車の場合は、「清水観音の森駐車場」を利用しましょう。
仁王門




老朽化により1993年に再建立。可愛らしい仁王像がお出迎えしてくれます!
四天門



文政5年建立の「四天門」。風神・雷神と持国天・増長天を祀っています。
風神・雷神


持国天・増長天


手水舎




参拝したのは6月下旬。「手水舎」は”あじさいの花手水”で彩られていました!
奥院堂



文化11年本堂の仮堂として建てられた「奥院堂」。県指定文化財の「十一面観世音菩薩」が安置されています。大黒天とびんずるさまもお出迎え。
百体観音堂

西国・坂東・秩父札所100か所のご本尊を祀るお堂「百体観音堂」。向かって左側に「閻魔堂」、右側に「赤穂四十七士」がある面白い構造の建物です。


隙間から「百体観音」を覗いてみます。


100体も並んでいると、なかなか壮観な眺め。
閻魔堂


赤穂四十七士


なぜ「赤穂浪士」なのかわかりませんが、明治時代に地元の仏師が製作したものらしく、当時の住職の方が供養のために造らせたと伝えられています。



これは「四天門」の横に生えているイチョウの木。木の下には、もの凄い数の銀杏。ボタボタと音とたてて次から次へと落ちてきます!秋に落ちるものかと思いましたが、よ~く見るとまだ実が青い未熟なまま。これって実がつきすぎているので、樹木が弱るのを回避するため、実が成熟する前に落としてしまう「生理落果」?6月下旬にこんなに大量の青い銀杏が落ちているのを初めて見たのでビックリ!

「百体観音堂」先の階段を上ると「本堂」前に出ます。
本堂




現在の「本堂」は、文化14年(1817年)再建されたもの。
延暦年間(782~806年)、最澄がこの地を訪れて庵を造った後、円仁がその志を引き継いで、千手観音像を刻み安置、さらに坂上田村麻呂が堂宇を建立した大同2年(807年)が『清水寺』の創建年のようです。



彫刻もなかなか立派。
千尋の池



「本堂前」にある「千尋の池」には鯉がたくさん泳いでいました。夏でも水が涸れることのない池なのだそう。ご詠歌にも、この池が登場します。
「濁るとも千尋の底は澄みにけり 清水寺に結ぶ閼伽桶」

参拝途中に出会った猫ちゃん。本堂近くでお出迎えしてくれました。境内のあちこちを自由奔放に走り回っていましたが、どうやら、この猫ちゃん、お寺の”看板猫”みたいです。お寺のホームページにも写真が載っていました!参拝中に出会えたらラッキーですね。
今回は『音羽山 清水寺』のご紹介でした!
基本情報
・名称:音羽山清水寺
・住所:千葉県いすみ市岬町鴨根1270
・電話:0470-87-3360
・駐車場:あり
・HP:https://kiyomizudera32.com/
・アクセス
-JR外房線「長者町駅」下車、タクシー7分