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ぶらりお散歩とプチ旅の参考書です。

【江月水仙ロード】千葉・鋸南町『水仙の里』散策

こんにちは。今回は千葉県鋸南町にある『江月水仙ロード』の散策録です。
諸説あるようですが、兵庫県の淡路島、福井県の越前海岸、そして千葉県鋸南町の3ヶ所が「日本三大水仙群生地」とされています。
「江月水仙ロード」は、江月地区にある両側約3㎞にスイセンが咲き乱れる町道の事で、見頃は、例年12月中旬から1月下旬ころ。スイセンの開花期間中には「水仙まつり」も開催され、水仙ライトアップなども行われる模様。

『江月水仙ロード』は無料駐車場ありとなっていますが、場所がよくわからず、「道の駅 保田小学校」第二駐車場に駐車。恐らく、位置的にはこの場所の事なのでしょう。『江月水仙ロード』への車の乗り入れは出来ませんので、ここに駐車して歩いていきます。看板を見る限り、ここからだと往復約8km。結構ありますね。徒歩がしんどい方は、道の駅のレンタサイクルを利用する手もあるみたいですよ。

案内図

駐車場前に案内板がありました。やはり『江月水仙ロード』まで少し距離がありますね。入口まで誘導する矢印案内が、各所にあるので迷う事はないかと。

川のほとりにスイセンが咲く「保田川」沿いを歩いて『水仙ロード』へ向かいます。

江月水仙ロード

「水仙ロード入口」に到着。ここから片道約3kmの散策スタート!見学は自由です。

『江月水仙ロード』のコース全体図。
スイセンの撮影スポットなどもイラストで描かれています。『江月水仙ロード』の終点は”山頂”となっており、Google Mapでも”江月山頂”となっていますが、本当の山ではなく、江月地区を走る町道の高台の事を指しているようです。平坦な道ばかりではなく、最後は若干の上り坂があります。道は全面舗装されています。

水仙まつり

今年度の「水仙まつり」は、2月5日(日)までの開催。開花情報が確認できる電話番号もあるみたいです。

町道の上を通る「東関東自動車道館山線」の橋を過ぎたあたりから「スイセンの群生地」が出現し始めます。

町道の両側の農道脇や農地に群生するスイセン。里山に群生するスイセンを見ながらのまったりハイキングです。

町道を外れて、少し農道まで入ったところに群生しているスイセンを眺めるのがおすすめ。ほのかな甘い香りに早春を感じますよ!

朝日を浴びるスイセン。ちょっと表情が変わりますね。

水仙の里

「水仙の里 散策の道」の看板を発見。
どのあたりを歩いているのか、わかるようになっています。いつの頃からか『江月水仙ロード』の名称で推すようになったんでしょうね。

道路脇の斜面に咲き誇るスイセン。訪れたのは1月中旬。まだ見頃が続きそうです。

さすがに「日本三大水仙群生地」だけあって、群生の規模がスゴイ。
筆者在住の神奈川県では三浦半島の城ヶ島が有名ですが、それを遥かに凌ぐ規模!毎年1000万本近い水仙が、鋸南町から出荷されているのだそう。里山に群生するスイセンでは日本一かも知れませんね。

『水仙ロード』の中間地点にある休憩所とトイレ。トイレは終日使用可能のようですが、時間が早すぎて、休憩所は開いていませんでした。なお、『水仙ロード』終点にも簡易仮設トイレが設置されています。

里山の一本道、右を見ても左を見てもスイセンの群生。ほったらかしにしても毎年、確実に花を咲かせるので、強い植物なんでしょうね。有毒植物としても知られていますが、ニラと間違えて食べてしまい、中毒症状を引き起こした事件もあるらしい。

案内板の情報によると、このあたりがテレビでもよく紹介される場所なのだそう。緩やかな斜面に広がる水仙畑が絵になる風景です。

地蔵堂

このお地蔵様が見えてくると、もうすぐ『水仙ロード』の終点です。

富士山ビューポイント

地蔵堂前の”富士山ビューポイント”。
天候に恵まれれば、富士山とスイセンのコラボが楽しめるスポットのようです。残念ながら、この日は見えず。千葉は晴れているんだけどな。

いぼ神様

ゴールは「いぼ神様」が目印です。

「道の駅 保田小学校」にお立ち寄りの際は、少し足を延ばして「江月水仙ロード」まで、菜の花が咲く前の早春を感じるハイキングがおすすめです。

基本情報

・名称:江月水仙ロード
・住所:千葉県安房郡鋸南町江月
・電話:0470-55-1560
・駐車場:あり
・アクセス
 -JR内房線「保田駅」から徒歩15分
・関連HP/道の駅保田小学校
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