ぶらりうぉーかー

ぶらりお散歩とプチ旅の参考書です。

【東京都目黒区 郷さくら美術館】「一年中、桜に出会える」美術館

こんにちは。今回は、東京・中目黒駅近くの小さなミュージアム『郷さくら美術館』のご紹介。
『郷さくら美術館』は、2006年に福島県郡山市に現代日本画の専門美術館としてオープン、その後、2012年には中目黒に東京館を開館しました。
桜の名所として知られている「目黒川」のほとりにあり、「満開の桜を日本画で楽しむ」のが美術館のコンセプトなのだそうです。

郷さくら美術館

『中目黒駅』から徒歩5分程度。”さくら模様”が施された黒い外壁の建物が印象的です。
隣りは、ガソリンスタンドなのですが、美術館の建物がアーティスティック過ぎて、この場所だけ異空間!

COLORFUL イロドリ日本画展

現在開催中の展覧会「COLORFUL イロドリ日本画展」。
2022年6月28日~9月4日間の開催です。入館料は一般500円とリーズナブル。

1階展示室

今回の展覧会の写真撮影はOKでした。
1階と3階で企画展、2階に桜をモチーフにした作品を展示しています。
展示作品を何点かピックアップしてご紹介!

「四季樹花図」

林 潤一 作

「モン・サン・ミッシェル」

下田義寛 作

3階展示室

1階展示室から、3階展示室まではエレベーターで移動。3階展示室を観終えたら、階段で2階展示室へ行く動線です。

「緑林」

林 潤一 作

「森の家族(左隼)」

西野陽一 作

「爽暁清韻Ⅰ」「爽暁清韻Ⅱ」

林 潤一 作

林 潤一氏と言う方の作品が多い事に気がつきました。”花木画の名手”と称される日本画家なのだそう。

桜百景Vol.28

2階は、桜を描いた作品展示のコーナー。「桜百景Vol.28」と題されており、もう28回目なんですね!「COLORFUL イロドリ日本画展」に合わせてピンク色をテーマに、桜の作品を配置したとの事。

「醍醐寺の桜」

村田林蔵 作

京都のさくらの名所のひとつ「醍醐寺」。特に枝垂れ桜が良さげですね。桜のシーズン中は、激混みなんだろうなぁ。

「遊鯉図」

平松礼二 作

散った桜の花弁が浮かぶ池で、優雅に泳ぐ鯉二匹。”風流の極み”のような図ですね。

「小諸城址の桜」

柳沢正人 作

「日本100名城」で知られる長野県小諸市の「小諸城址」。「日本さくら名所100選」にも選定されているんですね。

「喜多方満開桜」

岸本浩希 作

これは、福島県喜多方市の「日中線しだれ桜並木」かな?
約3kmにわたって約1000本の枝垂れ桜が咲き誇る「桜の名所」として知られていますね。枝垂れ桜のトンネルなんて綺麗そう!行ってみたい場所のひとつです。

入館料がリーズナブルで、気軽に立ち寄れる小さな美術館。一年中、桜に出会える美術館として、重宝しそうです。

基本情報

・名称:郷さくら美術館
・住所:東京都目黒区上目黒1-7-13
・電話:03-3496-1771
・営業時間:10時30分~17時
・休館日:月曜日
  ※年末年始、展示替え期間等も休館
・入館料:一般/500円、大・高校/300円
     中学生/100円、小学生/無料
   ※2022年8月時点 
・駐車場:なし
・HP:https://www.satosakura.jp/

アクセス

〇東急東横線
『中目黒駅』より徒歩5分