こんにちは。今回は東京・千代田区にある『靖國神社』の紅葉狩りのご紹介です。
大鳥居から第二鳥居にかけて続くイチョウ並木の参道が秋参拝の最大の見どころです。例年の見頃は11月下旬から12月中旬。今年もほぼ例年通りの時期に黄金色に輝くイチョウを観賞することができました!
境内案内図
境内はこんな感じ。場所的には道路を挟んだ反対側に「皇居」や「日本武道館」がある場所に鎮座しています。殉国者246万6千余柱に及ぶ神霊が祀られています。
「九段下駅」を降りて、地下鉄の出口から坂道を上っていくと黒い巨大な鳥居「第一鳥居」が姿を現します。大きいので思わず声をあげてしまうかと。
第一鳥居
大正10年(1921年)に日本一の大鳥居として建てられた「第一鳥居」。現在の大鳥居は高さ25mで、1974年に再建されたもの。震度7の地震、風速80mの風にも耐えられる強度なのだそう。(靖國神社ホームページより)「第一鳥居」越しに眺めるイチョウ並木が絵になります!
参道のイチョウ並木
東京都内だとイチョウ並木の名所は、やはり「明治神宮外苑」なのかと思いますが、『靖國神社』参道も負けず劣らず見事。ただ、ここは神社の境内なので静かに観賞を。
参道に並行して駐車場があるのですが、駐車場側からも「参道のイチョウ並木」をぜひ見てみて下さい!全然印象が違うイチョウ並木の紅葉(黄葉)を楽しめますよ!
大村益次郎銅像
『靖国神社』のホームページによると、近代日本陸軍の創始者で『靖国神社』創建に尽力した大村益次郎の銅像と書かれています。明治26年(1893年)に建てられたらしい。
「第二鳥居」に向かう途中のイチョウ並木。
外苑休憩所
レストランや売店がある建物の横にある休憩スペース。外にベンチやテーブルがたくさんあるので、ここに座りながら色づいたイチョウを眺めるのがいいですよ~!
平日の朝早い時間帯なので、まだ人もまばら。静かな境内での至福のひととき。
石鳥居・駐車場入口
駐車場入口にある石鳥居前の狛犬とイチョウのコラボがいい感じでした!
第二鳥居
明治20年(1887年)に建てられた、この青銅の鳥居は、青銅製としては日本一の大きさらしい。
大手水舎
神門
昭和9年(1934年)に建造された「神門」。
菊の紋章が施された重厚感ある扉。「神門」の向こう側に見える「第二鳥居」と紅葉したイチョウ並木のコラボが綺麗でした。
中門鳥居と拝殿
この「中門鳥居」から先の撮影は禁止。拝殿前には警備の方も立っています。
まだ若干薄暗い時間帯に撮影した拝殿。東京の11月下旬の日の出は6時30分頃。8時前だとまだ拝殿に朝日が差し込んでいませんが、こんな厳かな雰囲気もいいですね。
神池庭園
『靖國神社』参拝の際には、忘れずに立ち寄りたいのが境内の一番奥にある「神池庭園」。大きくはありませんが回遊式庭園でなかなか落ち着ける空間ですよ!
『靖國神社』のホームページを見ると、庭園にある花崗岩の直橋は「日本一の長さを誇る」とありますが、上の写真のがそれなのかな。
遊就館
2024年12月上旬時点は、改修工事中のため閉館中の「遊就館」。
桜の標本木
関東にお住まいの方々にはTVでもお馴染み東京都の「桜の標本木」。
野外彫刻
境内にある様々な彫刻作品。「遊就館」周辺にたくさん展示されています。
慰霊の泉
「第一鳥居」を過ぎ、右手にある大きなオブジェ「慰霊の泉」。
さくら陶板
桜をモチーフにした「さくら陶板」も『靖國神社』の見どころのひとつ。令和元年(2019年)、靖國神社御創立150年記念事業に際して、英霊にゆかりのある各都道府県の土を用いて現地の職人たちの手によりにより制作されたらしい(靖國神社ホームページより)
陶板には様々なデザインがあり、興味深く散策。ベンチもところどころに設置してあるので、休憩スペースとしても使えますよ。
桜の季節の参拝も人気のある『靖國神社』ですが、紅葉時期もおススメです。2024年の黄金色のイチョウ並木の見頃は、もう少し続くかと思いますので、晴れた日にはぜひ紅葉狩り&参拝に行かれてみて下さい!
基本情報
・名称:靖國神社
・住所:東京都千代田区九段下3-1-1
・電話:03-3261-8326
・開門時間:通年午前6時
・閉門時間:1,2,11,12月/17時、3~10月/18時
・駐車場:あり
※本殿内正式参拝された方は無料、通常参拝は有料
・アクセス
-半蔵門線/東西線/都営新宿線
「九段下駅」出口1より徒歩5分
-東西線/有楽町線/南北線/大江戸線
「飯田橋駅」より徒歩10分
-有楽町線/南北線/都営新宿線
「市ヶ谷駅」より徒歩10分
-JR中央・総武線
「飯田橋駅」より徒歩10分