こんにちは。
神奈川県小田原市の『小田原城址公園』で開催中の「小田原城菊花展2022」に行ってきました。昨年に引き続き2年連続の訪問です。
小田原城のイヌマキ
『小田原城址公園』へ来る度に、必ず立ち寄って見入ってしまう小田原市指定天然記念物のイヌマキ。うねっているような幹がスゴイですね。幹回り4.5mは小田原市最大の巨木なのだそう。
小田原城跡本丸の巨松
この松も小田原市指定天然記念物かつ「かながわの名木100選」に選定されています。本丸の隅に佇んでいるのですが、お城に注目が集まってしまうので、少し地味な存在です。
小田原城
『小田原城菊花展2022』は本丸広場で開催中。開催期間は11月3日(木)~11月15日(火)の10~16時の間で見学は無料。
なお、小田原城天守閣への入館料金は、一般510円、小中学生200円です。
(2022年11月時点)
小田原城菊花展
昨年もディスプレイされていた小田原城のミニチュアと小菊の「総合花壇」。
やはり、この展示は毎年恒例なんですね。
「菊花展」と言う展示会は秋の風物詩ですね。大菊一本仕立てとか三本仕立てとか、コンクールの色々な部門で受賞した作品が並んでいます。
今回の展示会には約600点もの作品が出品されているのだそう。丹精込めて育て上げた作品のお披露目ですね。
菊も種類がたくさんあって、細かい分類までは判りませんが、これは「大菊」で花の直径が18㎝以上のものを指すようです。また「大菊」の分類として「厚物」「管物」「広物」があるとの事。
このタイプは「大菊」の「管物」と言う分類らしい。
さらに「管物」から「太管」「間管」「細管」に分類されるとの事。
昨年の菊花展は、小田原城のミニチュアを見入っていましたが、今回気に入ったのは、「管物」の展示。丸まった花弁が、ゼンマイのように伸びていく姿が綺麗。
「スプレー菊」のコーナー。
「小菊」とどう違うのか、詳細はわかりませんが、「小菊」は日本古来の菊で、「スプレー菊」は品種改良でできた”西洋の菊”の事なのかな。
ちょっと変わった菊のコーナーに展示されていた作品。
「一文字菊」との名前で、長く幅広い花弁が、丸く平たく咲くのが特徴の「大輪咲き」品種なのだそう。
「丁字菊」。この菊も初めて聞く名前をですが、大きなジニアのような不思議な姿をした菊です。
ネームプレートに「てまり菊」と書いてありました。普通の菊では、あまり見掛けないダークピンクっぽい色が印象的です。
手作り甲冑
今年は「菊花展」に同じ本丸広場で、「手作り甲冑」の展示がありました。
小田原には「北條手作り甲冑隊」なる歴史愛好家や甲冑好きな方達が集まったグループが存在し、小田原の観光振興に貢献しているみたいです。どうやら、そのコスチュームの展示のようですね。「北條手作り甲冑隊」のホームページによると、年間出陣回数は100回を超える事もあり、海外にも出陣しているとの事です。
「小田原の菊をめぐるプチ旅」は次回も続きます!
基本情報
〇小田原城址公園
・住所:神奈川県小田原市城内6-1
・電話:0465-23-1373
※小田原城総合管理事務局
・駐車場:なし(一般駐車場)
※近隣コインパーキング利用
・公式HP:https://odawaracastle.com/
アクセス
〇JR/小田急線
『小田原駅』より徒歩10分
(小田原城址公園入口)