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ぶらりお散歩とプチ旅の参考書です。

【山梨県 山中諏訪神社・山中浅間神社】山中湖の神社巡り

こんにちは。
富士五湖の中で一番富士山に近い「山中湖」は、「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」として世界遺産に登録された構成資産のひとつ。多数の富士山撮影ポイントがある人気の観光スポットです。
今回は「山中湖」畔にご鎮座する『山中諏訪神社』と『山中浅間神社』を参拝します。

山中湖

湖西側の無料駐車場に駐車、湖の畔を散歩した後、神社巡りをします。この日は曇が多く、残念ながら富士山を拝む事は出来ず。

白龍の松

ヒョロヒョロっとした面白い枝ぶりの松。確かに龍のようですね。
『山中諏訪神社』の御祭神・豊玉姫命が、奥宮のある明神山から白龍に導かれ、里宮へ来ると言う云われがある事から、「白龍の松」と命名されたらしい。

ふじさんアジサイ"あかね"

湖畔に白い花が咲いているので、何だろうと思ったら、何とアジサイ!
8月の真夏に咲いているなんて想像もしていませんでした。この三角錐状のアジサイは「ピラミッドアジサイ」と言う種類で、暑さに強い品種なのだそう。

ビックリしたのは、このアジサイ山梨県で開発した「ふじさんアジサイ あかね」と言う新しい品種らしい。まだ咲き始めたばかりで、これからピンク色に変わっていくのでしょうね。

鯉奉納碑

魚が喜んでいるようなモニュメントを発見!
碑文を見ると、このモニュメントは、どうやら鯉らしい。現在の埼玉県寄居町を中心とする富士講のひとつ、丸正講の人々が享和元年(1801年)に山中湖を訪れ、鯉を放流、富士五湖に魚を放流した記録としては最古の出来事みたいです。

『山中諏訪神社』」参道入口に到着。
「山中諏訪明神」とも呼ばれているんですね。安産子授けの守護神として崇敬されている『山中諏訪神社』。毎年9月の例大祭で行われる「安産祭り」が有名です。

途中、参道脇の土俵を発見!奉納相撲が行われているのだろうか。

湖畔からは徒歩2分程度で、境内に到着。

御祭神は、建御名方命(タケミナカタノミコト)、豊玉姫命(トヨタマヒメノミコト)
人皇十代崇神天皇の御代七年(西暦104年)、国中に疫病が蔓延した時、勅命をもって、神様を祀ったのが、山中諏訪神社の始まりと云われ、上天皇御代の康保三年(966年)には、村人が開墾の守護神として諏訪大明神を合祀。
また、天文二十一年(1552年)には、武田晴信公が北条氏との合戦に際し、御加護を請ひ奉らんと本殿を造営寄進。
(引用元:山中諏訪神社HPより)

さて、次は『山中浅間神社』の参拝へ。
ムササビが棲んでいる鎮守の森の中の散策路を進んでいきます。

境内散策路

2社の位置的な関係はこんな感じです。
散策路を進むと、国道138号にかかる赤い橋があり、それを渡ると『山中浅間神社』社殿の横に出ます。

山中浅間神社

ご存知、静岡県富士宮市の富士山本宮浅間大社を総本宮とする浅間神社のひとつ。
細長い参道の両脇に立つ、細長い木々が印象的です。

境内では、3対の狛犬がお出迎え。古い順に並んでいるのだろうか。

一番手前の”小さい狛犬”が気に入ったので、阿吽の写真を一枚づつ。

ご由緒について。
承平元年(931年)に、三柱の神・木花開耶姫命(コノハナノサクヤヒメノミコト)、天津彦々火瓊々杵尊(アマツヒコヒコホノニニギノミコト)、大山子祇命(オオヤマズミノカミ)を勧請して奉ったことが、山中浅間神社の始まりで、村上天皇の勅命で建立されたと伝えられる。
(引用元:山中諏訪神社HPより)

これにて、山中湖の神社巡りは終了。
山中湖観光の際、まったりと湖畔散策をしながら、参拝に立ち寄るのがおすすめです。出来れば、晴れていて富士山が綺麗に見える日がベストですが、お天気ばかりは祈るしかないですね。

基本情報

〇山中諏訪神社
・住所:山梨県南都留群山中湖村山中13
・電話:0555-62-3952
・駐車場:あり(湖畔無料駐車場)
・HP http://www.suwajinja.com/index.php

〇山中浅間神社
・住所:山梨県南都留郡山中湖村山中11
・電話:0555-62-2237
・駐車場:あり(湖畔無料駐車場)

アクセス

白龍の松⇒鯉奉納碑⇒山中諏訪神社⇒山中浅間神社