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ぶらりお散歩とプチ旅の参考書です。

【検見川神社】八方除総鎮護の古社参拝

 

こんにちは。今回は、千葉県千葉市にある『検見川神社』の参拝録です。
千葉県内の厄除け・厄払い・縁結びの神社として知られており、多くの人が訪れています。境内はそんなに広くはありませんが、少し高台にある境内は良い気が充満していそうな雰囲気を感じますよ!

表参道(南参道)

これが表参道の鳥居。京成電鉄千葉線「検見川駅」がすぐ近くにあり、徒歩1分ほどの駅近でアクセス抜群。鳥居の少し手前に踏切があります。

駐車場の場所が少しわかりずらいかも知れませんが。西参道側に2ヶ所(P1とP2)、東参道側に1か所(P3)あります。特にP1とP2は、踏切のすぐ近くの細い脇道の先にあるので、入り口を見逃さないように。

『検見川神社』の御祭神は、中神殿/素盞嗚尊(すさのおのみこと)、西神殿/伊弉冉尊(いざなみのみこと)、東神殿/宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)の三柱。三柱の神を総称して「神祇三社検見川大明神」として称えられています。

開運早見表

お馴染みの開運早見表。八方除け祈願は男女共通です。2024年はこんな感じなのでご参考に。「八方除け」とは、地相、家相、方位、日柄、歳まわり、風水等に基づく災禍災厄を取り除き、人々を良い気の流れに立ち還らせて運勢をよくするものです。

鳥居の先はすぐに階段、上り切った正面に拝殿があります。短いですが、木立の向こう側に拝殿の屋根が見えて、雰囲気の良い参道です。

東参道

P3駐車場のある東参道の様子を先にご紹介。

けみがわの狛犬

明治二年奉納された「子持ち狛犬」。

大鳥居

だいぶ新し目の立派な大鳥居。「神祇三社」の扁額もいい感じ!

手水舎

再び、表参道に戻って手水舎へ。提灯が吊るされていました。

拝殿

箒で綺麗に掃かれた気持ちよい境内。

貞観11年(869年)全国に流行した疫病を鎮めるために、下総の国では素戔嗚尊が祀られて、災厄消除を祈った場所がこの地であった事が『検見川神社』の始まりらしい。
その後、元和2年(1616年)金田銀太夫正明が検見川の地を領有した時代に、宇迦之御魂神を合祀、寛永年間(1624~1644年)にこの地に祀られていた伊弉冉尊を合祀して現在に至っています。『検見川神社』に改称されたのは昭和62年(1987年)。それ以前は「八坂神社」でした。

甲辰歳

拝殿の両脇には、今年の干支「辰」の大絵馬。縁結びでも知られる神社らしいデザインですね。毎年の干支イラストが楽しみ。

御神水

手水舎の向いにある御神水。左右の龍の口からチョロチョロと流れ出ています。井戸水を汲み上げているようでペットボトルを持参していくのが良いかと。

夫婦欅

拝殿の左奥にある御神木「夫婦欅」。

子授けの樫

拝殿右側には御神木「子授けの樫」。根っこはいっしょ?何本もの幹がニュキニョキ伸びている感じが、子授けのご利益にあやかれそうですね。

境内末社(寄宮社)

本殿裏の林の中にあった境内社のひとつ。合格成就や五穀豊穣などにご神徳のある様々な神様が祀られています。

宮間嵓士翁顕彰像

東参道の大鳥居近くにひっそりと佇んでいた宮司像。現在の宮司さんが宮間さんという方なので、この翁像は先代で『検見川神社』の発展に貢献された方なのかな。

ちまき守り

『検見川神社』の特徴のひとつである「ちまき守り」。素戔嗚尊が蘇民将来という男に宿を借りたお礼に、その子孫を災いから末長く防ぐとして渡した「蘇民将来之子孫也」と書かれた護符がついている由緒あるお守りです。疾病や災難から身を守るために、門口や玄関に祀ります。

今回は千葉県随一ともいわれる八方除総鎮護『検見川神社』のご紹介でした。

基本情報

・名称:検見川神社
・住所:千葉県千葉市花見川区検見川町1-1
・電話:043-273-0001
・駐車場:あり
・HP:https://www.kemigawa-jinja.com/
・アクセス
-京成電鉄千葉線
「検見川駅」徒歩1分
-JR総武線
「新検見川駅」西口徒歩6分