
こんにちは。静岡県裾野市にある『須山浅間神社』の参拝録です。
世界遺産「富士山-信仰の対象と芸術の源泉』の構成資産のひとつで、富士登山の須山口登山道の起点となった神社として知られています。信仰の山としての富士山の登拝に利用された古くから存在する登山道との合わせての世界遺産という事なんでしょうね!
駐車場

トイレもある綺麗な駐車場です。ここも世界遺産登録にあたり整備したのかも。

駐車場から『須山浅間神社』までは徒歩2~3分ほど。


緩やかな坂道を川沿いに下っていくと赤い鳥居が見えてきます。


立派なスギに囲まれた境内ですね!
道興准后 歌碑


鳥居横には大きな歌碑。説明板によると、室町時代の僧侶で聖護院門跡だった道興准后が、富士山須山口登山道を紹介した一句らしい。こうした記録により、鎌倉時代から室町時代の頃には、すでに須山口は存在していたという事なんですね。「すはま口」と書かれているのが「須山口」と推定されているようです。
鳥居




主祭神は木花開耶姫(このはなさくやひめ)。「浅間神社」でお馴染みの神様ですね。
景行天皇の時代、日本武尊が蝦夷征伐の時にこの地を訪れて創建したとされ、欽明天皇13年(552年)に、蘇我稲目が再興したと伝えられています。
世界遺産 富士山


鳥居の左手前にある「富士山世界遺産」のプレート。構成資産は全部で25件です。

構成資産の中でもマイナーな存在な為、観光客で溢れかえるような場所ではなく、静かな境内です。
手水舎




参拝した日は「花手水」が飾られていましたが、年間通じてディスプレイされるのかな。


スラ~っと空に伸びる杉の巨木が素晴らしい参道。気持ちの良い空間ですよ!
狛犬



拝殿





拝殿はかなり新しいです。調べてみると2013年頃に改修された模様。
富士山須山口登山道

宝永四年(1707年)の富士山の大噴火により、須山口5合目付近の登山道が崩落した為、通行できない時期が長く続きましたが、安永九年(1780年)、地元民の方々の努力により復旧したとの事。案内図を見ると、現在は途中から「御殿場ルート」と呼ばれているんですね。
御神木




境内の御神木は樹齢400~500年の杉が何本もあるようで、見どころの一つ。また、大杉の横にある石灯籠の穴がハート型にくり抜かれているみたいで、密かに人気スポットになっているとか。現代的にはハート模様なのですが、日本古来から伝わる模様で「猪目」と呼ぶようです。これ気が付かなかったなぁ。参拝に行かれる方は、階段を上り切った左側にある石灯籠なので、見逃さないように!
古宮

慶長十三年(1611年)に建立、文政六年(1823年)まで現本殿位置に鎮座していた「古宮」。
年輪の年表


「古宮」横に飾られているのは、朽ちてきたため伐採された樹齢380年の御神木。年輪と歴史的な出来事がわかるようにしているのが面白い!関ケ原の戦いの時に生えてきたなんて歴史を感じますね~。


社務所の横には、木花咲耶姫のイラストと花手水がありました。なお、社務所は不定休、基本的には週末の土日だけ開けているようなのでご注意下さい。
富士山世界遺産構成資産の神社の参拝を検討されている方は、以下の記事もご参考に!
基本情報
・名称:須山浅間神社
・住所:静岡県裾野市須山722
・電話:055-992-5005
※裾野市観光協会
・駐車場:あり(無料)